【実家が遠いことのメリット・デメリットランキング】男女499人アンケート調査

実家が遠いことのメリット アンケート調査

実家が遠いと、自由度が増す一方で帰省の負担が気になることも。

また家族との交流が少なくなったり、サポートが難しくなったりするケースもあります。

今回は実家まで片道2時間以上かかる499人にアンケートを実施。

「実家が遠いことのメリット・デメリット」や「実家が遠くて不安になること」について聞きました。

【調査概要】

  • 調査対象:実家まで片道2時間以上かかる人
  • 調査期間:2024年8月31日~9月9日
  • 調査機関:自社調査
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 有効回答数:499人(女性346人/男性153人)
  • 回答者の年代:10代 0.8%/20代 22.4%/30代 41.4%/40代 23.0%/50代以上 12.4%
調査や調査データについて

データご利用の際の注意点

出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
出典元の記載方法についてはこちらをご覧ください。

実家が遠いことのメリット1位は「旅行気分で帰省できる」

実家が遠いことのメリット

実家が遠いことのメリットを聞いたところ、圧倒的1位は「旅行気分で帰省できる(206人)」でした。

2位「実家と程よい距離を保てる(147人)」、3位「あまり帰らなくていい(59人)」、4位「帰省の嬉しさ・楽しみが増す(46人)」が続きます。

大きく分けて「実際に帰省するときのメリット」と「実家から離れて生活することのメリット」が挙げられています。

帰省するときには、「旅行気分」「嬉しさが増す」など、帰省の特別感を強く感じている人が多くなりました。

普段の生活では、実家・親兄弟との距離感を保てて、実家や親戚関連の面倒ごとに巻き込まれにくくなるのがメリットとなっているようです。

1位 旅行気分で帰省できる

  • 帰省途中に道の駅を巡りスタンプラリーなどができる。普段なら行かないような田舎町も通り道となので、美味しい料理や景勝地などとの出会いがある(20代 男性)
  • 帰る時は新鮮な気持ちで、旅行気分で帰れる(30代 女性)
  • 旅行気分で帰省できることや、日常の忙しさから離れてリフレッシュできること。静岡の実家に帰ると、自然や地元の食べ物を楽しむ機会も増えます(40代 男性)

1位は「旅行気分で帰省できる」でした。

実家が遠方だと帰省が、小旅行や家族旅行になることも多いようです。

帰省ついでに通り道や付近の観光地を巡って楽しんでいる人もいました。

また「ドライブが好き」「飛行機や新幹線に乗るのが好き」という人もいて、帰省の移動を楽しんでいる様子が伺えました。

2位 実家と程よい距離を保てる

  • 親の説教を頻繁に聞かなくてすむ。あまり仲の良くない兄弟や親戚に会わずにすむ(30代 女性)
  • あまり干渉されなくてすむ(40代 女性)
  • 近くなく遠すぎない適度の距離なので、お互いのプライバシーが守られて心地良いです(50代以上 男性)

2位は「実家と程よい距離を保てる」でした。

「親が急に訪ねてこないので干渉されにくい」「生活状況について口出しされないので気楽」といった回答が寄せられています。

実家と物理的に離れることで、親兄弟から干渉されにくくなります。

そのため、過干渉気味の親から離れられて嬉しいといったコメントが寄せられました。

3位 あまり帰らなくていい

  • 望まなければ「会わない」「帰らない」という選択肢を取りやすい(30代 男性)
  • 「まめに帰省できなくても仕方がない」と思ってもらえる(40代 女性)
  • ご近所付き合いが密な故郷なので、帰省するといろいろ聞かれて面倒で、できればあまり関わりたくありません。そのため遠いことを理由に、頻繁に帰省しなくていいのはメリットです(50代以上 女性)

3位は「あまり帰らなくていい」です。

距離が遠いと、「遠いから」「急には帰省しにくいから」という理由で、帰省を断りやすくなります。

理由が明確なだけに、実家にいる親兄弟も頻繁に顔を見せてほしいとは言いにくいでしょう。

「帰省や親戚との集まりが面倒」「実家や親戚があまり好きではない」という人にとっては、大きなメリットと言えます。

4位 帰省の嬉しさ・楽しみが増す

  • 両親や地元の友達とめったに会えない分、喜びが増す(20代 男性)
  • 帰省するたび町並みが変化していて、新鮮な気持ちになる(30代 女性)
  • 帰省時に集中して両親と過ごせます。帰省したときだけは自分のことを後回しにして、親孝行に全力を尽くす意欲が出ます(50代以上 女性)

4位は「帰省の嬉しさ・楽しみが増す」です。

たまにしか帰れないからこそ、帰省を楽しんだり大切にしたりできる人も多いようです。

「ありがたみが増す」とも言えるでしょう。

前回の帰省から時間が空くことで、実家周辺の街並みが変化したり親戚の子どもが成長していたりといった変化が起こり、新鮮さも感じられます。

帰省してくる子どもや孫世代だけではなく、迎える親世代にとっても特別感があるようで、「帰省すると歓迎される・優しくされる(18人)」という人も多くなりました。

5位 子どもにとっていい経験になる

  • 子どもたちに「実家」という空気感を感じてもらえる。普段の都会とは違う景色を見せられる(20代 女性)
  • 実家が田舎なので、子どもたちが普段できない川遊びなどの体験をさせてあげられる(30代 女性)
  • 新幹線または飛行機による帰省なので、子どもたちが喜ぶ。親が子ども達と全力で遊んでくれる。子ども達が遊びに行く場所の選択肢が増える(40代 女性)

「子どもにとっていい経験になる」が5位でした。

長距離の移動や、自宅とは違うエリアで過ごすことが子どもにとって良い影響を与えると考えている人も多数。

都市部に住んでいて、実家が自然豊かな場所にある人のなかには、自然遊びができることにメリットを感じている人も。

「車内で子どもとたくさん話せて楽しい」というコメントもあり、子どもの様子が親の帰省意欲を高めていることも伺えます。

6位 家族と仲良くなれる

  • 距離が離れていることで毎回久しぶりに会うことになるから、実家に住んでいたときと違って、ちょっとした言い合いもなく家族仲良く時間を過ごせる(20代 女性)
  • たまにしか会わないので、喧嘩やトラブルがない(30代 女性)
  • たまに会うと、手土産を持っていったり、たまにだからと外食をしたりして、気持ちをおおらかに優しくなれることです。帰り際に「遠いのにありがとう」と言われると、こちらも嬉しくなります(50代以上 女性)

「家族と仲良くなれる」が6位でした。

とくに女性からの回答が多くなっています。

家族と会う頻度が減ることで、家族に優しくなれる人も多いとわかります。

「以前は母と仲が悪かったが、今はいい相談相手」というコメントもあり、実家から離れたことで家族との関係性が改善したケースもありました。

7位 自立できる

  • 親に頼らず、すべて自分でするようになって、自立できるようになったことです。実家にいるときは親に任せっきりでしたが、実家が遠くなった今は料理もできるようになりました(20代 女性)
  • 新しい環境で自分自身を試す機会が増え、自立した生活を送りながら成長できます(30代 男性)
  • 親離れ・子離れができる(50代以上 男性)

「自立できる」が7位です。

精神的な自立を挙げた人もいましたし、親に頼れないことで家事などの生活能力が身についたことを挙げた人もいました。

実家が遠くて困ったときにすぐ助けてもらえない状況だと、自分でやるしかないという気持ちになります。

とくに10~20代の若い世代からの回答が多かった項目です。

実家が遠いことのデメリット1位は「急な帰省が難しい」

実家が遠いことのデメリット

反対に、実家が遠いことのデメリットを聞いてみました。

その結果、1位は「急な帰省が難しい(151人)」、僅差の2位は「帰省にお金がかかる(141人)」、3位は「気軽に頼れない(136人)」でした。

簡単に帰省ができないことや、帰省する必要があるときにお金や時間がかかってしまうことに対して、デメリットを感じている人が多くなりました。

なお「デメリットはない」と答えた人は5人で、「家族仲が悪いので」などの回答が寄せられています。

1位 急な帰省が難しい

  • 急な用事がある際、帰省するのが難しいこと(30代 男性)
  • 移動が新幹線しかないので、夜間は動けない(40代 女性)
  • すぐに帰れない。家をあけるとなると、いろいろと準備しておく必要がある(50代以上 女性)

1位は「急な帰省が難しい」でした。

距離が離れていると、実家で緊急事態が起きてもすぐ駆けつけるのは難しくなります。

自分はすぐに動けても、「チケットが取れない」「終電が早いので、夜に移動できない」といった交通機関による制約で移動できないケースも。

また日帰りできない距離の場合は泊まりになるため、留守中の準備や、仕事との調整が必要になる人もいます。

2位 帰省にお金がかかる

  • 帰省する際に交通費がかかってしまう(20代 男性)
  • 高速代・ガソリン代や新幹線代など、往復で考えると結構出費が辛い(30代 女性)
  • 家族で帰省しようとしたら費用がとんでもなく高くつく(50代以上 女性)

2位は「帰省にお金がかかる」でした。

帰省に新幹線や飛行機を使う人からの回答が目立っています。

一人ならまだしも、家族で帰省するとなるとさらに費用はかさみます。

またお盆などは新幹線や飛行機の料金が高くなるため、「ハイシーズンしか帰省できないので、移動費用が高くなる」という声もありました。

3位 気軽に頼れない

  • 両親に頼りたいときや子どもを預かってほしいときに、子どもを連れて2時間の移動はなかなかしんどい。結局、頼らず自分でなんとかすることが多い(20代 女性)
  • 家計が厳しいときやいざというときに、実家に頼りにくい(30代 男性)
  • 子育てに関してまったく協力を得られない。何か急用があっても助けてもらえない(40代 男性)

3位は「気軽に頼れない」です。

とくに、子育てに関して助けてもらえないという声が目立ちました。

体調を崩したときや子育てに煮詰まって助けてほしいときも、実家の親に頼れず我慢する人が多いとわかります。

他には「入院の書類にサインしてほしいとき、郵送になって面倒だった」など、頼れるものの時間や手間がかかってしまうという声もありました。

4位 帰省頻度が低くなる

  • 両親に会うのが、数ヶ月に一度になる(20代 女性)
  • 思い立ったときに帰省しにくい。帰省の頻度を増やしたくても増やせない(30代 男性)
  • とにかく帰省にお金と日数がかかり、簡単に帰省できないこと(40代 女性)

4位は「帰省頻度が低くなる」です。

帰省に時間もお金もかかると、気軽に帰れず、帰省頻度は低くなります。

「自分だけの都合では帰れないし、子どもの体調不良で帰省が中止になることもある」など、家族の都合でなかなか帰れない人もいました。

親や親戚と会う機会が少ないため、「孫に会わせてあげられない」「親孝行できない」など、罪悪感を抱えている人もいるとわかりました。

5位 帰省に時間がかかる

  • バスに長時間乗っていることが苦痛(20代 女性)
  • 帰省するのに時間がかかるため、子どもを連れて帰ると疲れる(20代 女性)
  • 移動時間が長いので疲れる(40代 男性)

「帰省に時間がかかる」が5位でした。

移動時間が長いことで、「移動だけで疲れてしまう」という人もいます。

バスや電車に長時間乗っているのも辛いですし、車で帰省する際に長時間車を運転するのも辛いでしょう。

また緊急で帰省している場合に移動時間が長いと、「移動時間中も家族のことが心配で仕方ない」という苦痛を感じる人もいます。

「帰省ラッシュの時期に帰省する場合、渋滞が発生して時間がかかるのでしんどい」という声もありました。

6位 家族や友人と疎遠になる

  • 地元の友達と遊べない(20代 男性)
  • 両親やペットに急に会いたくなっても会えず、寂しい思いをする(20代 女性)
  • 家族との連絡や交流が減少し、関係が希薄になりがち(30代 男性)

「家族や友人と疎遠になる」が6位でした。

親や友人とあまり会えないことに寂しさを感じている人も多数。

地元の友人たちが集まっている様子をSNSで見て、寂しさを噛みしめた人もいました。

親や地元の友人に対する思いが深い人にとっては、精神面で大きなデメリットがあるとわかります。

7位 帰省が手間・面倒

  • 泊まりがけになるので、子どもの身支度が大変(20代 女性)
  • スケジュールを合わせて帰省しなければならず、手間になる(20代 男性)
  • 仕事をしながら帰省の準備をすると、少々煩わしく感じてしまう(30代 女性)

「帰省が手間・面倒」が7位です。

「日帰りできないので準備が大変」などの回答が寄せられています。

お盆や正月に兄弟・親戚で都合を合わせて帰省するなら、親族間の日程調整も手間です。

また実家が遠いと、もともとの休日に加えて有給休暇などを取得する必要が出てくることも。

そのため社会人だと、早めの休暇申請や仕事の調整などの手間が発生します。

まとまった休みを取るのが難しいという人もいました。

あなたの訳アリ物件をカンタン1分査定
Step1
Step2
Step3
Step4

実家に帰る際の交通手段は「鉄道」が41.8%

実家に帰る際の交通手段

実家に帰る際の交通手段の1位は、新幹線や在来線含む「鉄道(41.8%)」、次いで自家用車やレンタカーなどの「車(31.6%)」でした。

飛行機を使う人も2割近くとなっています。

「飛行機と電車とバス」「飛行機とレンタカー」など、複数の交通手段を組み合わせている人もいます。

「基本は新幹線だけど、節約したいときは夜行バス」「基本は車だけど、雪なら飛行機」「新幹線や高速道路が混んでいそうなら飛行機」など、場合によって使い分けているケースもありました。

実家に帰る頻度は「年2回程度」

実家に帰る頻度

実家に帰る頻度を聞いたところ、最も多かった回答は、「年2回(32.7%)」、次いで「年1回程度(25.3%)」の結果でした。

日本の年中行事からして、「お正月とお盆の両方」もしくは「お盆とお正月のどちらか」に帰省する人が多いと推測できます。

一方、月1回程度帰省しているなど帰省頻度が高い人からは「頻繁に帰らないと親がうるさいから」「高齢の親が心配だから」といった回答が寄せられました。

反対に帰省頻度が低い人からは、冠婚葬祭でしか帰らないといった回答があります。

また「帰省はあまりしていないが、親が家に来る」という回答もあり、帰省しなくても親の顔は見ている人もいるようです。

実家が遠いことで感じる不安は「緊急事態・災害時の対応」

実家が遠いことで感じる不安

実家が遠いことで感じる不安の圧倒的1位は「緊急事態・災害時の対応(254人)」で、全体の5割を占めました。

2位「親の健康状態を見守れない(179人)」も多くの票を集めています。

基本的には「実家にいる親に何かあったらどうしよう」と心配している人が多くなっています。

一方、実家から遠く離れたところで生活していることについて、「寂しい」と不安を抱えている人もいました。

なお「不安なし」と答えた人は22人で、「兄弟が実家近くにいるから」「まめに連絡しているから」「そもそも親に関わりたくないから」などのコメントが寄せられています。

1位 緊急事態・災害時の対応

  • もし母親や兄弟に何かあったときに、すぐに駆けつけられない。自然災害が起こったとき、不安になる(20代 女性)
  • 自然災害の情報を得る手段が少なく、何かあったときに都度連絡を取らなくてはいけない(30代 男性)
  • 大規模な地震など、不測の事態が発生したときの対応に困る(40代 女性)

1位は「緊急事態・災害時の対応」でした。

家族が急病で倒れた場合などに、遠方にいるとそもそも気づきにくいですし、連絡を受けたとしてもすぐに移動できません。

また地元で災害が起こったことはニュースなどで知れますが、実家の状況がどうなっているか細かく把握することは難しいでしょう。

そのため緊急時・災害時の対応に不安を感じている人が多くなりました。

2位 親の健康状態を見守れない

  • 両親の健康が気になります。父親はすごく元気で活発な人でしたが、数年会ってないだけで白髪が増え頬もコケていました(20代 男性)
  • 両親の健康状態が心配になります。親元を離れて5年ほど経ちますが、やはり常に一緒にいるわけではないので心配です(30代 男性)
  • 親が高齢になってきてるので、健康面(とくに認知症)については心配です(40代 女性)

2位は「親の健康状態を見守れない」でした。

電話やメッセージで連絡を取っていても、実際に会って様子を見るのとは違うと感じている人も多数。

「何でも大丈夫と言われるので、困っているのかわからない」というコメントもありました。

とくに親が高齢になってくると健康不安が増しますので、子世代の心配も大きくなると考えられます。

3位 自分が抱える孤独感

  • 今住んでいる所が地元ではないため、仲のいい友達がいない(20代 女性)
  • 知り合いがいないなか子育てをしていると、孤独だと感じます(30代 女性)
  • 親・親戚や友人と疎遠気味になり、寂しく感じる(50代以上 女性)

3位は「自分が抱える孤独感」です。

実家や地元の友人と離れて生活していたり、親のサポートなしで子育てしていたりする環境を孤独だと感じている人もいます。

実家から距離が遠いことで、精神的なサポートを受けられず困っている人も多いとわかります。

月1回など比較的に頻繁に帰省していても、孤独を感じている人も複数いました。

4位 自分に何かあったときの対応

  • 困ったことがあった時すぐに相談できない。助けを求められない(20代 女性)
  • 自分たちに何かあったときに、子どもを預けられない(30代 女性)
  • 倒れたなど、もし健康面で何かあったときに気づいてもらえない(30代 男性)

4位は「自分に何かあったときの対応」です。

具体的には「自分が病気になったとき」「子育てで助けを求めたいとき」を挙げた人が目立ちます。

何かあったときに頼りやすいのはやはり親兄弟だが、遠いと頼みにくいという人が多いとわかります。

5位 親の生活実態がわからない

  • 日々無事に暮らしているか、気軽に確認できない(30代 男性)
  • 帰る機会が少ないので、お客様モードで迎え入れられ、両親の普段の姿が見られない。実際どういう生活をしているのか分からないのが不安(40代 女性)
  • 母親の近況を電話やLINEで確認しているが、実際見てみないとわからない部分がたくさんあるので、ちゃんと生活できているか不安です(50代以上 男性)

「親の生活実態がわからない」が5位でした。

健康状態と同じく、生活実態も電話やメッセージだけでは詳しく確認しにくい部分です。

具体的には、親の経済状況や親による車の運転が不安という声が寄せられました。

情報リテラシーがあまりない親に対して、詐欺にひっかかっていないか不安を感じている人もいます。

6位 介護が始まったらどうするか

  • 親の老後はどうやって面倒をみるか、漠然と不安になります(20代 女性)
  • 親の介護が始まったらどうしようと悩みます(30代 女性)
  • いずれ親の世話をすることになったとき、どうすればいいか今は想像できない(40代 男性)

「介護が始まったらどうするか」が6位でした。

遠方に住む親の介護について、「すぐに帰れる距離ではないので不安」と回答した人も多くなっています。

介護離職の不安を抱えている人もいます。

兄弟が実家近くにいれば介護についての不安は少なくなる一方、「兄弟に親のことを任せきりで申し訳ない」と感じている人もいました。

7位 実家の状態や相続について

  • 実家建物の具合(30代 男性)
  • 実家をどうするかという問題。話し合える時間があまりない(30代 女性)
  • 実家の様子がどのようになっているか。きちんと掃除や整理整頓がされているか確認できない(40代 女性)

「実家の状態や相続について」が7位です。

帰省頻度の低い人からの回答が多くなりました。

帰省頻度が低いと、実家の状況を確認する機会も、実家の相続について親兄弟と話し合う機会も減ります。

そのため頻繁に帰省できる人に比べ、実家の整理や相続に向けてやることが明確になりにくく、漠然とした不安を抱きやすいと考えられます。

まとめ

実家が遠いことには、メリットもデメリットもあります。

ただ「家族仲が悪いからメリットしかない」という人もいれば、「実家が遠いことのメリットをひとつも感じない」という人もいました。

例えば「定期的な帰省」「子どもによる親の健康状態チェック」が前提になっている人なら、実家が遠いことは時間や交通費面のデメリットが大きくなります。

一方あまり帰省せず、緊急時の対応も個々に行うと考えている人なら、お互い干渉しないので暮らしやすいというメリットが大きくなるでしょう。

「実家が遠くても定期的に帰省するものだ」という意識の強さや、家族や地元への愛着の程度により、メリットやデメリットの感じ方は違うとわかります。

    物件種別必須

    物件住所必須

    お名前必須

    電話番号

    メールアドレス必須

    備考

    個人情報の取扱いについて」に同意の上、送信してください。

    簡単入力30秒
    訳あり物件の売却は
    今すぐご相談ください
    アンケート調査
    この記事をシェアする
    facebook twitter
    訳あり物件買取プロ
    タイトルとURLをコピーしました