【水回りでリフォームしたい場所ランキング】男女490人アンケート調査

水回りでリフォームしたい場所 アンケート調査

毎日使う水回りは、家の中でもとくに汚れや傷みが目につきやすい場所です。

そのため「水回りをリフォームしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

今回は持ち家にお住まいの490人にアンケートを実施。

「水回りでリフォームしたい場所」や「リフォーム会社の選び方」について聞きました。

【調査概要】

  • 調査対象:持ち家にお住まいの方
  • 調査期間:2023年5月12日~19日
  • 調査機関:自社調査
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 有効回答数:490人(女性331人/男性159人)
  • 回答者の年代:10代 0.6%/20代 9.6%/30代 35.3%/40代 30.4%/50代 17.6%/60代以上 6.5%
調査や調査データについて

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水回りでリフォームしたい場所1位は「浴室」

水回りでリフォームしたい場所

持ち家にお住まいの490人に「水回りでリフォームしたい場所」を聞いたところ、1位は「浴室(190人)」、2位「トイレ(154人)」、3位「洗面所・脱衣所(120人)」でした。

毎日複数人が使う場所である「お風呂」「トイレ」「洗面所」が上位にランクイン。

複数のリフォームしたい場所を挙げた人も多く、水回りは傷みやすいことがよくわかる結果となりました。

1位 浴室

  • 浴槽。曲線を描くようなちょっと変わった形で溝もあるので、掃除しにくいから(36歳 女性)
  • 浴槽が古く、床のタイルも割れてきている(47歳 女性)
  • 浴室全体をより広くリフォームしたい(58歳 男性)

1位は「浴室」でした。

お風呂の壁や床など一部分だけを挙げた人もいましたが、全体を入れ替えたいという声も多数。

リフォームしたい理由としては「汚れている」「狭い」「掃除しにくい」などが挙げられました。

40代以上の人を中心に「バリアフリー仕様にしたい」という声も多く寄せられています。

ちなみにユニットバスは、10~15年程度でリフォームするのがいいといわれています。

2位 トイレ

  • 汚れが目立つようになってきたので(34歳 男性)
  • 節水型のトイレにしてみたい(42歳 男性)
  • タンクレストイレにしたい(58歳 女性)

2位は「トイレ」です。

リフォームしたい理由は「汚れや傷みが目立つ」「高機能なトイレに変えたい」など。

トイレがかなり古く、和式から洋式にしたいという声もありました。

便器や内装を変えるのではなく、「トイレ入口の段差をなくしたい」という声も。

トイレは1日に何回も使いますから、快適な場所にしたいですよね。

3位 洗面所・脱衣所

  • 収納がないし、狭い(36歳 男性)
  • 洗面所の壁にカビが生えてきているので(49歳 女性)
  • シャワー付きの蛇口にしたい(56歳 女性)

3位は「洗面所・脱衣所」でした。

洗面所もカビが発生しやすい場所で、汚れが目立ちます。

プラスチックのパーツが使われている洗面台だと、プラスチック部分だけ黄ばんで見た目が悪いこともあるでしょう。

古い洗面台は、収納や蛇口の使い勝手が悪いことも。

また、家族が増えたので洗面台を増やしたいという声もありました。

洗面所のスペースが広いご家庭では、ホテルのようにシンクを2つ設置するケースもあります。

4位 キッチン

  • 水道の水垢が目立つので、タッチレスにリフォームしたい(33歳 女性)
  • 生ごみの処理に困らないよう、ディスポーザーをつけたい。またシンクをもう少し大きめにして洗い物しやすくしたい(49歳 男性)
  • キッチンの高さが私にあっておらず、使っていると腰が痛くなるから(50歳 男性)

4位は「キッチン」。

とくにシステムキッチンに変えたいという声が多くなっています。

「ディスポーザー」「食洗器」「使いやすい収納」など、最新のシステムキッチンには家事をラクにしてくれる工夫がたくさん施されています。

また「キッチンの収納棚や床が湿気で傷んでいる」という声も多く寄せられました。

古いキッチンだと動線が悪くて使いにくいケースもありそうですね。

5位 ベランダ・庭

  • 屋外の配管。凍結する時があるので、断熱を強化したい(38歳 男性)
  • 散水栓が壊れやすいから(51歳 男性)
  • 2階のベランダに水道がないので、ベランダの床が洗えなくて汚くなってしまった。水道をつくって、傷んだ床も治して綺麗にしたい(52歳 女性)

5位は「ベランダ・庭」でした。

洗車や家庭菜園などのため、ベランダや庭に水栓柱を設置しているご家庭もあります。

水栓柱が使いにくいため、リフォームしたいというコメントも多くなりました。

また水栓柱がないため、「屋外に蛇口を新設したい」という人も。

最近ではおしゃれなデザインの水栓柱も多く、エクステリアとして家の雰囲気をよくしてくれる効果もありそうです。

新設する場合には、冬に屋外の配管が凍結しないよう注意しましょう。

水回りのリフォームをしたいけどしない理由1位は「金銭的に難しい」

水回りのリフォームをしない理由

次に、水回りのリフォームをしたいにも関わらず「なぜしないのか」を聞きました。

その結果、圧倒的1位は「金銭的に難しい(345人)」でした。

費用がネックとなり、リフォームに踏み切れない人が全体の7割にのぼりました。

「各場所をバラバラにリフォームすると余計な費用がかかるため、他の場所が傷んできたときにまとめてリフォームしたい」と考えている人もいるようです。

次ぐ2位は「緊急性がない(120人)」、3位「工事中設備が使えないのは困る(21人)」、4位「業者選びが難しい(16人)」でした。

1位 金銭的に難しい

  • 見積もりをしたら高かったから(30歳 女性)
  • リフォームの費用が高額になるため、簡単には手が出ない(49歳 男性)
  • 過去のリフォームローンが残っていて、資金的に厳しいからです(70歳 男性)

1位は「金銭的に難しい」でした。

水回りのリフォームにかかる費用はリフォーム内容やリフォーム会社によって異なりますが、まとまった金額がかかることは間違いありません。

例えばユニットバス交換は150万円~で、トイレの交換も30万円~といった相場です。

そのため「リフォームに向けて貯金中なのでまだできない」「費用が高そうなので躊躇している」という声が多くなりました。

実際にリフォームに向けて動き出したものの、見積もりを見て諦めた人もいました。

2位 緊急性がない

  • 築10年しか経過しておらず、リフォームは時期尚早だと思うからです(36歳 女性)
  • 見た目だけの問題で、使用するのに支障がないから(41歳 女性)
  • 故障したわけではないので(61歳 男性)

2位は「緊急性がない」です。

「不満や不便はあるが、故障はしていない」「家の築年数が浅い」などの理由で、まだリフォームしていない人も多くなりました。

使いにくいが故障はしていない、見た目が好みではないだけという状態なら、しばらくリフォームしなくても問題はないでしょう。

しかし不具合があるのに「まだ大丈夫」と思って使っていると、いつか大きな故障につながって、多額の修理やリフォーム費用が必要になるかもしれません。

水漏れや水回り周辺の腐敗などの不具合があるなら、早めの対処をおすすめします。

3位 工事中設備が使えないのは困る

  • 「リフォーム中はお風呂を使えない」と思ったら、なかなか踏み切れません(38歳 女性)
  • バスルームがひとつしかないので、工事に時間がかかった場合、お風呂に入れなくなるのではと心配(50歳 女性)
  • 数日間はトイレを使用できないから(64歳 男性)

3位は「工事中設備が使えないのは困る」でした。

おおがかりなリフォームになる場合、水回りが使えない期間ができることに不安を感じる人も多いようです。

ただ、洋式トイレから洋式トイレへの交換なら半日程度で終わるなど、最近ではリフォームの工期も短縮されています。

お風呂のリフォームも、浴槽交換だけなら工期は1日程度です。

工期については、一度リフォーム会社に相談してみることをおすすめします。

4位 業者選びが難しい

  • どこに頼んでいいかわからない(36歳 男性)
  • 会社選びが難しい(48歳 女性)
  • どの業者に依頼するか決められないから(61歳 女性)

「業者選びが難しい」が4位でした。

リフォーム費用は決して安くないですし、のちのち不具合が起きては困りますから、業者選びは慎重に行いたいですよね。

失敗したくないという思いから業者選びに悩んでしまい、決められないという人もいました。

5位 住み替えを予定している

  • 相続の関係で、住み続けられるか不明だから(46歳 女性)
  • 子どもがいないので、いずれは施設に入るか、気に入ったところがあれば移住したいと思っているので(54歳 女性)
  • 今引越しの話が出ていますので、保留にしています(68歳 男性)

5位は「住み替えを予定している」でした。

「将来的に今の家に住み続けるかわからないので、お金をかけたくない」と考えている人もいました。

長く住まないなら、多少不便でもなんとか我慢できるのかもしれません。

また建物自体が古い場合、リフォームではなく全面建て替えするという選択肢もあります。

6位 忙しくて時間がない

  • 仕事を休めない(32歳 男性)
  • 時間がなくてしていません(46歳 女性)

6位は「忙しくて時間がない」でした。

リフォームは検討や相談に時間がかかります。

また「工事中は在宅する必要があるものの、仕事を休めない」と心配している人もいました。

リフォーム中に帰省したり旅行したりする場合も、仕事を休む必要があるでしょう。

時間を確保できないため、リフォームできていないご家庭もあるようです。

7位 リフォームできなさそう

  • もともとのスペースが狭いので、リフォームできるのか不安があります(36歳 女性)
  • トイレの床を廊下の高さに合うよう上げると、トイレの天井が低くなって立ったときに天井に頭がつかえます。そのため段差をなくすためのリフォームをあきらめています(66歳 男性)

7位は「リフォームできなさそう」でした。

スペースがないなどの事情で、希望に合うリフォームができなさそうと考えているご家庭も多くなりました。

また分譲マンションでは、管理規約で「やってはいけないリフォーム」が決められていて、希望通りのリフォームができないこともあります。

リフォーム会社を選ぶポイントは「実績があり信頼できること」

リフォーム会社を選ぶポイント

最後に水回りのリフォームをする際の「リフォーム会社を選ぶポイント」を聞いたところ、1位は「実績があり信頼できる(210人)」、僅差の2位は「予算に見合う(207人)」でした。

3位「口コミ・評判がいい(104人)」、4位「地元密着である(71人)」と続きます。

リフォームにはまとまったお金がかかるため、費用面がリフォーム会社を選ぶポイントになるのは自然です。

ただ予算に加え、「実績」「口コミ」「地元密着」などを挙げる人も多数おり、安心して任せられることが重要と考えている人が多いとわかります。

1位 実績があり信頼できる

  • お金が多少かかっても、しっかりとした実績がある業者を選びたい(34歳 男性)
  • 信頼のおける大きな会社(55歳 女性)
  • 水回りリフォームの実績が多く、信頼できるリフォーム会社(63歳 男性)

1位は「実績があり信頼できる」でした。

施工実績が多い会社は「たくさんの人に選ばれている」と考えられますから、信頼できそうですね。

とくにリフォームしたい箇所の施工実績が豊富なら、安心できます。

また、有名な会社や大きな会社に頼みたいというコメントも目立ちました。

2位 予算に見合う

  • とにかく安く済ませたい(39歳 男性)
  • お手頃価格でリフォームしてくれる業者があると助かる(60歳 男性)

2位は「予算に見合う」です。

費用の面でリフォームをしていないご家庭も多いので、納得の結果です。

ただ、できるだけ安い方がいいという声も多かった一方で、「適正な価格であること」「コストパフォーマンスがいいこと」を挙げた人も多くなっています。

あまり安すぎるとちゃんと工事してくれるのか不安になるという心理があるのかもしれません。

3位 口コミ・評判がいい

  • 自分の周りで評判のよい業者(39歳 女性)
  • インターネットの口コミを参考にする(45歳 女性)
  • 評判のよいリフォーム会社(51歳 男性)

3位は「口コミ・評判がいい」でした。

「高評価が多いリフォーム会社なら安心」と考える人も多いとわかります。

ネットの口コミを参考にする人もいれば、実際にリフォームをした知り合いに聞くという人もいました。

リフォーム会社を利用した人になら、詳しい話が聞けそうですね。

4位 地元密着である

  • 地元ですぐ来てもらえる距離にあること(45歳 女性)
  • 地元密着の業者です。評判が広まりやすくて、業者さん自身も注意せざるを得ないからです。手抜きへの抑止力になるため、地元業者に頼むと決めています(54歳 男性)

4位は「地元密着である」でした。

地元密着型の業者だと、何かあったときに駆けつけてもらいやすいメリットがあります。

また地元の評判を意識しているため、リフォームメニューに多少融通を効かせてくれる業者もあるようです。

5位 対応がいい

  • フットワークが軽く、利用者の話をきちんと聞いて対応してくれる業者(33歳 女性)
  • 親身になって相談を受けてくれる会社(52歳 女性)
  • 顧客に合わせたリフォーム計画の提案力(64歳 男性)

「対応がいい」が5位でした。

レスポンスが早くて丁寧に対応してくれる業者を選びたい人も多くなっています。

リフォームにあたってはわからないことも多いですから、丁寧に説明してくれる会社なら安心できますよね。

営業担当者の対応がいいと、相談や質問もしやすいでしょう。

6位 施工が丁寧

  • 丁寧に作業をしてくれる業者(45歳 女性)
  • ごまかしなく仕上げてくれる業者がいいです(53歳 女性)
  • 丁寧な仕事をしてくれる業者さん(68歳 男性)

6位は「施工が丁寧」でした。

いくら費用が安くて営業担当者が親切でも、肝心の施工が雑だと台無しですよね。

「過去に依頼したリフォーム業者の作業が雑で後悔している」という経験から、施工の丁寧さを重視している人もいました。

施工が丁寧かどうか調べる場合、ネットの口コミや周囲の評判が役立つでしょう。

7位 付き合いがある

  • 家を建てたハウスメーカーでしてもらいたいです。家の構造などを熟知しているので(31歳 女性)
  • もともとのハウスメーカーにやってもらうか、夫の知り合いである業者に頼む。「費用が安い知らない業者」に頼むのは怖い(47歳 女性)
  • 今まで何ヶ所かリフォームしてもらっているので、同じところに依頼すると思います(66歳 男性)

7位は「付き合いがある」でした。

具体的には「過去にリフォームを頼んだことがある業者」「新築時の工務店・ハウスメーカー」「知り合い」など。

知らない業者に頼むのは怖いと考えている人が多いとわかります。

新築時の工務店やハウスメーカーにリフォーム部門がある場合、配管などもきちんと把握しているため安心です。

8位 アフターサービスが充実している

  • 保証がついているところ(35歳 女性)
  • アフターケアまでしっかりとしてくれる業者さんが良いです(45歳 男性)

8位は「アフターサービスが充実している」でした。

リフォーム後の定期点検や無料保証などがついている業者なら安心です。

アフターサービスの内容やサービスを受けられる期間は会社によって違うので、契約前に確認しておくといいですね。

まとめ

持ち家に住んでいる490人にアンケートを実施したところ、希望箇所を複数挙げた人が多くなり、水回りリフォームへの関心の高さがうかがえました。

ただリフォームしたくても、費用の問題で実際には踏み切れていない人が多数。

水回りのリフォームにはまとまったお金がかかるので、気軽には依頼できませんよね。

ただ「お金がないから」「ちょっと不具合はあるけど、まだ使えるから」と先延ばしにしていると、いつか大きな故障が起こる可能性も。

「節水トイレ」「高断熱浴槽」「トイレや浴室への手すり設置」といったエコやバリアフリーに関わるリフォームなら、補助金の対象になるかもしれません。

今の水回りに不便や不満を感じているなら、「費用がいくらになるか」「補助金が使えるか」をリフォーム会社に相談してみてはいかがでしょうか。

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