【後悔!マイホーム購入時に注意しておけばよかったことランキング】男女501人アンケート調査

マイホーム購入時にもっと注意すればよかったこと アンケート調査

マイホームは大きな買い物ですから、購入前には間取りや価格を慎重に検討する方が多いでしょう。

しかし慎重に検討したにも関わらず、住み始めてから「もっと注意しておけばよかった」と後悔する人が多いのも事実です。

そこで今回はマイホームの購入経験がある501名にアンケートを実施し、「マイホーム購入時に注意しておけばよかったこと」を聞きました。

今後マイホーム購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

【調査概要】

  • 調査対象:マイホームの購入経験がある人
  • 調査期間:2023年3月5日~15日
  • 調査機関:自社調査
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 有効回答数:501人(女性267人/男性234人)
  • 回答者の年代:20代 5.4%/30代 38.1%/40代 34.7%/50代 17.0%/60代以上 4.8%
調査や調査データについて

データご利用の際の注意点

出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
出典元の記載方法についてはこちらをご覧ください。

マイホームの購入時に重視したことは「立地のよさ」

マイホームの購入経験がある501名に「 マイホーム購入時に重視したこと」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。

マイホーム購入時に重視したこと

圧倒的1位は「立地のよさ(296人)」、次ぐ2位は「騒音・治安などの周辺環境(93人)」でした。

家そのものよりも、土地や周辺環境を重視した人が多数。

外観や内装はリフォームすればある程度変更できますが、立地や周辺環境を自力で変えることはできないからでしょう。

では具体的な回答を紹介します。

1位 立地のよさ

  • 「夫婦それぞれの実家に近い場所か」を重視して選びました(25歳 男性)
  • 「商業施設」「公共交通機関の駅」「飲食店」に行きやすい立地であること。幹線道路から近すぎないこと(39歳 女性)
  • 立地条件。近くに学校、スーパー・コンビニがあるか(40歳 男性)

1位は「立地のよさ」でした。

重視したポイントは「交通アクセス」「商業施設・医療機関の近さ」「実家に近いこと」など。

生活の利便性を考えると、駅までの距離や通勤時間は大切ですよね。

また、子育て中や両親が高齢のご家庭なら、実家に近いところに住んでいると何かと安心で便利です。

「高台」や「地盤が強い場所」など、災害リスクが少ないことを重視して土地を選んだ人も複数いました。

立地は利便性や安心感に大きく影響する要素といえます。

2位 騒音・治安などの周辺環境

  • マイホーム近辺の雰囲気(28歳 女性)
  • 周辺地域の治安や騒音(50歳 女性)
  • 自然が豊かで、老後に散歩が楽しめそうな環境です(69歳 男性)

2位は「騒音・治安などの周辺環境」でした。

「騒音がひどい」「夜道が暗く、治安が心配」といった環境だと、安心して暮らせないと感じる人も多いでしょう。

とくに子どもの誕生を機にマイホーム購入を考えた人の場合、治安は気になりますよね。

「子育てしやすい環境かどうか」と答えた人も多くなりました。

3位 価格が予算内か

  • ローン支払い額と生活費のバランス(34歳 女性)
  • 支払い総額(41歳 男性)
  • 土地の値段(55歳 男性)

3位は「価格が予算内か」でした。

予算をオーバーしすぎると、月々のローン返済額が大きくなって生活を圧迫します。

そのため、予算内で収まることを重視した人も多くなりました。

なおマイホーム購入時には住宅・土地価格以外の「手数料」がかかるほか、ローンにも金利がかかります。

そのため住宅購入時には、額面の金額だけはなくトータルでいくらになるかも考えておく必要があります。

4位 間取り・生活動線のよさ

  • 二世帯のつもりだったので、部屋数は重視しました(36歳 男性)
  • 生活しやすい家事動線(42歳 女性)
  • 子どもが大きくなったとき、個々に部屋を与えられるかどうか(54歳 女性)

「間取り・生活動線のよさ」が4位でした。

「子ども全員に個室を確保できるか」「各部屋の広さ」「家事しやすい動線か」を重視した人も多くなっています。

求められる間取りは家族の数やライフスタイルにより異なります。

間取りの例を比較して、どのような間取りなら生活するうえでのストレスが少ないかを考えてみるのがおすすめです。

5位 日当たりがよいか

  • 南向きで日が入ること(30歳 女性)
  • リビングや各部屋の日当たりの良さ(41歳 男性)
  • 一番重視したのは日当たりの良さです。昼間日が当たらなかったら暗い気持ちになると思いますし、部屋の中に湿気がたまりやすくなると思ったからです(61歳 男性)

5位は「日当たりがよいか」でした。

日当たりは部屋の暖かさや洗濯物の乾きやすさなどに関わってきます。

また日中家にいることが多い場合は、精神面や電気代にも影響するので、日当たりを重視した人も多くなりました。

6位 外観・デザインが好みか

  • 外観のデザイン(34歳 女性)
  • デザイン性。サイディングの色や室内の壁紙の色、吹き抜けなど(50歳 女性)

6位は「外観・デザインが好みか」でした。

デザインが自分好みだと、家を見たときに気持ちがよくなり、満足度も高まります。

また外観デザインや素材によってメンテナンスのしやすさが変わるため、外観・外壁は「維持費」や「住みやすさ」にも影響します。

7位 断熱・耐震などの機能性

  • 災害に強い家(28歳 女性)
  • 高気密、高断熱の性能(40歳 男性)
  • 建物の安全性(69歳 男性)

7位は「断熱・耐震などの機能性」です。

家の機能性は、室内の快適性や災害時の安心・安全に大きく関わります。

例えば断熱性能の低い家だと「冬が寒い」「暖房や冷房が効きにくく、電気代がかさむ」といった問題が起きます。

近年新築される家であれば一定の断熱性能・耐震性能を満たしていることが多いものの、中古物件を購入する際には注意が必要でしょう。

マイホーム購入で後悔していることがある人は68.9%

続いて「マイホーム購入で後悔していることはあるか」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。

マイホーム購入で後悔していることの有無

「とてもある」「多少ある」が合わせて68.9%です。

7割近くの人が「マイホーム購入に関して後悔していることがある」と回答しました。

不満のない完璧なマイホームをもつのは、なかなか難しいとわかります。

マイホーム購入時にもっと注意すればよかったこと1位は「間取り・生活動線のよさ」

最後に「マイホーム購入時にもっと注意すればよかったこと」を聞きました。

マイホーム購入時にもっと注意すればよかったこと

「間取り・生活動線のよさ」を挙げた人が1位となっています。

実際に住んでみてから「ちょっと間取りが使いにくいな」と感じることも多いのでしょう。

次ぐ2位には「騒音・治安などの周辺環境(70人)」、3位には「立地のよさ(53人)」がランクインしました。

「重視したことランキング」で上位にランクインしなかった項目としては、「外構のデザイン・使い勝手」「コンセント・スイッチの位置」「収納の使い勝手」などが挙げられました。

見落としがちな細かい部分ではありますが、生活の快適さに大きく関わってくるポイントだとわかります。

では具体的な回答を紹介します。

1位 間取り・生活動線のよさ

  • 和室を作ったのですが、不要でした(38歳 女性)
  • 子ども部屋の間取りを狭くとったため、エアコンをつけると風が当たったり効きすぎたりして過ごしづらい(41歳 女性)
  • 間取りをもっと真剣に考えればよかったです(69歳 男性)

1位は「間取り・生活動線のよさ」でした。

「使っていない部屋や使いにくい部屋がある」「家事がしにくい」と感じている人も多数。

間取りを重視して家を選んだり建てたりする人は多いですが、実際に住んでみないとわからないことも多いようです。

家族構成が変わったりライフスタイルが変わったりして、購入当初の間取りが使いにくくなるケースもあるでしょう。

2位 騒音・治安などの周辺環境

  • 街の治安(24歳 男性)
  • 周囲の環境です。電線があるため、鳥のフン被害があり困っています。立地を重視していたので、あまり考えていませんでした(38歳 女性)
  • 周辺の開発計画です。新しい道路が開通したことで便利になったのですが、交通量の増加に伴い、騒音も増えました(59歳 女性)

2位は「騒音・治安などの周辺環境」でした。

「価格や交通アクセスを重視したため、周辺の治安や騒音まではしっかり調べなかった」と後悔している人も。

購入当初は周囲が静かだったものの、開発が進んで環境が変わってしまったというケースもありました。

市役所などで周辺の開発計画を教えてもらえることもあるので、気になる方は聞いてみてはいかがでしょうか。

3位 立地のよさ

  • 実家や職場から離れた場所に購入を決めたので、実際に生活した時のシミュレーションをしておけばよかったです(33歳 女性)
  • 職場から遠すぎたこと。2時間半かけて通勤している(51歳 男性)
  • 土地が低いことです。水害にあったことはありませんが、大雨が降ると心配です(63歳 女性)

3位は「立地のよさ」でした。

立地をあまり重視しなかったため、通勤・通学が不便だったり災害リスクが大きかったりして後悔している人もいました。

通勤・通学や実家との行き来は日常的なものなので、少しの不便が積もり積もって大きな不満になることもあります。

マイホームを購入すると気軽には引っ越しできないので、立地はしっかりチェックしたいですね。

4位 外構のデザイン・使い勝手

  • 塀を建てるのに失敗してしまい、庭がみすぼらしくなってしまった(27歳 男性)
  • 「四季を感じる庭に」と植物をおまかせで配置してもらったものの、落ち葉を毎日掃除しないといけないので、オーダーをもう少し考えればよかった。あとウッドデッキの木が劣化してきてしまうので、材質を変更すればよかった(37歳 女性)
  • 駐車場が狭く、子どもたちの自転車やバイクが置けない(40歳 女性)

「外構のデザイン・使い勝手」が4位でした。

「家の外観や内装にはこだわったが、庭や門などの外構・エクステリアについてはあまり考えていなかった」という失敗は多いです。

外構は家全体のイメージを左右しますし、駐車場や駐輪場の使いやすさは日常生活にも大きく影響します。

将来的に所有する車の台数が増える可能性も考慮しておきたいですね。

マンションでも「エントランスに車寄せがないので不便」などの回答が寄せられました。

5位 コンセント・スイッチの位置

  • 外壁にもコンセントを設置しておけばよかった(29歳 女性)
  • コンセントを多くつけておけばよかった。数が少なくてタコ足配線になり、大失敗でした(48歳 女性)
  • コンセントをメーカーに言われるまま設置してしまったこと。「最悪延長コードでつなげばいい」と考えていたが、延長コードを伸ばすと見栄えも悪いし邪魔になる(58歳 男性)

5位は「コンセント・スイッチの位置」でした。

ほしいところにコンセントがないと、家電の配置に困ります。

延長コードを使えばカバーできますが、見た目が悪くなってしまうので、残念に思う人も多いようです。

また「外壁にコンセントをつければよかった」という意見も。

庭やベランダで電化製品を使うご家庭なら、検討しておきたいですね。

同率5位 周辺住民の雰囲気

  • 近隣にどんな方が住んでいるのか(27歳 女性)
  • 近隣で野良猫に餌をあげている方がいて、庭に糞尿される被害がありました。購入前に近隣の人も見ておくべきでした(35歳 女性)
  • 近所付き合いや町内会について、よく調べておけば良かったです。知らない人のお葬式に会社を休んで出席するような土地柄だったので、愕然としました(45歳 男性)

「周辺住民の雰囲気」が同率5位でした。

「同じ年代の家族がいるか」「迷惑行為をする人がいないか」などをチェックしておけばよかったという声が寄せられています。

周辺住民について調べるのは難しいですが、「昼間だけではなく夜も見に行ってみる」「マンション共用部や地域のゴミ捨て場をチェックする」などの方法があります。

不動産業者などに聞いてみるのもいいでしょう。

7位 日当たりがよいか

  • 2階ばかり意識していて、1階の日当たりが良くなかった(39歳 女性)
  • 日当たりを「朝」「昼」「夕方」のタイミングで確認すればよかったです(41歳 女性)
  • 日当たりです。冬に日当たりの悪い部屋は光熱費が高くつきますし、寝室などは寒くて寝られません(64歳 男性)

7位は「日当たりがよいか」です。

「日当たりのよい時間が短い」「冬の日当たりが悪い」などの回答がありました。

季節を変えて日当たりをチェックするのは現実的に難しいですが、1日の中で時間を変えて日当たりをチェックするのはおすすめです。

8位 収納の使い勝手

  • 収納スペースに棚を作ってもらえばよかった(35歳 女性)
  • 玄関内に収納スペースがあればなお良かったと思う(44歳 女性)
  • リビングに収納場所を増やしておけばよかった(59歳 男性)

8位は「収納の使い勝手」でした。

ほしいところにほしいだけの収納スペースがないと、使い勝手が悪いと感じがちです。

また子どもが成長するとモノが増えがちなので、「もっと収納をつくればよかった」と後悔している人も多くなりました。

9位 コスト面の検討

  • 駅から近い物件なので、かなり高額になってしまったこと(39歳 女性)
  • ローンの支払いについてばかり聞いていたが、管理費と税金についてももっと確認しておけば良かった(47歳 男性)
  • もっと資金計画をちゃんとしていれば良かったと思う。年齢のわりには、購入金額が高かった(58歳 男性)

9位は「コスト面の検討」でした。

マイホームには建築費用や購入費用だけではなく、「各種手数料」「引っ越し費用」「購入後の税金や維持費」などもかかります。

かかるコストの全体像を把握していないと、のちのち「ローンや税金の支払いがキツい」「メンテナンス費が出せない」と困ってしまうかもしれません。

また、住宅ローン控除やマイホーム関連の助成金・補助金についての知識もあると安心です。

10位 住宅設備の使い勝手

  • 暖房設備の選択。エアコンと床暖房にしたが、寒冷地のため寒い。薪ストーブが良かった(34歳 男性)
  • 2階でも水道が使えるようにすれば良かった。防犯面を考慮して1階はシャッターをつけたが、台風などの自然災害に備えて2階にもシャッターをつければ良かった(47歳 男性)
  • 水回りの状態をシッカリ見ておけばよかった(53歳 女性)

10位は「住宅設備の使い勝手」でした。

水回りなどの使い勝手をしっかり考えればよかったという人が多数。

また床暖房は人気のある設備ですが、「不要だった」という意見も複数ありました。

人気だからと導入するのではなく、各家庭のライフスタイルに応じて本当に必要かを検討したいですね。

まとめ

マイホーム購入時には多くの人が「立地」「周辺環境」「価格」「間取り」を重視します。

一方で「もっと注意しておけばよかった」というポイントとしては「外構のデザイン・使い勝手」「コンセント・スイッチの位置」「周辺住民の雰囲気」などが挙がりました。

「立地」「周辺環境」「周辺住民の雰囲気」は変えるのが難しいので、とくに慎重に検討すべきだといえます。

また後悔しないマイホーム購入のためには、実際に住んだときをイメージしてみることが大切。

「通勤時間に無理はないか」「1日家にいる場合の日当たりや騒音はどうか」をチェックしてみましょう。

    物件種別必須
    物件住所必須

    お名前必須
    電話番号
    メールアドレス必須
    備考

    個人情報の取扱いについて」に同意の上、送信してください。

    簡単入力30秒
    訳あり物件の売却は
    今すぐご相談ください
    アンケート調査
    この記事をシェアする
    facebook twitter
    訳あり物件買取プロ
    タイトルとURLをコピーしました