騒音に悩んだ経験がある人は78.2%
集合住宅にお住まいの方500名に「騒音に悩んだ経験があるか」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
「ある」と答えた人が78.2%で、8割近くとなりました。
多くの人が住まいの騒音に悩んだ経験があるとわかります。
集合住宅に住んでいると、「他の住民と生活リズムが合わない」「近くに小さな子どもを育てているご家庭がある」といったことが避けられないからですね。
静かな住人が多い集合住宅でも、建物外の「工事」「通りかかる人の話し声」などが気になることもあります。
騒音トラブル1位は「足音が響く」
集合住宅にお住まいで騒音に悩んだ経験がある392名に「悩んでいる(いた)騒音トラブル」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位になったのは「足音が響く(126人)」です。
2位「声がうるさい(94人)」、3位「宴会が騒がしい(38人)」、4位「大音量の音楽(32人)」と続きます。
「足音」「声」などを騒音と感じている人が多いとわかります。
足音も声も生活する上でどうしても出てしまうものですが、音が大きすぎたり深夜に音が聞こえたりすると「騒音」になってしまいます。
また「音楽」「楽器」「テレビ」など、音響機器の音に悩んでいる人も目立ちました。
「音楽が趣味」という人は、自分の出している音が大きすぎないかに注意した方がよいといえるでしょう。
では具体的な回答を紹介します。
1位 足音が響く
- 上の階に住む子どものドタドタ音が深夜まで続くことに悩んでいる(20代 女性)
- 子どもたちが寝る時間に、上の階でサッカーをしているような足音が響き、体調が悪いときなどはイライラします(30代 女性)
- 上の階に住んでいる人の足音がドスドスと非常にうるさく、夜中に動かれるとビックリして起きるくらいでした(50代 男性)
1位は「足音が響く」でした。
生活していると、気をつけていても足音は出てしまうものです。
そのため「お互い様」の気持ちで、日中の足音については気にしない人も多いでしょう。
ただ夜遅い時間まで足音が響くようだとイライラしてしまいますね。
あまりに足音が響くため、「嫌がらせなのか?」と感じている人もいました。
2位 声がうるさい
- 電話での話し声がとても大きいこと(20代 女性)
- 隣の住人がよく夫婦ゲンカをしていて、夜中寝られないことがよくあった(30代 男性)
- 真下の家にいる子どもの夜泣きがひどくて、飛び起きるほどでした。赤ちゃんではなく幼児だったので、声も大きくて参りました(50代 女性)
「声がうるさい」が2位。
具体的には「大声で電話している」「ケンカの声が大きい」「赤ちゃんや子どもの泣き声」など。
子どもの泣き声については「仕方ない」と考える人も多いでしょうが、毎日続くと疲れてしまいますよね。
またケンカの声を聞いていると、精神的に消耗してしまいそうです。
3位 宴会が騒がしい
- 下の階に住む大学生が友達と複数人で集まり、夜中まで大騒ぎすることに悩まされていました(20代 女性)
- 隣人の友人が遊びに来た日はゲームをやっているようで、奇声をあげて楽しんでいます。深夜になっても帰る気配がなく、翌日の仕事に影響が出て困っています(30代 女性)
- 数人で宴会をして騒いでいる音に悩まされた(50代 男性)
3位は「宴会が騒がしい」。
部屋に友人を招いて過ごすのは楽しいものですが、夜遅くまで騒いでいると近所迷惑ですよね。
宴会やパーティではなくても、友人が泊まったり夜遅くまで滞在したりする場合、盛り上がって大きな声を出してしまうこともあります。
あまりの大声・奇声に、迷惑というよりも「恐怖」を感じたという体験談もありました。
4位 大音量の音楽
- 隣の部屋で深夜から朝まで大音量で音楽を流すことが度々あり、寝不足になりました(30代 女性)
- 音楽の音。重低音が響きます(40代 男性)
- 上の階に住んでいる人が音楽を大きな音で聴いている(60代以上 男性)
4位は「大音量の音楽」。
とくに夜間に流れる音楽に悩んだという人が多くなりました。
重低音の場合、音だけではなく振動を感じることも。
重低音の振動だと耳栓やイヤホンでは防げないケースもあり、悩む人が多いようです。
5位 楽器の音
- 楽器禁止のアパートなのに、隣人が毎日夜間に大音量でピアノを弾く(30代 女性)
- 上の階の方が、子どもに夜遅い時間までピアノの練習をさせていて困った。「音量を小さくしているからいい」と思われたのかもしれないが、打鍵音が響いていた(40代 女性)
- 楽器の演奏の音が、休日や平日の日中にうるさかった(50代 男性)
5位は「楽器の音」でした。
「小学生が練習しているリコーダー」「隣人のピアノ」などを騒音と感じる人も。
長時間練習されたり、夜間に音が聞こえると困りますよね。
昼間の練習でも「下手だと気になってしょうがない」という人も。
またピアノやドラムは楽器そのものの音以外に「カタカタ」「ドンドン」という「打鍵音」「衝撃音」が響くため、消音しても騒音になる可能性があります。
6位 テレビの音量
- 隣人が見ているテレビの音がうるさい(20代 女性)
- テレビの音量がとても大きく、窓を閉めていても聞こえるほどの騒音に悩まされています(30代 女性)
- 隣の映画鑑賞の音量(40代 男性)
6位は「テレビの音量」でした。
テレビの音が隣室に響く理由としては「耳が遠くてついついテレビの音量をあげてしまう」「壁近くに置いている」などが考えられます。
「見ないようにとは言わないから、音はイヤホンやヘッドホンで聞いてほしいな」と感じる人もいるでしょう。
また「テレビでスポーツ観戦しながら盛り上がっている声がうるさい」「テレビを見ながらの笑い声がうるさい」というコメントもありました。
7位 大きな歌声
- お風呂で子どもたちが大声で歌っている(20代 男性)
- 隣人が夜に歌っていること(30代 男性)
- 隣の部屋でカラオケをしているのがよく聞こえました(40代 女性)
7位は「大きな歌声」でした。
「お風呂場で歌っているのが聞こえる」という回答が目立ちました。
お風呂場で歌うとエコーがかかって上手に聞こえることもあり、つい気分がよくなって歌ってしまう方もいるでしょう。
しかし換気口などから音が漏れてしまうため、近所迷惑になりやすいのですね。
また夜間の熱唱やカラオケを迷惑に感じている人も多くなりました。
8位 掃除機・洗濯機の音
- 夜遅くに帰宅し、洗濯機や掃除機をかけている(20代 女性)
- 夜9時過ぎに掃除機をかける音がする(30代 女性)
- 下の住人が朝5時くらいから洗濯機をまわし、さらにひどいときは掃除機をかけているようで、目が覚めます(40代 男性)
8位は「掃除機・洗濯機の音」でした。
掃除機や洗濯機は普通の生活で使うものですから、昼間でしたらそれほど気にならないでしょう。
しかし早朝や深夜に音が聞こえると、かなり迷惑と感じる人もいます。
掃除機・洗濯機のトラブルは、隣人と生活リズムが合わない場合に起こりやすいと考えられます。
騒音が気になったときは「管理人・管理会社に連絡する」が1位
集合住宅にお住まいの方500名に「騒音が気になったときの対処法」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位になったのは「管理人・管理会社に連絡(268人)」です。
2位「何もせず我慢(185人)」、3位「直接注意する(35人)」、4位「壁・天井を叩く(18人)」と続きます。
騒音を出している人に直接注意するのではなく、「管理人・管理会社」などを通して対策してもらう人が多数。
騒音を出している人に直接注意すると、住人同士のトラブルになりかねません。
また相手がどんな人かわからないと「怖い」という気持ちもありますよね。
諦めの気持ちからか、「我慢」「耳栓で対策」「窓を閉める」など、騒音の元への働きかけはしない人も多くなっています。
では具体的な回答を紹介します。
1位 管理人・管理会社に連絡
- 管理会社に伝え、全室にチラシを配布してもらう(20代 女性)
- 管理人さんに言って、本人に伝えてもらう(30代 男性)
- 直接言おうかと悩みましたが、近隣トラブルが怖くて、大家さんに何度か相談しました(50代 女性)
1位は「管理人・管理会社に連絡」でした。
「直接本人に伝えるのは気まずい」「近所トラブルが怖い」という理由で、管理人や管理会社に相談する人が多数。
騒音についての相談があった場合、まずは「張り紙をする」「ポストにチラシを入れる」などの方法で注意喚起するマンション・アパートが多いです。
それでも騒音が収まらない場合は、管理会社などから電話で直接本人に連絡することもあるようですね。
2位 何もせず我慢
- 子どものすることで、親も注意はしているようだったので、とくに対策は取らず我慢しました(20代 女性)
- 平日夜間以外の騒音であれば、基本我慢する(30代 男性)
- 分譲なのであまりトラブルにしたくなくて、耐えています(40代 女性)
「何もせず我慢」が2位。
我慢している理由は「気になりつつも我慢できるレベルや時間帯だから」「トラブルが怖いから」など。
「自分の家にも子どもがいるので、お互い様だと思って」という声もありました。
子どもが騒いでいる場合、親が注意しているなら「仕方ないか」と受け入れる人も多いようです。
3位 直接注意する
- 自宅に手紙を入れても直らず、直接本人にお話しました。今思えばアパートの管理会社に言ったほうが安全だったと思います(30代 女性)
- ポストに「音がうるさかった」とメッセージを残す(40代 男性)
- 夜中の1時過ぎに直接家を訪問して「うるさい」と伝えた(50代 女性)
3位は「直接注意する」。
「夜中に騒音が続き、我慢の限界だったので直接伝えにいった」という声が多数。
騒音を出しているときに指摘すれば、相手も言い逃れできないですね。
またポストに手紙を入れたという人も目立ちました。
ただ直接伝えると、言い換えされてしまったり関係が険悪になってしまったりする場合も。
まずは管理会社などに相談することをおすすめします。
4位 壁・天井を叩く
- どうにもできず本当にうるさい時は、壁をコンコンと叩いていました(20代 女性)
- 激しい物音がする真下に行って、棒を使って天井を叩きました(40代 女性)
- 壁を叩いて、隣人にうるさいことを認識させた(50代 男性)
4位は「壁・天井を叩く」。
騒音がひどいとき、壁や天井を叩いて「うるさいですよ」「聞こえていますよ」と相手にアピールする人も。
ただイライラしながら壁や天井を叩くと、壁紙などを傷つけてしまうこともあります。
また隣人に不快な思いをさせトラブルが大きくなる可能性もありますので、避けたほうが無難です。
5位 耳栓をする
- イヤホンをつけて音楽を聴く(20代 男性)
- ノイズキャンセリングできるイヤホンを買った(30代 女性)
- 耳栓をして寝ました。相手には伝えていません(50代 女性)
5位は「耳栓をする」でした。
相手に何か伝えて騒音自体をなくすのではなく、音が気にならないように自衛するパターンですね。
「子どもの夜泣きがうるさい」など、相手に伝えてもどうにもならないと考えられる騒音については、イヤホン・耳栓で対策するしかないもかもしれません。
6位 窓を閉める
- 現在は窓を閉めるなどして、音ができるだけ小さくなるようにしています(20代 男性)
- もめたくないので、私が窓を閉めていました(40代 女性)
- 6位は「窓を閉める」でした。
耳栓・イヤホンと同じく自衛するパターンです。
「子どもの声だから仕方ない」「トラブルにしたくない」などの理由で、相手には伝えていないのだと考えられます。
「今はまだ我慢しているが、あまりにひどくなったら管理会社に相談するつもり」という人もいました。
7位 引っ越す
- 騒音で困ってる旨を紙に書いて、ポストに投函しました。でも全く改善されず、引っ越しすることにしました(30代 女性)
- 管理会社に連絡しても収まらなかったので引っ越した(40代 男性)
- 7位は「引っ越す」でした。
いろいろ対策をとったものの騒音が改善されず、我慢できずに結局引っ越したという人もいました。
賃貸なら比較的簡単に引っ越しできますが、分譲マンションだと難しい決断になりそうですね。
騒音を出さないために気をつけていること1位は「音を出す時間を限定する」
集合住宅にお住まいの500名に「騒音を出さないために気をつけていること」を聞いたところ、回答は以下のようになりました。
1位になったのは「音を出す時間を限定する(178人)」です。
2位「静かに歩く(99人)」、3位「マットを敷く(82人)」、4位「音量を下げる(72人)」、5位「ドアを静かに閉める(52人)」と続きます。
「音を出す時間帯」に注意する人が多くなっています。
音が出る家事や趣味については、日中の昼間や隣人が出かけているうちにやってしまうという対策ですね。
また「静かに歩く」「マット」「スリッパ」など、足音についての回答も多くランクインしました。
自身が隣人の足音に悩んでいる人も多いため、「自分も気をつけなくては」と思うのでしょう。
では具体的な回答を紹介します。
1位 音を出す時間を限定する
- 家事する時間帯を決める。20時までには「お風呂」「洗濯」「掃除」を終わらせます(20代 女性)
- 大きな音を立ててしまうかもしれないことは、日中に済ませる(40代 男性)
- 夜中に洗濯をしたり大きな物音を立てたりしない(50代 女性)
1位は「音を出す時間を限定する」でした。
「早朝や夜中に掃除や洗濯はしない」「早めにお風呂に入る」など、時間を気にして行動している人が多数。
家電の静音化は進んでいますが、洗濯機や掃除機は大きな音が出てしまうからでしょう。
またお風呂も、水音や風呂イスを引く音などが意外に響くものです。
仕事で夜遅くなる人は「休日にまとめて家事をする」「帰りが深夜になった日は、翌朝お風呂に入る」といった対策をしていました。
2位 静かに歩く
- 家の中で走り回らない(20代 女性)
- ゆっくり歩く(30代 女性)
- ドスドス歩かないよう気をつけている(40代 男性)
「静かに歩く」が2位。
自身も上の階から聞こえる足音に悩んでいる人が多いため、「自分の注意して歩こう」と思うのだと考えられます。
集合住宅の構造や天井の厚みによっては、自分が思っているよりも足音が響いている可能性もありますからね。
「走らない」のはもちろん、「夜間に室内を歩くときには、とくに静かに歩くよう気をつけている」という人が多くなりました。
3位 マットを敷く
- 子どもが小さくてオモチャで床を叩くので、プレイマットを敷いて下の階に配慮している(20代 女性)
- フローリングにクッション性のあるマットを敷いている(30代 男性)
- 子どもが歩いたり走り回ったりしてもうるさくならないよう、床に防音マットを敷いています(40代 男性)
3位は「マットを敷く」。
こちらも足音対策ですね。
小さなお子さんがいる家庭では、床のキズ対策も兼ねてジョイントマットを敷いているケースも多いのではないでしょうか。
防音マットは通販サイトなどで購入できます。
4位 音量を下げる
- テレビや携帯電話の音は、なるべく小さくしています(20代 女性)
- 大きな音で音楽を聴いたりテレビを見たりしないようにする(30代 男性)
- 21時以降はテレビの音を小さくします(40代 男性)
4位は「音量を下げる」。
オーディオ機器・電子機器が出す音は、自分が思っている以上に隣室に響いていることがあります。
そのためテレビ・ラジオやアラームの音量に注意している人も多くなりました。
なおテレビの音が響かないようにするために、テレビを隣室に面する壁から離して設置するのもおすすめです。
5位 ドアを静かに閉める
- ドアの開け閉めは勢いよくしない。なるべくゆっくりする(20代 女性)
- ドアをゆっくり閉める(30代 男性)
- 夜中にトイレに起きたとき、ドアの開閉をなるべく静かにするよう気をつけている(40代 女性)
5位は「ドアを静かに閉める」でした。
ドアの開閉音は、意外にも周囲の部屋に響いてしまうものです。
しかし「ついついバタンと閉めてしまう」「子どもに言い聞かせても、なかなか静かに閉めてくれない」という方もいるでしょう。
「静かに開閉」を意識するのが難しいなら、100円ショップなどで売られている「防音テープ」を使って対策する方法もあります。
6位 小声で話す
- 今のアパートでは、なるべく電話の通話時でも声を抑えて話すようにしています(20代 男性)
- 友人・家族を部屋に呼んでも、大声では騒がないよう気をつけています(30代 女性)
- 大声で話さないようにする。とくに夜遅くは小声で話すなど、気を使います(50代 女性)
6位は「小声で話す」でした。
「友人を呼んだとき」「電話の声」に注意しているという人が多数。
とくに静かな夜は声が響きますから、気をつけたいですね。
大声を出さないために「そもそも家に人を呼ばないようにしている」という人もいました。
7位 窓を閉める
- 部屋の窓は極力閉めておく(20代 男性)
- なにか音が出ることをするときは、窓を閉めてからする(30代 女性)
- 窓はあまり開けないようにしています(40代 女性)
7位は「窓を閉める」でした。
窓を閉めておけば、自分の出す音が近所迷惑にならないようにする効果と同時に、外部からの騒音も防ぐ効果もありそうですね。
「遮音カーテン」を活用している人もいました。
8位 子どもに注意する
- 子どもたちに「家の中であまり走らないように」と伝えたり、「下の階に音が響くかもしれない」と話して聞かせたりしている(30代 女性)
- 子どもがまだ小さいので、ドタドタ走ったときには「気を付けようね」と話しています(40代 男性)
- 夜は子どもたちを静かにさせています(50代 男性)
8位は「子どもに注意する」でした。
とくに足音について、子どもに注意しているという人が目立ちます。
子どもたちは楽しくなってくると言いつけを忘れて、走り回ったり飛び跳ねたりしてしまうものです。
それでも諦めずに注意を続ける姿勢が重要ですね。
また子どもがうるさくしてしまったときは、素直に隣人や階下の住人に謝ることで、「子どものすることだしね。親御さんが注意してくれているならいいよ」と相手の理解を得られるケースもあります。
9位 イヤホンを使う
- 夜間はヘッドホンをつけて、パソコンやスマホから大きな音が外に出ないようにしています(20代 男性)
- 音楽はイヤホンで聴く(30代 女性)
- ラジオやテレビを視聴するときは、イヤホンをつけるようにしています(50代 女性)
9位は「イヤホンを使う」でした。
イヤホンを使えば、テレビやスマホの音が外に漏れる心配はありませんね。
ただ厚生労働省は「イヤホン・ヘッドホンを長時間大音量で使っていると、ヘッドホン難聴になる可能性がある」と指摘しています。
イヤホン・ヘッドホンの使用にあたっては「大音量で聴かない」「長時間使わない」などの注意が必要です。
10位 スリッパを履く
- 厚手のスリッパを履いて、足音が軽減されるようにしていました(20代 女性)
- 2階に住んでいるので、足音が下の階に響かないようスリッパを履いています(30代 女性)
- フローリングの室内ではできるだけスリッパを履いて、足音が響かないようにしています(40代 男性)
10位は「スリッパを履く」でした。
「床一面にマットを敷くのは嫌だな」という場合、静音・防音スリッパも効果的です。
ただサイズや形が足に合っていないと、歩く際に「パタパタ」という音が出てしまい逆効果に。
足にフィットしていて防音対策が施されているものを選ぶといいでしょう。
まとめ
集合住宅に住んでいる人の多くが、「騒音に悩んだ経験」をもっています。
とくに「夜間に響く音」にイライラしている人が多いとわかりました。
集合住宅のつくりによっては、自分が思っている以上に音が響いている可能性もあります。
そのためとくに夜間帯は「歩き方」「ドアの開閉」「電話の声」などに注意したほうがよさそうですね。
掃除や洗濯も、できるだけ日中に行ったほうがいいでしょう。
なお騒音で悩んだとき、直接注意したり壁や天井を叩いてアピールしたりすると、新たなトラブルになりかねません。
まずは管理人さんや管理会社などの第三者に相談することをおすすめします。
また「小さな子どもやペットがいる」「夜勤があり夜中に活動する」などの場合には、引っ越した時点で隣や上下階の住人に一言伝えておくのがおすすめ。
あらかじめ状況を説明しておくことで、理解を得られて「苦情を言われる」などのトラブルを防ぎやすくなります。