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車を持たない理由は「お金がかかる」
車なしの生活をしている433人に「車を持たない理由」を聞いたところ、1位は「お金がかかる(55.9%)」、2位は「必要性を感じない(46.7%)」でした。
以下、3位「運転が苦手(21.0%)」、4位「免許がない(6.0%)」、5位「事故が怖い(5.1%)」の結果となっています。
- 利用時間が短くほとんど駐車場に止めっぱなしなのに、「駐車場代」「保険代」「車検代」などの維持費がかかりすぎる(40代 男性 神奈川県厚木市)
- 運転が苦手。また持っていると車検代などが高くつく。都心部に住んでいるため、電車とバスで生活できる(30代 女性 東京都足立区)
- 公共交通機関が充実しており、徒歩圏内で生活できる環境でもあるため(20代 男性 北海道札幌市)
- 「車の運転が得意ではない」「お金がたくさんかかる」などです(40代 女性 山口県光市)
- 地方都市住まいのときは車を持っていましたが、都市部に引っ越した際に車を手放しました。現在は中都市に住んでいて、車が必要なときはレンタカーで十分です(50代 男性 千葉県佐倉市)
「経済的な負担」と「車を使う必要がないライフスタイル」が主な理由だとわかります。
「あまり使わないのに維持費がかかる」というコメントもあり、コストパフォーマンスが悪いと感じて車を持たない人もいるとわかりました。
車を使う必要がないライフスタイルとしては、首都圏・都市部など「公共交通機関や商業施設が近いエリアに住んでいる」が多く挙げられました。
また「運転が苦手」「事故が怖い」という人もいて、交通事故への恐怖から、運転免許は保有していても車は持たない選択をしている人もわかりました。
車を持たない生活のメリット1位は「お金がかからない」
車を持たない生活のメリット、圧倒的1位は「お金がかからない(85.5%)」で、全体の8割以上を占めました。
2位「事故のリスクが減る(18.5%)」、3位「運動量が増える(15.9%)」が続きます。
経済的メリットを重視する人が多いことは、車を持たない理由の1位が「お金がかかるから」だったこととも一致します。
また「運動量が増える」「環境に優しい」など、お金以外のメリットを感じている人もいて、健康意識や環境意識の高まりが背景にあることも伺えます。
1位 お金がかからない
- 維持費が節約でき、税金も抑えられるので、貯蓄しやすい(30代 男性 愛媛県東温市)
- 車本体はもちろん、維持費の金額が大きいので、出費を抑えられる(40代 女性 和歌山県和歌山市)
- 維持費がかからない。簡単に遠出できないので出費を抑えられる(40代 女性 埼玉県三郷市)
1位は「お金がかからない」です。
車を所有する場合には、購入費用はもちろん、「駐車場代」「保険代」「車検代」「ガソリン代」「自動車税」などの維持費もかかります。
車種や車の使い方によっては維持費が大きくなって家計に負担がかかるので、経済的メリットを挙げた人が多くなりました。
車を持たないと移動時に「公共交通機関の運賃」「レンタカーの料金」などがかかるものの、車の維持費に比べて安いと感じる人もいます。
また車がないことで外出が減り、結果的に出費が抑えられる効果もあるとわかりました。
2位 事故のリスクが減る
- 交通事故の加害者になるリスクをかなり減らせること(50代 男性 佐賀県佐賀市)
- 「事故を起こすかもしれない」という心配から解放された(60代以上 女性 埼玉県幸手市)
2位は「事故のリスクが減る」でした。
とくに「自分が加害者になってしまう事故」のリスクが減ることをメリットとして挙げた人が多くなりました。
交通事故の加害者になると刑事罰に問われるほか、損害賠償など民事上の責任も負うことになるからですね。
そのため「加害者になったら人生が変わってしまう」と表現した人もいました。
運転技術や注意力に自信がない人にとって、事故のリスクが減ることは、大きなメリットであると言えます。
3位 運動量が増える
- 車を持っていたときは長時間歩くと疲れることが多々あったのもの、車を持たない生活だと徒歩移動が多くなるので、体力がつきます(30代 男性 東京都大田区)
- 少しくらいの距離ならタクシーではなくて歩く癖がつくので、健康に良い(50代 男性 神奈川県座間市)
3位は「運動量が増える」でした。
自家用車がないと、公共交通機関だけではなく徒歩や自転車で移動することも多くなります。
主に車で移動するよりも運動量が増えるので、健康的と考える人も多くなりました。
「意識していなくても運動する習慣ができる」という回答もあって、「運動するぞ」と意気込まなくても取り組める健康法になっていることもわかります。
4位 手間がかからない
- 車検やメンテナンスに時間を取られない(20代 男性 東京都町田市)
- 洗車などの手間がかからない(40代 女性 兵庫県神戸市)
4位は「手間がかからない」となりました。
自家用車を持っていると、適切に管理するために車検や定期検査などを受ける必要があります。
また日常的に自分で簡単な点検をしたり、清潔を保つために洗車・掃除をしたりといった手間もかかります。
車がなければ上記のような手間はかかりません。
5位 駐車場を探す必要がない
- 駐車場探しのストレスと無縁になる(30代 男性 宮城県仙台市)
- 出かけた先で駐車スペースを探す必要がない。いつでもどこでも入りたい店にすぐに入れる(40代 女性 静岡県三島市)
「駐車場を探す必要がない」が5位となりました。
出かける際に、行きたいお店や観光スポットに駐車場があるのかどうかを調べるのがストレスと感じている人も多いとわかりました。
駐車場があっても狭かったり台数が足りなかったりすると、近くにある別の駐車場を探す必要があり、さらに手間です。
一方「家の近くで駐車場を探すのが難しい」という人も。
エリアによっては、手頃な貸し駐車場がなかなか見つからないこともあるとわかります。
なお似たような回答で「駐車場がない賃貸に住める(0.9%)」もありました。
車がないことで、選べる物件の幅が広がることもわかります。
6位 渋滞が気にならない
- 渋滞を気にせずに済むこと(30代 女性 秋田県秋田市)
- 渋滞に巻き込まれない(40代 男性 大阪府大阪市)
「渋滞が気にならない」が6位です。
車通勤する人が多いエリアなどでは、通勤時間帯に道路が渋滞することも多くなっています。
そのため、「渋滞を見越して早めに家を出る」という予防策が必要ですし、わかっていても渋滞にはまるとイライラすることも。
車を使わなければ渋滞に巻き込まれないため、気にする必要がなくなります。
鉄道であれば到着時間も予想しやすく、「渋滞で仕事に遅れるかも」といったストレスはなくなると考えられます。
7位 環境に優しい
- CO2排出量の減少に貢献し、地球温暖化防止になること(30代 女性 北海道札幌市)
- 公共の交通機関を利用することで、「環境に優しく暮らしている」と思える(40代 女性 神奈川県横浜市)
「環境に優しい」が7位となりました。
環境省によると、ひとりが1キロ移動する際に排出されるCO2の量は、「自家用車で145g」「鉄道で20g」となっています。
また自家用車を手放してカーシェアを利用する場合、「本当に必要なときだけ車を利用する」という生活になりやすいため、CO2削減に寄与できると考えられます。
エコ意識の高い人にとっては、地球環境に貢献できることは大きなメリットです。
車がないと困ることは「大荷物を運べない」
車なしの生活をしている人に聞いた「車がないと困ること」の1位は「大荷物を運べない(37.6%)」でした。
2位「悪天候での移動が辛い(25.2%)」、3位「長距離移動が辛い(22.4%)」が続きます。
「大きな荷物を持っているとき」「雨や雪の日」など、一定条件下での移動に困難を感じることが、車なし生活のデメリットだとわかります。
「行ける場所が限られる」「時間に縛られる」という回答から、車なしだと移動の自由度が下がることもわかりました。
さらに「送迎」「子連れ移動」という回答もあり、家族構成によっては、車なしの生活を負担に感じるシーンも増えると推測できます。
1位 大荷物を運べない
- 自転車やバイクでは持ち帰ることが困難な、大きな買い物(20代 男性 兵庫県西宮市)
- 大型家具店でカラーボックスを買うだけで、カーシェアの車が必要になる(40代 男性 大阪府堺市)
- 郊外や大型スーパーへ行く際、大量の荷物を運ぶのが困難(50代 女性 東京都葛飾区)
1位は「大荷物を運べない」です。
具体的なシチュエーションとしては、「スーパーでまとめ買いしたいとき」「家具家電を買うとき」「引っ越しで荷物を運びたいとき」などが挙がっています。
上記のような場合に自転車や手持ちで運ぶのは労力がかかるため、「大変だ」「車があればいいのに」と感じる人が多いとわかりました。
「配達サービス」や「何度かわけて買い物する」といった対策を講じることもできますが、コストや手間がかかります。
2位 悪天候での移動が辛い
- 悪天候時の移動が厄介。公共交通機関使用の場合でも、乗り場まで向かう途中で濡れてしまう(30代 女性 奈良県磯城郡)
- 「酷暑」「氷点下の日」「雨の日」の自転車移動はキツイです(40代 男性 兵庫県尼崎市)
- 近所にアップダウンがあるため、雨の日の買い物は不便(50代 女性 神奈川県川崎市)
2位は「悪天候での移動が辛い」でした。
徒歩やバイク・自転車での移動だと、雨具を利用しても雨の日は濡れてしまう可能性があります。
また車のように密閉して空調を効かせられないので、暑い日や寒い日も「辛い」と感じる人が多いとわかりました。
自分ひとりで軽い荷物を持って移動するならまだしも、「荷物が多いとき」や「子どもと一緒に移動するとき」などはさらに大変です。
3位 長距離移動が辛い
- 遠出に時間がかかり過ぎて、行きたいところに行きにくい(20代 男性 北海道札幌市)
- 遠出をしようと思うと、移動に不便さを感じる(40代 男性 福井県敦賀市)
3位は「長距離移動が辛い」でした。
公共交通機関で移動する場合には、長距離移動に「無駄な時間」が発生する可能性もあります。
「電車の乗り継ぎで待ち時間が発生」「目的地まで直通の路線がなく、回り道が必要」といったケースもあるからですね。
そのため車なしでの遠出に対して、負担を感じている人も多いとわかりました。
4位 行ける場所が限られる
- 登山が好きなのですが、車でしか行けない登山口などが多いこと(30代 男性 岐阜県岐阜市)
- 公共交通機関での移動なので、選択範囲が狭まること(40代 女性 千葉県市川市)
- 道の駅など、車がないと行けない施設・場所には行けない(50代 女性 広島県広島市)
4位は「行ける場所が限られる」となりました。
公共交通機関と徒歩のみで移動しようと思うと、公共交通機関が通っていない場所には行きにくくなります。
行ってみたい場所に気軽には行けないので、残念に思っている人も多いとわかります。
5位 時間に縛られる
- 電車やバスは時間が決まっているので、好きなときに好きなところへ行けない(30代 女性 茨城県那珂市)
- 身内に不幸があり急に移動したいときに、車がなくて困ったことがある(40代 男性 兵庫県神戸市)
- 自由な時間に移動できない。とくに夜間は公共交通機関がないので困っている(50代 男性 北海道北見市)
「時間に縛られる」が5位となりました。
公共交通機関は始発と終発の時間やダイヤが決まっています。
利用する場合は公共交通機関の時間に合わせる必要があるため、好きな時間に出かけられないのがデメリットです。
とくに本数が少ない地方部では、「1本逃すと1時間待ち」といったケースもあり、都市部よりも時間の制約が強く感じられると推測できます。
また公共交通機関が営業していない深夜や早朝に緊急で出かけたいときに困ってしまう人も多いとわかりました。
6位 送迎がしにくい
- 習い事などの送迎などが大変。自転車だと限界がある(30代 女性 埼玉県上尾市)
- 親を病院へ連れていくとき、タクシーを呼ぶことになるのは不便(60代以上 女性 千葉県松戸市)
「送迎がしにくい」が6位です。
家族がいると、「子どもの習い事や部活動」「高齢になった親族の通院」などで送迎が発生します。
高齢になったり介護が必要な状態の家族がいる場合には、公共交通機関で送迎するのは現実的に難しいので、車がないとタクシーやカーシェアを利用することになります。
通院のたびにタクシーを呼んだり、カーシェアの手続きをしたりするのは大変ですね。
また子どもの習い事や部活でも、荷物が大きかったり悪天候だったりする場合には、車があると便利です。
7位 子連れ移動がしんどい
- 電車での移動は、子どもが小さいと大変です(30代 女性 埼玉県越谷市)
- 子どもが複数人いたら自転車や徒歩の移動は難しいので、「車があれば移動は簡単なのに」と痛感します(30代 女性 兵庫県尼崎市)
- 子連れの旅行は、やはり車のほうが助かる。騒いだりすると困るし(40代 女性 神奈川県藤沢市)
「子連れ移動がしんどい」が7位となりました。
子どもが小さかったり複数だったりすると、公共交通機関での移動に気をつかう親御さんも多いとわかります。
子どもが騒いでしまい周囲の迷惑になっていないか心配することもありますし、ベビーカーで駅構内を移動するのが不便なこともあるからですね。
また急にベビーカーを嫌がり出すお子さんもいるので、「ベビーカーを押しつつ子どもを抱っこする」という状況になることもあり、体力的な負担も懸念されます。
車を持たない生活をするうえでの必須条件は「公共交通機関を使える」
「車を持たない生活をするうえでの必須条件」を聞いたところ、ダントツは「公共交通機関を使える(73.2%)」でした。
2位「商業施設が近い(48.7%)」と答えた人も50%に迫り、多くなっています。
- そこそこ本数があり、始発も遅すぎず終電も早すぎない駅から、徒歩10分以内に住んでいること(30代 女性 大阪府大阪市)
- 「商業施設」「病院」「駅」が近くにあり、自転車またはバイク置き場を確保できる物件に住むこと(20代 男性 兵庫県西宮市)
- 「スーパー」「ドラッグストア」「コンビニ」が徒歩10分圏内で、駅やバス停も同じ範囲にあること。ただ私が住む和歌山市は完全な車社会。車なしで生活できるのは、出勤の必要がないのも大きいです(40代 女性 和歌山県和歌山市)
- カーシェアなど、必要なときにすぐ車を借りられる場所が近くにあることが重要だと感じます。また日常的な買い物や必要なサービスが徒歩圏内・自転車圏内にあることが、車を持たない生活を支えるためには重要な条件です(40代 男性 東京都葛飾区)
上位3位までにランクインした「公共交通機関」「商業施設」「医療機関」が自宅近くに揃っていると、車なしでも日常的な生活を送りやすいため、自家用車の必要性を感じにくくなると考えられます。
とくに医療機関については、通院頻度が比較的高くなる「高齢者」「子ども」が家族内にいる人にとっては重要な要素です。
なお公共交通機関については「本数が多い駅やバス停」、商業施設については「安いスーパー」など、条件を付けている人も複数いました。
駅や商業施設があっても、自分にとって使いにくい条件だと、便利に暮らせないからですね。
また移動を便利にするために、「バイク・自転車」「宅配サービス」を始めとした代替手段の存在も重要だとわかりました。
なお「都市部だからできるけれど、地方では無理だと思う」「車社会だけど、出勤しないから車なしでも大丈夫」というコメントからは、地方では車なし生活の難易度がより高いことも伺えます。
まとめ
アンケートの結果、車を持たない理由もメリットも「お金がかからない」となりました。
車を手放して徒歩や公共交通機関を使って移動し、必要なときだけカーシェアやレンタカーを利用することで、移動にかかるコストを減らせるからですね。
一方で車を持たない生活には、「大きな荷物や重い荷物を運びにくい」「悪天候時の移動が辛い」「移動の自由度が減る」などのデメリットもあります。
さらに子どもや高齢者を抱える人にとっては、車がないことで移動時の負担が増すというデメリットも。
そのため実際に車を手放すかどうか検討する際には、「公共交通機関の利便性」「生活施設の充実」に加え、「車での送迎が頻繁に発生するか」を考慮する必要があると言えます。
居住エリアやライフスタイルに合う選択をすることが大切です。