【土地選び・土地探しで優先することランキング】男女500人アンケート調査

アンケート調査

マイホーム用の土地を購入するときは、どのような条件を優先して選べばいいのでしょうか。

「土地の探し方や、チェックすべき点がわからない」と悩んでいる方も多いと思います。

そこで今回は全国の男女500人にアンケートを実施。

「土地探し・土地選びで優先すること」について調査しました。

【調査概要】

  • 調査対象:全国の男女
  • 調査日:2021年11月18日~20日
  • 調査方法:インターネットによる選択式&記述式回答
  • 調査人数:500人(女性353人/男性147人)

調査や調査データについて

データご利用の際の注意点

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土地選び・土地探しで優先すること1位は「災害に強い」

全国の男女500人に「土地選び・土地探しで優先することは?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。

上位10位までをランキング形式で紹介します。

土地選び・土地探しで優先すること」の1位は「災害に強いで、全体の半数以上となりました。

2位以下は「交通アクセスがいい」「商業施設が近い」と続きます。

全体的に見ると「安心・安全に暮らせること」と「生活が便利なこと」を優先している人が多くなりました。

では具体的な回答を紹介します。

1位 災害に強い

  • 地盤が安定していて、水害や地震などにも強い場所を優先したいです(20代女性)
  • 地域のハザードマップをみて、災害が起こりにくい場所を選ぶ(30代男性)
  • 地震に強い立地。「地盤が固い」「海や川から遠く高台にある」「土砂崩れの危険がない」などです(50代女性)

1位は「災害に強い」です。

警戒している災害としては「地震や津波」「台風」「河川の氾濫・水害」「土砂崩れ」などが多く挙がりました。

災害に弱い土地では、大切なマイホームや家族が大きな被害を受ける可能性もありますので、慎重に選びたいですね。

土地選びの参考にするものとして挙げられたのは「ハザードマップ」や「過去の災害状況・履歴」など。

地盤の強さを無料診断できるネットサービスもあります。

2位 交通アクセスがいい

  • 乗り換えなしで通勤できるところ(20代女性)
  • 複数路線使える駅の近く(30代女性)
  • 通勤に便利であること。駅から徒歩圏内であること(50代男性)

2位は「交通アクセスがいい」でした。

公共交通機関のアクセスのよさは、生活の便利さに直結しますよね。

通勤・通学は毎日のことです。

そのため「駅までちょっと遠い」「路線がやや不便」など、少しの不便をストレスに感じてしまう可能性もあるでしょう。

ただ、駅チカの土地は価格が高いため、利便性との折り合いをつけるのが難しかもしれません。

騒音を気にしてか「駅チカがいいが、線路の近くは避けたい」という意見も複数寄せられました。

3位 商業施設が近い

  • コンビニやスーパーが近くにあるところ(20代女性)
  • 食料品・日用品を買える場所が近くに複数あること(30代女性)
  • 徒歩10分圏内にスーパーやドラッグストアがある場所(40代男性)

3位に入ったのは「商業施設が近い」です。

日常的な買い物ができる「スーパー」「コンビニ」「ドラッグストア」などが近所にあると便利ですよね。

ただ大型の商業施設が近くにあると、交通量が増えたり騒音が気になったりすることも。

そのため「近くに大型のショッピングセンターがない場所を希望」という回答もありました。

また、将来的に商業施設が閉店する可能性も頭に入れておきましょう。

4位 静かな環境

  • 騒音がないかどうか。車がよく通る場所や線路の近くはうるさくて、家でゆっくり過ごせないと思う(20代女性)
  • 閑静な住宅街(40代女性)
  • 幹線道路や工場など、大きな音を出すものが近くにない場所(50代男性)

「静かな環境」が4位に入りました。

周囲の騒音が気になると、家でリラックスできませんよね。

騒音の原因は「周辺道路の交通量が多い」「電車の音」「工場やお店」などです。

また閑静に見える住宅地であっても「隣家の生活音」が気になるケースも。

昼と夜で環境が異なるので、購入前に騒音をチェックする場合には昼も夜も現地に出向くことをおすすめします。

5位 治安がいい

  • 治安の悪そうな公園が近くにない(30代女性)
  • 夜帰宅するときの安全性(40代女性)
  • 安全性。災害だけではなく防犯も含めて(60代以上男性)

「治安がいい」が5位に入りました。

「子どもがいるので、周辺の治安が気になる」「街灯があって明るいところがいい」などの回答が寄せられています。

治安をチェックしたいときには、警察署や自治体のサイトに掲載されている「周辺地域での犯罪発生状況」などが参考になります。

騒音同様、昼と夜に現地に出向いて周辺を確認するのもいいですね。

6位 医療機関に行きやすい

  • 小児科が近くにあること(20代女性)
  • 「病院が近くにあるか」「近くになくても行きやすいかどうか」もチェックします(40代女性)
  • 総合病院までの送迎バスがあるようなところ。車がなくても老後まで住めるような立地条件(50代男性)

6位は「医療機関に行きやすい」でした。

「老後のことを考えて、病院に行きやすいところがいい」という人が多数。

住み替えを考えていないのであれば、年齢を重ねたときのことも想定しておきたいですね。

ただ救急病院に近すぎると、「夜中も救急車のサイレンが響くので気になる」ということも考えられます。

7位 学校・保育園が近い

  • 学校や公園が近くにあり、子どもにとって住みやすい環境であること(20代男性)
  • 小中学校まで徒歩10分以内(30代女性)
  • 子どもが転校しないですむ場所を優先します(40代男性)

7位は「学校・保育園が近い」。

子育て世代や将来的に子どもをもちたい夫婦なら、「学校」「保育園・幼稚園」が近くにあることも重視したいですよね。

学校が遠すぎたり通学路が危険だったりすると、子どもの通学が心配になってしまうはずです。

一方で、「小学校に近すぎるとうるさい」という意見も。

音が気になる方は現地に出向いてみましょう。

土日は小学校がクラブチームの練習場所になるケースもあるので、週末の状況もチェックするのがおすすめです。

8位 平坦な土地

  • 出来るだけ平らな土地(20代男性)
  • 坂道がない平坦な土地(40代女性)

8位は「平坦な土地」。

「老後のことを考えて、坂道がないところ」などの回答が寄せられました。

坂の上に家があると眺望はいいかもしれませんが、足腰が弱ってくると外出が大変になるでしょう。

また土地自体に傾斜がついている場合には、家を建てるにあたり土地を平坦にする造成工事などの費用もかかります。

一方で傾斜地には、「土地が安い」「傾斜を生かして地下室やビルトインガレージをつくれる」などのメリットもありますよ。

9位 近隣住民の雰囲気

  • 隣家にどんな人が住んでいるのか(30代女性)
  • 秋祭りや神事など、住民が強制参加させられるイベントのない地域を選びたいです(40代男性)
  • 近隣トラブルがない場所(50代女性)

9位にランクインしたのは「近隣住民の雰囲気」です。

「地域のイベントや消防団に強制参加させられないか」「隣人と馴染めるか」などを心配する声が多数。

また「隣家の植木が、購入予定の土地に張り出している」「隣家の屋根から雪が落ちてくる」などがトラブルにつながるケースもあります。

近隣トラブルで引っ越しを余儀なくされることもあるので、事前に調べておきたいところです。

親切な不動産屋さんなら、近隣住民に話を聞くなどして調査してくれますよ。

10位 日当たりがいい

  • 日当たりがそこそこいいこと(30代女性)
  • 周囲にマンションや工場などがなく、空間と日当たりが確保されていること(50代女性)
  • 土地自体が北や西に傾いていないこと。北や西に傾いていると日当たりが悪いため(60代以上男性)

10位になったのは「日当たりがいい」でした。

日当たりがいいと「洗濯物が乾きやすい」「カビが生えにくい」「冬暖かい」「気持ちよく過ごせる」などのメリットがあります。

ただ日当たりがいい物件を選んでも「あとから隣に家が建ち、リビングに日光が入らなくなった」というケースも。

「将来的にずっと日当たりがいいか」を考える必要もありそうです。

反対に日当たりが悪い立地でも、窓や照明に工夫して快適に暮らしている人もいますよ。

建物より立地条件を重視する人は9割

「立地条件と建物では、どちらをより重視するか」聞いたところ、結果は以下のようになりました。

「立地条件」と答えた人が9割を超えています。

多くの人が建物よりも立地を重要視することがわかりました。

不動産業者も「土地か建物かで迷ったら、自分であとから変更できない土地を優先するべき」とアドバイスすることが多いです。

では、立地・建物それぞれを重視する理由について、具体的な回答をもとに紹介します。

立地条件を重視する人の意見

  • 家を売却したい場合に、売れないと困るため(30代女性)
  • 水害で床下浸水の被害にあって以来、雨が降ると落ち着かなくなったので(40代女性)
  • 建物はリフォームなどで変えられるが、立地は変更がきかないため(50代男性)

立地が重要だと考える人からは「建物は建て替えやリフォームが可能なのに対し、立地は変更できない」という意見が多数。

立地条件を変更したいなら引っ越すしかないので、結局は気に入っている家ともお別れすることになってしまいますよね。

また「将来売却する可能性も考えて、売れやすい立地を選ぶ」という回答も目立ちました。

ただ一概に「都市部・駅チカがいい」というわけではありません。

都市部・郊外それぞれにメリットとデメリットがあり、自然豊かな郊外に魅力を感じる人もいます。

自分や家族のライフスタイルにはどちらがより合うのか、しっかり考えてみましょう。

建物を重視する人の意見

  • アクセスがいい狭い家より、少しアクセスが悪くても広々とした家がいいから(20代女性)
  • 家にいる時間が長いので、建物を充実させたい。立地に関しては、車があればある程度妥協できる(30代女性)
  • あまり外に出ることがないので、周囲の環境よりも建物を重視して選ぶと思います(40代男性)

建物が重要だと考える人からは「家にいる時間が長いから」などの意見が寄せられました。

「立地も大切だが」という前置きした人もいれば、「そもそも立地にはあまりこだわっていない」「立地の悪さも土壌改良や建築工法でカバーできる」という人も。

「建物より立地が大切」と言われることが多いものの、家の中で快適に過ごすため、建物をより重視視する人もいることがわかりました。

「テレワークで家にいる時間が長くなった」「自分で買い物に行けなくても、ネットスーパーや宅食を利用できる」といった生活スタイルの変化が影響している可能性もありますね。

まとめ

全国の男女500人を対象にアンケート調査を行ったところ、「土地選び・土地探しで優先すること」第1位は「災害に強い」でした。

半数以上の人が「災害に強い」を挙げ、住まいには安心・安全を求める人が多いとわかります。

また「交通アクセスがいい」「商業施設が近い」など、生活の便利さを挙げた人も多くいました。

さらに「立地と建物のどちらを重要視するか」を聞いたところ、立地と答えた人が9割以上となりました。

建物はリフォームできても、立地は自分の力では変えられないためですね。

ただ将来的に「商業施設が閉店した」「隣にマンションが建った」など、立地条件が変化する可能性もあることは頭に入れておきましょう。

監修者
株式会社AlbaLink代表取締役の河田憲二です。同社は空き家や事故物件などの売れにくい不動産の買取再販を行う不動産業者です。同社が運営しているサービスサイトである「訳あり物件買取プロ」の運営者も務めています。同社は東京証券取引所東京プロマーケット市場にも上場している不動産会社になります。

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