【実家がゴミ屋敷化しそうで不安になった理由ランキング】500人アンケート調査

実家がゴミ屋敷化しそうで不安になった理由 アンケート調査
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祖父母や親が長年住んでいる実家は、物が溜まりやすく、いわゆる「ゴミ屋敷」になるリスクもはらんでいます。

メディアでもよく話題になるゴミ屋敷について、「まったくの他人事」と感じる人もいれば、「うちの実家も将来ゴミ屋敷になるかも」と不安になる人もいます。

今回は全国の男女500人を対象に「実家がゴミ屋敷化しそうで不安になった理由」を調査。

「ゴミ屋敷化を防ぐためにやっていること」についても聞きました。

【調査概要】
  • 調査対象:全国の男女
  • 調査期間:2025年5月27日~28日
  • 調査機関:自社調査
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 有効回答数:500人(女性358人/男性142人)
  • 回答者の年代:20代 20.8%/30代 34.4%/40代 27.6%/50代 14.8%/60代以上 2.4%

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実家がゴミ屋敷になるかもしれないと思ったことがある人は68.8%

実家がゴミ屋敷になるかもしれないと思ったことがある人の割合

全国の男女500人に「実家が将来的にゴミ屋敷になるかもしれないと思ったことがあるか」と聞いたところ、「ある」と回答した人が7割近くにのぼりました。

背景としては、ゴミ屋敷がメディアなどでよく取り上げられており、危機感をもつ人が増えていることなどが考えられます。

「すでに実家がゴミ屋敷化している」「ゴミ屋敷化が始まっていると感じる」という声もありました。

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実家がゴミ屋敷化しそうで不安になった理由1位は「物を捨てられない」

実家がゴミ屋敷化しそうで不安になった理由

「実家がゴミ屋敷化しそうで不安になった理由」の圧倒的1位は「物を捨てられない(34.2%)」でした。

かなり差が開いて、2位「整理整頓ができない(10.2%)」、3位「賞味期限切れの食材がある(6.4%)」、4位「年々物が増えている(5.8%)」が続きます。

物が多くて片付けもできていないと感じたときに、不安感を抱く人が多いとわかります。

昔はキレイ好きで片付けもしていた親だったのに、加齢とともにできなくなっているようで不安といった声も。

不安を感じさせる出来事や目に見える問題点の背景として、加齢による認知機能や体力の低下があることも伺えます。

1位 物を捨てられない

  • 母親や兄に物を捨てられない気質があって、新聞や月刊誌が溜まっている(20代 男性)
  • 祖母が物を捨てられない。頂き物などの包装紙ですら、キレイにテープを剥がして保管している(40代 女性)
  • 本当に物が捨てられない。どうして捨てられないのか聞いたとき、「捨てるのはすぐにできるけど、捨ててしまったらもう戻らないでしょ」と言われました(50代 女性)

1位は「物を捨てられない」です。

物を大切にすると言うと聞こえはいいのですが、もう使えないだろうと思われる物でも、なかなか捨てられない人はいます。

「もったいない」「思い入れがある」などの理由からです。

当然のことながら家具や本などは自然消滅しないので、捨てられないと物は溜まって増えていきます。

帰省したときに家に、どう見ても必要ないと思える物が溜まっていると気づき、不安を覚えた人も多くなりました。

2位 整理整頓ができない

  • 親が高齢になるにつれて、通販の段ボールをそのまま放置したり酒類の缶を床に置きっぱなしにしたり、片付けをしなくなった(30代 男性)
  • 父と弟が実家にいて、両方とも片付けが苦手なので、将来ゴミ屋敷まっしぐらです(40代 女性)
  • 母親と弟の二人暮らしで、母親はともかく弟が片付け下手。母親に何かあったときが怖い(50代 女性)

2位は「整理整頓ができない」でした。

もともと整理整頓が苦手な人もいれば、加齢のせいか整理整頓がおっくうになってできなくなる人も。

家を管理しようという意識が薄かったり、薄くなったりしているとも言えます。

家を大切にして自分のわかる範囲で物を管理しようという意識がなくなると、ゴミ屋敷化しやすいと懸念されます。

「姉が整理整頓できないので、両親が亡くなったあとの実家が恐ろしい」など、現在整理整頓を担っている家族がいなくなったときを危惧している人もいました。

3位 賞味期限切れの食材がある

  • 冷蔵庫にいつからあるのかわからない食品が入っている(30代 男性)
  • 期限切れの食べ物も、なかなか捨てない。缶詰や冷凍は期限が切れても大丈夫だと思っている(40代 女性)
  • 冷蔵庫に賞味期限切れの食材が山のように残っているのに、毎日買い物に出かけている(50代 女性)

3位は「賞味期限切れの食材がある」でした。

実家の冷蔵庫内に賞味期限切れの食材が大量にあるのを発見し、衝撃を受けた人もいます。

賞味期限切れの食品を食べることで体調不良を起こす可能性もありますから、心配にもなるでしょう。

捨てたほうがいいと提案したものの、なぜか拒否されてしまった人もいました。

また賞味期限切れ食品を処分しないまま買い物することで、古い食品はさらに冷蔵庫の奥へと追いやられ、なかなか出てこられなくなると考えられます。

4位 年々物が増えている

  • 親はよく整頓整理していたが、ショッピングが趣味だったので、出かける度に服や物が増えていたから(30代 女性)
  • 郵便物やチラシなどの紙が年々増えている(40代 女性)
  • 本やDVDなどのメディア商品が大量に溜まっていて、さらに増えている(60代以上 男性)

4位は「年々物が増えている」でした。

物を捨てられないと、家の中にある物は増え続けます。

チラシなど時間が経てばいらなくなる物まで溜め込んでいるケースも。

帰省する度に物が増えていることを感じ、危機感を抱いた人も多くなりました。

整理整頓や収納スペースの拡充で対応しようにも、物が増えるスピードに追いつかないこともあります。

5位 掃除をしない

  • 両親が離婚し、父だけが実家で暮らしているときに掃除をしていなかったから(30代 女性)
  • 年齢的に、掃除に体力をかけられない(40代 女性)
  • 母があまり掃除をしなくなったことです。買った物をリビングに置きっぱなしにしていたり、玄関に干からびた野菜が放置されていたりします。テレビの裏や家具のすき間には埃が溜まっていて、庭にも使わない物が置かれたままなので、心配になりました(50代 男性)

5位には「掃除をしない」です。

もともと掃除をしないタイプの人もいれば、体力的に掃除が行き届かなくなってしまった人もいます。

掃除を担っていた人が「死去」「離婚」など何らかの理由でいなくなり、実家に残された家族が掃除の大切さに気づいていなかったケースもありました。

掃除をしないことで見た目が悪くなりますし、埃なども溜まりやすくなり、衛生面での悪影響も心配されます。

6位 物が多い

  • 自分含め兄弟たちが実家を出るとき、実家に大量に物を置いていっている。また今の家に置けない物や不要な物を、実家に置いたりするので(20代 男性)
  • もともと物が多く、亡くなった人の物もまだあるから(30代 女性)
  • 60代の親で、世代なのか基本的に物が多いと感じました(40代 男性)

6位は「物が多い」でした。

実家に物が多い原因は、実家に住んでいる家族の性格や衰えだけではありません。

実家の収納スペースに余裕があるなどの理由で、実家を離れた家族の「物の一時置き場」になっていることもあります。

遺品が処分されずに残っているケースもあるので、住んでいる人は少ないのに物は多いと感じて、危機感をもった人も。

物の量が多いと散らかりやすくなるので、ゴミ屋敷化の第一歩として警戒している人も多いとわかります。

7位 生活空間が埋まっている

  • 部屋のゴミを溜めていった結果、移動するのが困難だったときは不安に感じ始めました(20代 女性)
  • 使ってない部屋が物置と化し、どんどん足の踏み場がなくなっていったから(40代 女性)
  • 実家に不要な物が増え、通路が狭くなっていたり、壊れた家電や段ボールが放置されていたりする様子を見て、不安を感じました(50代 男性)

7位には「生活空間が埋まっている」です。

「物が溜まりすぎて廊下が塞がれる」「久しぶりに帰ったら、自分の部屋が物置化していた」など、生活スペースの縮小を感じて、実家のゴミ屋敷化を心配した人も。

物が多くても収納スペースに詰め込まれていれば、生活の場は何とか守れます。

しかし物が収納からあふれ出すと、生活の質低下を感じやすくなり、危機感も強まると考えられます。

生活スペースが狭くなると、移動が難しくなり、転倒などのリスクが高まるのもデメリットです。

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実家がゴミ屋敷化しないための対策は「不用品を処分する」

実家がゴミ屋敷化しないための対策

実家がゴミ屋敷化しないためにとっている対策の1位は「不用品を処分する(33.2%)。

2位「アドバイスを送る(18.4%)」、3位「整理整頓をする(11.8%)」、4位「掃除をする(10.0%)」が続きます。

「不用品の処分」「整理整頓」「掃除」など、自分で動く人が多いとわかります。

一方で実際には手を出さず、アドバイスやチェック、見守りを重視している人も。

「勝手に捨てると親が怒るから、手は出せない」「遠方に住んでいるので、実際に何かできるわけではない」など、家族の性格や環境によって、支援の形が変わると考えられます。

1位 不用品を処分する

  • 大半は何がどこにあるか把握していないので、両親がいない間にこっそり捨てたり売ったりしていました(30代 女性)
  • 親と一緒に、年に数回程度の頻度で生前整理をして、不用品を捨てています(40代 男性)
  • 母は捨てるのは許さないが、お金になるならしぶしぶ手放してくれる。そのため売れそうな物をフリマアプリに積極的に出品している(50代 女性)

1位は「不用品を処分する」です。

実家のゴミ屋敷化予防としては、不用品の処分を挙げた人が多くなりました。

実家に物を捨てられない家族がいてゴミ屋敷化を懸念している人が多いので、対策としてはやはり物を処分して減らすことが効果的となります。

こっそりあるいは勝手に捨てる人もいましたし、実家の家族に納得してもらって処分している人もいました。

また、親の物は捨てられないので、まず実家に残っている自分の物から捨てるというケースも。

「捨てるのではなく売るなら納得してくれる」など、親の性格を理解したうえで、お互いに納得できる処分方法を選択している人もいます。

2位 アドバイスを送る

  • ゴミの出し方を親に説明した(20代 男性)
  • 都度「使わない物は捨てろ」と指導しています。勝手に捨てると後で怒られるので、現在は手を出したくても出せない状態でいます(50代 女性)
  • ゴミ屋敷のリスク(火災や健康被害、孤立など)を具体的に伝え、早急な対応の必要性を自覚してもらう(60代以上 女性)

2位は「アドバイスを送る」でした。

アドバイスを送るものの実際に手は出さない理由としては、「手を出すと親が怒るから」「無理やり整理しても、すぐ元に戻るから」などが考えられます。

複雑な粗大ゴミの出し方を説明するなど、具体的な処分手続きの方法をアドバイス人もいれば、ゴミ屋敷化予防の重要性を説明する人もいました。

ゴミ出しの方法がわからないのか、整理整頓の重要性を理解していないのか、親の困りごとや課題に合わせたアドバイスが必要です。

何度も話をすることで、親の意識が変わってきたという体験談も寄せられています。

3位 整理整頓をする

  • 実家に戻る度に、冷蔵庫内の整理と部屋の片付けを手伝っている(20代 男性)
  • 月に1度は実家に行って、一緒に片付けをしています(40代 女性)
  • 言ってもダメなので定期的に片付けに行く。また片付いている我が家に呼び、目が覚めるように仕向けている(50代 女性)

3位は「整理整頓をする」でした。

具体的には、帰省の度に冷蔵庫や部屋の整理をしているといった回答がありました。

実家にいる家族からの抵抗などで物を大量に減らすことは難しくても、整理整頓は可能です。

親は整理整頓が苦手だからと放っておくと本当にゴミ屋敷化してしまう可能性があるので、効果的な予防法になります。

4位 掃除をする

  • 姉が号令をかけて、大掃除をする日がある。姉がいなかったら、ゴミ屋敷になっていたと思う(20代 女性)
  • 定期的に実家に帰省し、掃除をしています(30代 男性)
  • ちょくちょく掃除に行ってます(40代 男性)

4位は「掃除をする」でした。

定期的にあるいはこまめに実家を訪問し、掃除を手伝っている人も多くなりました。

高齢になって掃除が難しくなっている家族にとっては、嬉しいサポートです。

家族全員で掃除する日を設けているご家庭もあり、実家を管理する意識を家族みんなで共有できていることが伺えます。

なお対策として掃除をしている人の中には、ゴミ屋敷化の兆候を感じていないと答えた人も多く、定期的な掃除が機能しているとわかります。

5位 ゴミ捨てを手伝う

  • 粗大ゴミを回収場に持っていくのを手伝っている(20代 女性)
  • 時々実家に帰った際は、ゴミ捨てをしている(40代 男性)
  • 実家に帰省した際には声掛けして、粗大ゴミ回収の手配をしたりゴミ袋にまとめたりしている(40代 女性)

5位には「ゴミ捨てを手伝う」です。

重い粗大ゴミなどは運ぶのも大変で、高齢者や車のないご家庭ですと、捨てたくても捨てられないケースがあります。

上記のような場合、帰省時に溜まった粗大ゴミを捨てるのは、的確なサポートです。

また認知機能が低下して、ゴミ出しできる曜日がわからなくなってしまう人もいます。

離れて住んでいる場合、日常的なゴミ捨てを実際に手伝うのは難しいですが、「ゴミの分別方法や収集日を、わかりやすい場所に張っておく」といった形でサポートしている人もいました。

捨てたいゴミをちゃんと捨てて、家の中に溜めないことで、ゴミ屋敷化を防げます。

6位 不用品を自宅へ持って帰る

  • なるべく「もらう体」で実家の物を減らしている。食べ物だったら食べたり、いらない物であれば捨てたりしている(20代 女性)
  • 使える物はもらってきました(40代 女性)
  • 捨てることへの踏ん切りがつかない物に関しては、譲って誰かに使ってもらえれば抵抗がないようなので、私が受け取ってしばらく使ったのちに処分する方法で落ち着いています(40代 男性)

6位は「不用品を自宅へ持って帰る」でした。

「自宅で使いたいから譲って」という形で物を引き取って実家から物を減らし、しばらく使うか保管したあとに、処分している人も多くなりました。

とくに、親など実家にいる家族が物を捨てることに抵抗する場合におすすめの対処法です。

使ってくれる人がいると思うと、手放す際の心理的ハードルが下がるからですね。

最終的には捨てることが目的でも、実家にいる家族が「無理やり捨てられた」と思わないので、衝突を避けられます。

7位 実家の状態をチェックする

  • 帰省した際は収納をさりげなく確認し、物が増えていないかチェックしている(30代 女性)
  • 実家に行ったときは、家の中と外の様子を見るようにしています(40代 男性)
  • 定期的に実家へ行って、冷蔵庫の中をチェックしている(50代 女性)

7位には「実家の状態をチェックする」です。

見守りの一環として、定期的に帰省して実家の状態を観察する人もいます。

チェックする場所は居室内のほか、収納、冷蔵庫」外構部などです。

定期的に家をチェックしておくことで、「物が増えてきたな」「掃除ができておらず、物が散乱しているな」といった異変を早期に発見できます。

なおゴミ屋敷化を懸念する理由として、親の認知機能や体力の低下を挙げた人も多くいました。

キレイ好きだった家族なのに、急に実家が汚くなった場合には、家族の健康状態悪化が疑われます。

つまり家の状態をチェックすることで、家そのものだけではなく、家族の健康を見守ることにもつながります。

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まとめ

実家がゴミ屋敷化しそうで不安になる理由としては、実家に住んでいる家族の性格だけでなく、加齢などによる衰えも挙げられました。

もともとの性格や心身の衰えが原因で、物に固執したり、持ち物の管理や選別ができなくなったりしてしまうからです。

そのため対策としては、物を捨てたり掃除したりができない家族に代わって、不用品を処分したり、掃除や整理整頓を手伝ったりすることが多く挙げられています。

ただ実家から離れて住んでいる場合、こまめに手伝いたくてもできる頻度には限界があります。

そのため実家に住んでいる人が自発的に家を清潔に保てるように見守りや啓発を重視し、実際に効果を感じている人も。

遠方に住んでいても、「親戚に見守りを頼む」「業務としてできる範囲で、ヘルパーに実家の現状把握を頼む」といった対応は可能です。

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