平屋住宅に住んでみたいと思う人は80.6%
全国の男女520人に「平屋住宅に住んでみたいと思うか」を聞いたところ、「とても思う」「まあ思う」が合わせて80.6%となりました。
多くの人が平屋に興味や憧れをもっているとわかりました。
また「20代以下」「30代」「40代」「50代以上」と年代別に集計してみても、すべての年代で「住んでみたい」が80%前後という結果になりました。
年代問わず平屋への関心は高いとわかります。
平屋住宅のメリット1位は「老後も住みやすい」
平屋住宅のメリットの1位は「老後も住みやすい(38.1%)」でした。
2位「移動が楽(24.8%)」、3位「家事が楽(15.2%)」が続きます。
「身体への負担の軽さ」や「楽さ」を挙げた人が多くなっています。
負担なく楽に暮らせるからこそ、「老後も安心」という気持ちにもつながるのでしょう。
1位 老後も住みやすい
- 医療関係の仕事をしていて、患者さんが自宅へ帰るか施設へ行くかのポイントとしてよく挙がるのが、「階段を上れるか?段差を乗り越えられるか?」です。平屋には階段や段差がないので、長く安全に住める家になると思います(20代 女性)
- 階段での転倒事故の危険がないので、老後の住まいに適している(30代 女性)
- 横移動しかないので、足腰が弱くなった高齢者でも比較的暮らしやすいと思う(40代 男性)
1位は「老後も住みやすい」でした。
老後も住みやすい理由としては、「階段を使った上下移動がないこと」が多く挙がりました。
高齢になって腰や膝が痛くなったときに、階段の昇降なく生活できるのは大きなメリットです。
家庭内では高齢者が階段から転落する事故も起こりますが、平屋だとリスクが減ります。
2位 移動が楽
- 階段がないので2階に行く必要がなく、体調が悪くても移動が比較的楽になる(30代 男性)
- 生活動線が楽だと思う(40代 女性)
- 階段の昇り降りがないため、足腰に負担がかからない(50代 女性)
2位は「移動が楽」です。
階段の昇降がなくなることで、移動が楽になります。
足腰が弱ってきたときだけではなく、怪我をしたときや体調不良のときも楽だと感じられるでしょう。
「重い荷物を2階まで運ぶ必要がない」など、「生活動線が楽」という人もいました。
3位 家事が楽
- お掃除ロボットを使うときに段差を気にする必要がない。また洗濯をして干すまでが同じ階で完結するので楽(30代 女性)
- 掃除が楽。階段がないため、掃除機を持ち運んだり段差を気にしたりする必要がなく、家中を効率的に清潔に保てる(40代 男性)
- 階段がないので掃除が楽です(50代 女性)
3位は「家事が楽」です。
とくに「掃除が楽になりそう」という声が多く挙がりました。
階段がないので階段掃除が不要ですし、ワンフロアなのでロボット掃除機も使いやすくなります。
また、1階で洗濯機を回して2階のベランダで干すといった動きもなくなるので、重い洗濯物を運ぶ負担もなくなります。
4位 地震に強い
- 地震で崩壊しても2階に押しつぶされることはない(30代 女性)
- 火事や地震のとき、すぐ外に出られる(40代 女性)
- 地震を経験したときに、平屋はあまり潰れていなかったので(60代以上 男性)
4位は「地震に強い」です。
平屋は2階建てや3階建てに比べて背が低いため揺れが伝わりにくく、構造もシンプルなので、地震に強いとされています。
また常に1階にいるため、屋外に避難しやすいという特徴もあります。
もちろん平屋ならなんでもいいというわけではなく、耐震基準を満たした設計や、耐震性能の高い構造や工法を採用することが大切です。
5位 バリアフリー化しやすい
- 昇降の必要がほとんどなく、バリアフリーに対応しやすいこと(20代 男性)
- バリアフリーにリフォームしやすい(40代 女性)
- 同じ高さのフロアのみなので、すべてをバリアフリーにできる(50代 男性)
「バリアフリー化しやすい」が5位。
階段がなく、段差をなくしやすいのが平屋のメリットです。
また広い敷地にゆったりとした間取りで建てられた平屋であれば、「車椅子が通りやすい廊下」「引き戸」などを備えやすくなります。
家族みんながワンフロアで生活しているため、介護時の助け合いもスムーズになると期待できます。
また平屋だと2階建て・3階建て住宅よりも宅内全体を同じ温度に保ちやすく、ヒートショックを防ぎやすいのもメリットです。
6位 家族団らんの促進
- ワンフロアに全部屋があるので、家族のコミュニケーションが多くなりそう(30代 女性)
- 子ども部屋を2階・3階につくって部屋にこもられると、存在を感じられなくなり何をしているのか把握できなくなる。そのため平屋のほうがいいように思う(40代 女性)
- もともと古民家の平屋に住んでいて、家族の顔が見えてよかった(50代 男性)
6位は「家族団らんの促進」です。
ワンフロアに全部屋が揃っている平屋だと、家族間のコミュニケーションが取りやすくなると期待している人も多数。
実際に平屋で暮らした経験があり、家族とコミュニケーションを取れていたという人も。
ただし平屋であっても、それぞれが個室にこもってしまうことはあります。
「リビングに集まりやすい間取り」「リビングを通って個室に行く間取り」といった工夫が必要です。
7位 コンパクトに暮らせる
- 生活がコンパクト化される。管理が楽(30代 男性)
- ひとり暮らしなので、コンパクトなサイズ感で過ごせそう(40代 女性)
- 子どもが独立して家を離れると夫婦二人なので、断捨離も考えながらこじんまりと暮らせる(50代 女性)
7位は「コンパクトに暮らせる」です。
同じ床面積なら、当然2階建てや3階建てよりも、平屋の延べ床面積は小さくなります。
そのため平屋に対して「コンパクトな暮らし」というイメージをもっている人も多くなりました。
「ひとりだから」「夫婦のみの暮らしになるから」というコメントも複数あり、とくにひとり暮らしや夫婦二人での暮らしを想定している人にとって、コンパクトな平屋は魅力的に映るとわかります。
暮らしをコンパクトにすることで、日々のメンテナンスも楽になると考えられます。
8位 子育てしやすい
- 自分が実家の2階をあまり使わなかったので。1階だけで横に広いと、子どもものびのび過ごせていいかなと思っています(20代 女性)
- 小さい子どもがいるため、階段の危険性がないこと(30代 男性)
- 子育て中、声が届きやすいため安心感がある(40代 女性)
8位は「子育てしやすい」でした。
平屋で子育てしやすい理由としては、主に「階段からの転落リスクがないので安心」「お互いの存在を感じられて安心」「横の広がりがあるので、のびのび過ごせる」の3つが挙がっています。
平屋は子育てするにあたっての安心感を感じる人が多いとわかりました。
平屋住宅のデメリット1位は「広い土地が必要」
続いて平屋住宅のデメリットを聞いたところ、圧倒的1位は「広い土地が必要(31.5%)」でした。
2位「狭くなりがち(21.2%)」、3位「災害に弱い(19.8%)」、4位「防犯面が不安(13.8%)」が続きます。
「広い土地が必要」「狭くなりがち」など、広さに関するデメリットが多くランクインしました。
また生活する場所が地面に近くなることにより、水害や防犯性について不安を感じる人も多いとわかります。
1位 広い土地が必要
- 広い土地を必要としてしまう。土地面積が広くなると土地代がかかってしまう(20代 男性)
- 土地が広くないと、そもそも建てられない(30代 女性)
- 土地の広さが必要になってくるので、首都圏など地価が高いところではファミリー向けの平屋を建てるのは難しい(40代 女性)
1位は「広い土地が必要」でした。
ファミリーで住む平屋など、広さや部屋数を確保したい場合には、広い土地が必要です。
すると土地の購入代金や固定資産税が高くなってしまうというデメリットがあります。
「都市部では広い土地を見つけにくく、予算面でも購入しにくいので、郊外や田舎の土地を検討するしかない」という人も。
平屋を建てられる場所が限られるという人が多くなりました。
2位 狭くなりがち
- 2階がないから、一般の戸建てに比べて部屋数が少ない(20代 女性)
- 家族で住むなら手狭だと思う(30代 男性)
- 土地を効率的に使えず、狭くなること(40代 女性)
2位は「狭くなりがち」です。
広い土地が確保できないときには、平屋の床面積は狭くなってしまいます。
2階建てなら確保できる延べ床面積が、平屋だと確保できないからですね。
そのため部屋数や収納も少なくなりがちです。
平屋だと「土地の広さを有効活用できていない」と感じる人もいるとわかりました。
3位 災害に弱い
- 台風とか洪水のときに、浸水が心配です(30代 女性)
- 平屋住宅だと、何か災害が起きた際に、垂直避難できない(40代 男性)
- 災害などで上階に避難したいときに、手っ取り早く逃げられる場所がない。ゲリラ豪雨による浸水の不安もある(50代 女性)
3位は「災害に弱い」です。
とくに「台風」「大雨」などによる水害を心配している人が多くなっています。
平屋の耐震性に期待している人が多かった一方、水害時に1階から2階へ垂直避難できないことを不安に感じている人が多いとわかりました。
平屋に住んでいて垂直避難できないがゆえに、家族全員での高台や避難所へ向かう必要があるケースもあります。
4位 防犯面が不安
- 防犯面。やはり高い位置にあるほうが強盗などの被害には合わなさそう(30代 女性)
- すべての部屋が1階にあるため、窓や出入口が多く、防犯面での不安があります(40代 女性)
- セキュリティ面は集合住宅に比べて脆弱と感じる(50代 男性)
4位は「防犯面が不安」です。
平屋は1階に窓やドアなどの開口部がたくさんあり、足場がなくても侵入しやすいので、空き巣などのターゲットになりやすいと言われています。
開口部を隠すための柵や植栽を、目隠しとして利用されてしまうことも。
そのため「同じワンフロア生活なら、マンションのほうがセキュリティ面では安心」と感じる人もいます。
5位 プライバシー確保が難しい
- 立地によっては外から部屋の中が見えてしまう(30代 女性)
- 周囲に高い建物が建っている場合、視線が入ること(40代 男性)
- 個々の部屋をしっかりと区切ることが難しいため、2階建てよりはプライバシーがなくなってしまうこと(50代 女性)
5位は「プライバシー確保が難しい」です。
回答は大きく分けて「家の外から中が見えやすい」と「家族間でプライバシーを確保しにくい」の2パターンでした。
平屋の場合、立地によっては目隠しなどがないと外からの視線が入りやすくなります。
またワンフロアで家族の存在を感じられる一方で、常に家族が近くにいる状態をしんどく感じる人も。
「家族と距離を置きにくくなる」という声もあり、個々のプライベートスペースを確保しておかないと、喧嘩したときなどに困ってしまう可能性があるとわかりました。
6位 日当たりが悪い
- 周りの建物より低いため、日光が入りにくそう(30代 女性)
- 周りを2階建てに囲まれると、日光が入らない(40代 男性)
- 周囲に高い建物が建つと、日当たりが悪くなり、閉塞感が生まれそう(50代 女性)
6位は「日当たりが悪い」です。
2階建て以上の住宅が多いエリアに平屋を建てた場合、日当たりが悪くなりそうで心配している人もいました。
建てた当初は日当たりが良くても、のちのち近くに背の高い建物が建つ可能性もあります。
日当たりの良い土地を探すほか、開口部がある方角の庭を広くするといった工夫が必要となります。
7位 建築コストが割高
- 床面積に対する建築コストが高い(30代 女性)
- 2階・3階部分を1階部分にもってくるので、相応の広さと屋根材が必要になり、資金が必要(40代 女性)
- 広さにもよるが、コストが高くなる。平屋にすると住宅の基礎が広くなるとのことで、予算の都合で2階建て住宅にした(40代 男性)
7位は「建築コストが割高」でした。
平屋は基礎のほか、屋根などの面積が広くなるため、建築コストが高くなりがちです。
バリアフリー対応を考慮することで、内装にコストがかかることもあります。
実際に予算の問題で平屋を諦めた人もいました。
平屋住宅を選ぶ際に重視するポイントは「十分な広さ」
「平屋住宅を選ぶ際に重視するポイントは何か」という問いには、「十分な広さ(23.3%)」と回答した人がもっとも多くなりました。
2位「立地の良さ(19.8%)」も多くの票を集めています。
3位「日当たりの良さ(12.7%)」、4位「動線の良さ(12.5%)」、5位「セキュリティの高さ(9.2%)」が続きます。
「狭くなりがちだから広さ重視」「防犯性が不安だからセキュリティ重視」など、平屋のデメリットをカバーするような項目が多くランクインしています。
立地などは、平屋でなくても重視する人が多いポイントではあります。
ただ「垂直避難できない平屋だからこそ、河川の近くは避けたい」など、平屋の特徴を考慮している人も多くなりました。
1位 十分な広さ
- 平屋の良さを活かすためにも、広い土地がポイントかなと思います(30代 男性)
- ゆったりとした感覚で住めるように、贅沢ですが広い土地と建物が理想的です。広さを重視します(40代 女性)
- 広い敷地がないと、希望の平屋は建てられない(50代 男性)
1位は「十分な広さ」でした。
ゆったりした平屋に住みたいので広い土地が必要、という人が多数。
十分な広さがあると、個室やリビングも広くなりますし、廊下などもゆとりをもってつくれます。
「広すぎると部屋やスペースが余るので、コンパクトな平屋にしたい」という人もいましたが、少数派でした。
2位 立地の良さ
- 浸水が心配なので、高台にあるか(30代 女性)
- 簡単に侵入できてしまうので、治安の良い場所であること(30代 女性)
- 立地条件が一番大切。重ねるハザードマップを参考にした際リスクがあるとわかり、購入を諦めた経験があります(50代 男性)
2位は「立地の良さ」です。
具体的には「浸水被害が少なそうなエリア」「治安がいいエリア」を挙げた人が多くなりました。
平屋のデメリットである「水害や防犯性に対する不安」がない立地を選びたいということですね。
また、医療機関や商業施設が近くにあることを挙げた人もいました。
平屋を建てるために広い土地を確保しようと都市部から離れると、生活に必要な施設が遠くなってしまうこともあるので、周辺施設のチェックも大切です。
3位 日当たりの良さ
- 中庭や天窓などによって、平屋住宅の中央付近においても自然光が届くような設計になっているかについては、重視したいです(20代 男性)
- 低い分、日当たりは重要だと思う(30代 女性)
- 日当たりが良いこと。「周りに障害物がありすぎて、実は数時間も日が入らなかった」は避けたいところです(40代 女性)
3位は「日当たりの良さ」です。
背が低く、日当たりが悪くなりがちな平屋だからこそ、日当たりには注目したいという人も多くなっています。
具体的にチェックするポイントとしては「周辺の建物」や「窓の配置」などがあります。
平屋の中央部は壁で仕切られて採光できないこともあるので、天窓をつけたり、光を通す建具を使ったりする工夫も必要です。
4位 動線の良さ
- 各部屋への動線が短いこと。移動に時間がかかると、住むのが大変だと思うからです(30代 男性)
- 家事動線が良いかどうか(40代 女性)
- 「トイレ」「お風呂」「ダイニング」の配置が難しい。どの部屋からでも行きやすいことが重要(50代 男性)
4位は「動線の良さ」です。
平屋では上下移動はありませんが、横に広いため、動線が長くなることはあります。
そのため「洗濯物を洗ってから干すまで」といった家事の動線に注目する人も多くなりました。
また老後に住むことを考えた場合には、寝室からトイレへの動線が短いかなどもチェックしておく必要があります。
5位 セキュリティの高さ
- 防犯対策はどのくらいできているのか、鍵は最新型なのか(40代 女性)
- 割れにくい窓ガラスにするなど、防犯対策が十分であるか(50代 女性)
- セキュリティを考え、窓にはシャッターがあること(60代以上 男性)
5位は「セキュリティの高さ」です。
「平屋はセキュリティが心配」という不安があるため、防犯対策に注目する人も多くなりました。
具体的には、雨戸やシャッター、防犯ガラス、セキュリティ性の高い鍵などが寄せられています。
セキュリティ対策設備は後付けもできますが、設計時・建築時から考えておくと、デザインに馴染む形で取り入れやすくなります。
6位 予算に見合う価格
- 広い土地が安く手に入るか(30代 男性)
- 自分の資産と天秤にかけて、購入して無理がないかどうか(30代 女性)
- 建築コストの安さ(50代 男性)
6位は「予算に見合う価格」です。
憧れの平屋を手に入れても、ローン支払いが滞ってしまうと、手放さざるを得なくなるケースも。
そのため予算に見合うかどうかは重要なポイントです。
とくに平屋は広い土地が必要で、建築にかかる坪単価も高くなりがちなので、慎重に検討しましょう。
7位 希望の間取り
- 自分好みの間取りであること(30代 女性)
- 平屋のメリットが活かされた間取りになっているか(30代 男性)
- 間取り。限られたスペースをできるだけ有効に活用できる間取りを重視します(50代 女性)
7位は「希望の間取り」でした。
「自分好み」「効率の良い間取り」などの回答が寄せられています。
間取りは採光や動線とも密接に関わるので、重要なポイントです。
8位 プライバシー対策
- 家の中でもひとりになれる空間があるかどうか(30代 女性)
- 景色は見えるけれども、プライバシーは守られることです(50代 女性)
- 開放感はありつつも、家族間で一定のプライバシーを確保できること(50代 男性)
8位は「プライバシー対策」でした。
「外から見えにくいデザインがいい」という声と、「ひとりの空間を確保したい」という声の2パターンがありました。
ただプライバシーに配慮して仕切りや目隠しを多用することで、平屋ならではの「広々とした空間と開放感」が失われてしまう可能性もあります。
そのため「平屋の良さを生かしつつも、プライバシーは確保したい」という人もいました。
9位 バリアフリー対応
- 各部屋に段差がないことや、バリアフリー仕様になっていること(30代 女性)
- 部屋と部屋の仕切りや浴室やトイレなどの仕切りに段差がないことを重視します(40代 男性)
- 将来的に車椅子や介護が必要になった場合でも大丈夫か(50代 男性)
9位は「バリアフリー対応」でした。
平屋にするなら老後まで住みたいと考えている人も多いことから、バリアフリー対応も注目ポイントのひとつとしてランクインしました。
具体的には「段差がない」「引き戸になっている」などです。
「昔ながらの平屋住宅はバリアフリー化されていない」というコメントもあり、中古平屋を購入する場合には、とくにチェックしたいポイントと言えます。
10位 収納の多さ
- 収納スペースが十分にあるか(20代 男性)
- 収納スペースをうまく取っているか(40代 男性)
10位は「収納の多さ」でした。
平屋で生活スペースの広さを優先すると、収納が足りないと困るケースもあります。
2階建てや3階建てでつくられることの多い「階段下収納」もありません。
そのため収納スペースに注目する人も多くなりました。
小屋裏収納などで収納スペースを確保している平屋もあります。
まとめ
平屋には「老後も住みやすい」などのメリットがある一方、「広い土地が必要」「セキュリティ面や水害時の不安がある」といったデメリットもあります。
そのため平屋を選ぶときには、「予算との兼ね合い」「ハザードマップの確認」「防犯対策」などがポイントとなります。
実際に平屋を検討していたものの、予算やハザードマップとの兼ね合いで断念した人もいました。
予算内の広い土地を求めて都市部を離れると、生活環境が不便になってしまう可能性もあるので注意しましょう。
デメリットも把握したうえで、デメリットをカバーできる平屋を選んだり、デメリットをカバーするアイデアを提案してくれる施工業者を選んだりすることが重要です。