【リフォーム・リノベーションしたい場所ランキング】男女500人アンケート調査

アンケート調査

「自宅をリフォームしたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

「リビングを明るくオシャレに」「水回りを使いやすく」「手すりをつけて廊下をバリアフリー化」など、さまざまなリフォームがありますよね。

今回は男女500人にリフォームに関するアンケートを実施。

「家の中でリフォーム・リノベーションしたい場所」「リフォームするうえで気になること」について調査しました。

【調査概要】

  • 調査対象:全国の男女
  • 調査日:2021年11月18日~22日
  • 調査方法:インターネットによる選択式&記述式回答
  • 調査人数:500人(女性343人/男性157人)

調査や調査データについて

データご利用の際の注意点

出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
出典元の記載方法についてはこちらをご覧ください。

家をリフォーム・リノベーションしたい人は90.2%

「自宅をリフォーム・リノベーションしたいですか?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。

「したい」と答えた人が90.2%で、9割を超えています。

多くの人が「リフォーム・リノベーションを希望している」「興味を持っている」ことがわかりますね。

リフォームを希望する主な理由としては「家の老朽化」「ライフスタイルの変化」「設備が使いにくい」などが挙げられます。

またテレワークが普及して、在宅時間が長くなったことも影響している可能性がありますね。

「家で長く過ごすようになったから、住環境を改善したい」「テレワークに適した家にしたい」と感じている人も多いのではないでしょうか。

リフォーム・リノベーションしたい場所1位は「浴室」

「自宅でリフォーム・リノベーションしたい場所はどこですか?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。

上位7位までをランキング形式で紹介します。

「リフォームを希望する場所」1位は「浴室」でした。

2位以下は「キッチン」「トイレ」「リビング」と続きます。

「洗面所」も5位に入り、上位7位までに水回りが4つランクインしました。

水回りは毎日使うため傷みやすく、「15~20年程度でリフォームするのがいい」と言われる場所です。

なお8位以下には「和室」「床・畳」「ベランダ」「外壁」「窓・サッシ」などが入っています。

では、なぜその場所をリフォーム・リノベーションしたいのかについて、具体的な回答をもとに紹介します。

1位 浴室

  • 水回りは経年劣化が気になるので、キレイにしたいです。シャワーなども性能のいいものに変えたら、便利になるかもしれないからです(20代女性)
  • 設備が古く、たびたびトラブルが起こるようになってきたから。将来のためにバリアフリー化したいから(30代女性)
  • 広くて最新の浴室で、快適な入浴時間を過ごしたい(50代男性)

1位は「浴室」です。

年代・性別を問わず多くの人が浴室を希望箇所として挙げました。

リフォームしたい理由は「設備が古くなってきた」「狭い」「寒い」「バリアフリー化」などが目立っています。

「浴室乾燥・浴室暖房」「ジェットバス」「テレビ」など、特定の機能を希望している人も。

リラックスして疲れを癒やすために、暖かくキレイな浴室でゆったりしたいと思う人が多いようです。

また最新の浴室にすれば、「床が滑りにくい」「掃除しやすい」「節水」などのメリットも得られます。

2位 キッチン

  • 水道から水しか出ないので、お湯が出るようにしたい(20代女性)
  • キッチンの収納がすごく少ないので、キッチンスペースを広げてパントリーを作りたいです(30代女性)
  • 今はガスで調理しているが、IHに変えてみたい(50代男性)

2位は「キッチン」でした。

リフォームしたい理由として多かったのは、「狭い」「収納が少ない」「使いにくい」「老朽化」など。

全体的に「使い勝手」を理由としている人が多かったものの、「キッチンをキレイにすると、家全体が華やかさを増すから」など、デザインに関する声もありました。

オシャレなキッチンは憧れますよね。

キッチンがキレイで使いやすいと料理が楽しくなりますし、「家事を頑張ろう」というモチベーションにもなります。

キッチンは比較的交換コストの高い箇所ですが、新しく多機能なキッチンは気分や生活の質が高まるだけでなく、将来的な売却を見据えた場合に買主に対してアピールできるポイントにもなるため、費用対効果の高いリフォームかもしれません。
ただし、数年以内に売却の可能性があるのであれば、多少古くてもリフォームせずにその分安く売却に出した方が、結果的に持ち出しが少なく済むことも多いため、売却時期とリフォームでお悩みであればまずは売却査定で相談をしてみるのも良いでしょう。

【監修者】SmuU
株式会社プラット執行役員
不動産メディアSmuU運営責任者

3位 トイレ

  • 古いトイレで狭いため、高齢で足の悪い家族が動きづらそうだからです(20代女性)
  • かなり古いタイプなので。掃除しやすく清潔に保ちやすいトイレにしたいです(30代女性)
  • 便座に暖房機能がなく冬場は寒いので、暖房機能をつけたい(40代男性)

3位に入ったのは「トイレ」です。

「古い」「汚れが目立つ」「臭いが気になる」などの理由が多く寄せられました。

また「自動洗浄」「節水」「暖房」などの機能を加えたいという人も。

トイレのリフォームは、高齢世代からニーズが高いと言われます。

今回のアンケートでも、40代以上で「トイレ」を挙げた人の割合がやや多くなっています。

また、20代・30代の方からも「親・家族のためにバリアフリー化したい」という声がありました。

同率3位 リビング

  • 雰囲気を良くしたい(20代女性)
  • 今のリビングは狭いため、広く快適にしたい(30代女性)
  • 畳をフローリングにしたい(40代男性)

「リビング」が同率3位に入りました。

「広くしたい」「和室リビングを洋室にしたい」などの回答が多く寄せられています。

また「テレワークに伴いワークスペースをつくりたい」「子どもが巣立ったので、リビングと寝室を繋げて一部屋にしたい」といった回答も。

生活スタイルが変わったことで、リフォーム・リノベーションを考えている人もいることがわかります。

5位 洗面所

  • 洗面台が狭くて、子どもが使うと水浸しになってしまう(30代女性)
  • 洗面所は水が温かくなるまでに時間がかかるため、早く温水になるようなシステムを付けたい(40代男性)
  • 現在の洗面化粧台は収納が少ないので、3面鏡タイプで鏡の後ろに収納スペースがあるものと交換したい(50代男性)

「洗面所」が5位にランクイン。

「収納が少ない」「古い」「狭い」「掃除しにくい」などの回答が多く寄せられました。

洗面所は、毎日使う水回りのひとつですが、お風呂やキッチンよりは順位が低くなりました。

「立ったり座ったりしないので危険を感じにくい」「長く時間を過ごす場所ではない」のが、比較的順位が低い理由かもしれません。

水回りの中では「リフォームしたいけど、まだいいか」と、優先順位が低くなりがちな場所と言えるでしょう。

6位 玄関

  • 昔からある家なので玄関がボロボロで、近所の人からどう思われているのか不安だからです(20代女性)
  • 狭くて靴箱収納が少ないので増設したいです(40代女性)
  • 玄関がキレイになると毎日気分よく過ごせると思うので(50代男性)

「玄関」が6位に入りました。

「狭い」「収納が少ない」「段差が高い」などの回答が寄せられています。

また、来客時には玄関にこもった臭いで悪い印象を持たれることも。

そのせいか「通風・換気できようにしたい」という意見も複数ありました。

『家の印象は玄関で決まる』とも言われるので、玄関をリフォームすると、ガラリと気分が変わることでしょう。

7位 寝室・自室

  • 全て襖で区切られており、完全な個室がないため(30代男性)
  • テレワークする機会が増えたので、「寝室」と「PC作業する場所」をわけたい(40代男性)
  • 日当たりも風通しも悪く、畳も傷んでいますし、壁も煤けているので、もう少し快適に居られるようにしたいです(50代女性)

「寝室・自室」が7位となりました。

「子どもの成長に合わせて、間取りや収納を変えたい」「使っていない部屋と合わせて1部屋にしたい」などの回答が寄せられています。

「壁を取りはらう」「新たに仕切りを設置する」「寝室を2階から1階へ移す」など、比較的大掛かりな要望が多い印象です。

また「壁紙を変えたい」という回答も複数ありました

壁紙リフォームはDIYでもできますが、「壁紙が破ける」「シワになる」など、品質が落ちる可能性も。

自信がない人は業者に依頼するのがオススメです。

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リフォーム・リノベーションをするうえで気になること1位は「費用」

「リフォーム・リノベーションをするうえで気になること」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。

上位5位までをランキング形式で紹介します。

ダントツの1位は、8割以上の人が回答した「費用はどれくらいか」です。

2位の「工期はどれくらいか」も、2割以上の人が気にしていることがわかります。

「費用と工期」がリフォームにおける代表的な気がかり点と言えそうですね。

なお6位以下には「建物への影響」「アフターサービス」などが入っています。

では具体的な回答を紹介します。

1位 費用はどれくらいか

  • どのくらいの料金がかかるのか、予算の関係もあるので気になっています(20代女性)
  • リフォーム代です。金利が安くてローンが組めればいいのですが…(40代男性)
  • どのくらいが適正価格なのか、よくわからない(50代女性)

1位は「費用はどれくらいか」となりました。

業者に見積もりをとれば費用はすぐわかりますし、おおよその料金をサイトで案内している業者もあるでしょう。

ただリフォーム費用の相場がわからないため、「見積もりを見ても適正料金なのか判断できない」というお悩みがあるようです。

また「希望をどんどん追加していったら、最終的に高額になるのでは」という不安もあるでしょう。

不安解消のための方法としては、「いくつかの業者から見積りをとる」「安い場合、安くできる理由が明確な業者を選ぶ」などがあります。

リフォーム内容によっては国や自治体から最大数百万円規模の補助金を受け取れる可能性があります。
補助金の交付には「登録された支援事業者」と工事請負契約を締結し、その事業者による申請が必要です。
工事箇所や製品等、補助対象の要件が細かく決められているので、
補助金利用を相談できる事業者の検索」などから相談をしてみましょう。
補助金事業の予算に達した時点で補助が終了するので早めの検討をおすすめします。

【監修者】SmuU
株式会社プラット執行役員
不動産メディアSmuU運営責任者

2位 工期はどれくらいか

  • 施工が終わるまでの日数(30代男性)
  • 水回りの場合は施工期間の長さが気になります(50代女性)
  • リフォームにかかる時間・期間。お風呂を使用できない期間が一番気にかかるところです(60代以上女性)

2位は「工期はどれくらいか」でした。

リフォーム内容によっては「水回りが使えない期間」「仮住まいする期間」が発生します。

そのため、リフォームを考えるうえでは工期も大切なポイントです。

あまりに工期が長いと、家族の生活への影響を考え、リフォームを躊躇してしまう人もいるでしょう。

なお「浴槽を入れ替える」「便器をとりかえる」など、水回りの設備交換だけなら1日で終わることもあります。

3位 業者の選び方

  • 工務店によっては「サービスがよくなく金額も高い」など悪い情報を見かけるので、「何を基準に選ぶといいのかな」と悩みます(30代女性)
  • 信頼できる業者をどうやって探したらいいのか(40代男性)
  • どのように業者を見つけたらいいかわからない。単に金額が安いというだけでなく、提案力とアフターサービスも勘案したい(60代以上男性)

「業者の選び方」が3位に入りました。

「隣家のリフォームの際、業者にかなり不愉快な思いをさせられたので、常識のある業者を選びたい」などの回答が寄せられています。

「技術力が高く、丁寧に施工してくれて、適正価格」というリフォーム業者をどのように見つけたらいいのか悩んでいる人が多数。

まずは、リフォームを希望する場所の施工実績が豊富な業者に見積もりを依頼しましょう。

そのうえで「見積もり内容が詳しい」「費用が安すぎない」「担当者が電気や水道に関する有資格者」といった業者を選ぶのがオススメです。

4位 希望通りになるか

  • 理想通りにできるかどうか(20代女性)
  • 理想とする姿へのリフォームは、構造的に可能なのか(30代男性)
  • 現在の躯体をなるべく活かしながら、経費も抑えた工法で希望のリフォームができるかどうかが気になります(50代男性)

4位に入ったのは「希望通りになるか」です。

リフォームしたのに希望通りにならなかったら意味がないですよね。

「狭い場所でもリノベーションできるのか」「家の造りによる制約があるのでは」と心配している人も多いことがわかりました。

事前にリフォーム業者に家をしっかり見てもらい、「何ができて、何ができないのか」をクリアにしておきましょう。

また、業者とのコミュニケーション不足やサンプルの確認不足などが原因で、「不具合はないものの仕上がりイメージが違う」というトラブルも起こりえます。

5位 リフォーム中の生活

  • 工事期間中に自宅に住み続けることは可能か(20代男性)
  • キッチン・バスをリフォームしたいので、リフォーム中の料理・お風呂をどうするか(40代男性)
  • リフォーム期間中の仮住まいをどうすればいいか(50代男性)

「リフォーム中の生活」が5位にランクイン。

「リフォーム中も自宅で生活していいのか」「仮住まいするとしたら、家は自分で探さないといけないのか」などの疑問が寄せられました。

家全体のリフォームなら「仮住まい」や「家財道具の移動」が必要になるでしょう。

「家族が高齢」「子どもが小さい・受験期」などだと、仮住まいや引越しは大きな負担になってしまいますね。

そのため「仮住まいの期間が長くなるなら、リフォーム自体を諦めよう」と考える人も。

なお「トイレだけ」「キッチンだけ」などリフォームの規模が小さいなら、そのまま自宅で生活できる場合もあります。

まとめ

男女500人にアンケートを行ったところ、「自宅をリフォーム・リノベーションしたい」と考えている人は90.2%でした。

多くの人がリフォームを考えていることがわかります。

リフォームしたい場所の1位は「浴室」。

2位「キッチン」、3位「トイレ」、5位「洗面所」と、水回りが多くランクインしました。

リフォームするにあたり気になるのはダントツで「費用」。

背景には「業者によって金額が大きく異なり、適正価格がわからない」というお悩みがあるようです。

また「工期」や「リフォーム中の生活」が気になるという人も多くいました。

監修者
株式会社AlbaLink代表取締役の河田憲二です。同社は空き家や事故物件などの売れにくい不動産の買取再販を行う不動産業者です。同社が運営しているサービスサイトである「訳あり物件買取プロ」の運営者も務めています。同社は東京証券取引所東京プロマーケット市場にも上場している不動産会社になります。

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