【必見】空き家の電気代を節約する方法を不動産のプロが徹底解説!

空き家

「相続した空き家の電気代が高い!」
「所有している空き家の電気代を節約する方法が知りたい!」
上記のように空き家を所有していて、電気代で困っている人もいるのではないでしょうか。

空き家を所有していると、解約しない限り電気代がかかり続けます。

ただし、空き家の電気を解約するとデメリットがあるため、慎重に検討する必要があります。

そこで今回は、所有している空き家の電気代で困っている人に向けて、以下の内容を解説します。

  • 空き家の電気代を節約する方法
  • 空き家にかかる電気代以外のコスト
  • 空き家を保持するコスト以外のデメリット

この記事を読むことで、空き家の電気代を節約する方法がわかり、空き家の電気代に対する悩みがなくなります。

ただし、空き家を所有し続けるには、電気代以外にもコストがかかり、デメリットが多数あります。

空き家を所有するリスクから解放されるためには、売却することをおすすめします。

なお、弊社Albalink(アルバリンク)も、空き家などの売れにくい物件を積極的に買取する訳アリ専門業者です。

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空き家の電気代は月々数百円から2000円くらいかかる

空き家にかかる電気代は、地域によって異なりますが、数百円から2,000円ほどが相場です。

たとえば、東京電力では、「アンペア制」の電気料金プランを採用しており、契約したアンペア数によって、電気の基本料金が変わります。

契約するアンペア数が低いほど、使用できる電気量が小さくなるため、以下のように電気の基本料金が安くなります。

アンペア数 基本料金(税込)
10A 約311円
15A 約467円
20A 約623円
30A 約935円
40A 約1,247円
50A 約1,558円
60A 約1,870円

参照元:東京電力エナジーパートナー株式会社|従量電灯B・C 電気料金プラン

空き家であっても「スタンダードS」プランを選択すれば、一番安い10アンペアから契約が可能です。

空き家の掃除などで使用する照明は2アンペア、掃除機は10アンペア必要なため、掃除機を使用する場合は、最低でも15アンペアで契約しましょう。

上記の料金は基本料金になるため、以下の使用した電力量料金がプラスでかかることになります。

電力量 料金(税込)
最初の120kWhまで(第1段階料金) 約29円/1kWh
120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金) 約36円/1kWh
上記超過(第3段階料金) 約40円/1kWh

参照元:東京電力エナジーパートナー株式会社|従量電灯B・C 電気料金プラン

空き家の掃除で、どのくらいの電力を使用するかによって電気代は変わりますが、月々数百円から2000円程の料金となります。

空き家の電気代を節約する方法4選

空き家の電気代を節約するための具体的な方法は、以下の4つです。

  • コンセントを抜いておく
  • 契約を変更する
  • ブレーカーを落とす
  • 電気を解約する

それぞれ詳しく解説します。

コンセントを抜いておく

空き家の電気代を節約する方法として、コンセントを抜いておくことが挙げられます。

たとえ使用していなくても、コンセントに接続されているだけで待機電力が発生してしまうため電気代がかかるのです。

たとえば、次回の掃除のために掃除機をコンセントに差しっぱなしにしていると電気代が発生していることになります。

待機電力なので、わずかな電気代になりますが、基本的にはすべてのコンセントを抜いておくことをおすすめします。

契約を変更する

電力会社の契約を変更することも、空き家の電気代を節約する方法の1つです。

先述のとおり、契約する電気料金プランによって毎月の電気料金が変わります。

たとえば、相続によって空き家を所有することになった場合などは、高い電気料金プランで契約したままになっているケースが多いです。

東京電力を契約していて空き家の管理で掃除機を使用しない場合は、10アンペアを選択することで、かなりの電気代を抑えることができるでしょう。

ブレーカーを落とす

ブレーカーを落とすことも、空き家の電気代を節約する方法といえます。

空き家を掃除するとき以外、電気を使わないのであれば、ブレーカーを落としておきましょう。

ただし、防犯のために空き家管理サービスを利用したり、センサーライトを使用したりする場合には、ブレーカーは落とせません。

電気を解約する

空き家の電気代を節約する方法として、一番わかりやすいのは電気を解約することです。

ただし、以下の2つのデメリットがあるため、理解したうえで解約することをおすすめします。

  • 掃除しようとしたときに掃除機が使えない
  • 空き家の管理サービスなどが利用できなくなる

掃除しようとしたときに掃除機が使えない

空き家の電気を解約するデメリットとして、掃除機が使えないことが挙げられます。

掃除機の代わりとして、ほうきとちりとりで掃除することも可能ですが、効率は悪くなるでしょう。

また、電気を解約すると照明も使えなくなります。

昼間であっても日当たりが悪い場所や雨の日には、掃除がしづらくなるでしょう。

年に1、2回しか空き家の掃除をしない場合は、ホコリが溜まっている可能性が高いため、時間がかかることは覚悟しておく必要があります。

空き家の管理サービスなどが利用できなくなる

空き家管理代行サービスが利用できなくなることも空き家の電気を解約するデメリットといえます。

空き家管理代行サービスとは、その名のとおり、空き家を維持・管理するために有料で代行するサービスのことです。

空き家管理代行サービス

依頼する会社によって、空き家管理代行サービスの内容は異なりますが、基本的には電気を使用するため、解約できません。

とくに所有する空き家が遠方にある場合は、先々空き家管理代行サービスを利用する可能性もあるため、電気の解約は慎重に検討することをおすすめします。

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空き家には電気代の他にも様々なコストがかかる

空き家を維持するためには、以下のような電気代以外のコストがかかります。

  • 固定資産税・都市計画税
  • 火災保険料・地震保険料
  • 光熱費
  • 建物の修繕費用
  • 交通費、宿泊費
  • 管理委託料

空き家であっても固定資産税・都市計画税は、毎年納税しなければならず、倒壊しないように修繕する必要があります。

また、空き家を掃除するためには、電気代以外に水道費もかかり、遠方にある場合は交通費や宿泊などの経費もかかるでしょう。

空き家の状態によっても異なりますが、年間で数十万円以上維持費用がかかるケースもあります。

なお、空き家の維持費については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

空き家の維持費はいくら?計算方法を解説
空き家の維持に必要な費用 空き家を維持していくのには下記の6つの費用がかかります。 固定資産税 空き家を使用していない場合でも、不動産の所有者は必ず固定資産税の納税義務があります。 固定資産税は、所有する不動産が...

空き家を保持するコスト以外のデメリット

空き家を所有し続ける場合は、先述したコスト以外にも、以下のようなデメリットがあります。

  • 定期的に管理する必要がある
  • 老朽化が進み、資産価値が下がる
  • 犯罪に利用される可能性がある
  • 害虫や害獣が発生する恐れがある
  • 倒壊によって損害賠償される恐れがある
  • 自治体から特定空き家に指定される可能性がある
  • 固定資産税が最大6倍になる可能性がある

空き家は定期的に管理する必要があり、長期間になると時間も手間もかかるため、負担が大きくなります。

住宅などの建物は人が住んでいないと老朽化が早くなり、自治体から特定空き家に指定され固定資産税が最大6倍になる可能性があります。

参照元:国土交通省|固定資産税等の住宅用地特例に係る空き家対策上の措置

また、空き家は老朽化が進むと倒壊の恐れがあり、損害が発生した場合は、所有者に責任があります。

参照元:e-Gov法令検索|民法 第717条

空き家が倒壊した場合の責任の所在は

実際に日本住宅総合センターは、空き家倒壊によって隣接した住宅で死亡事故が起きた場合に、2億円以上の損害賠償を請求される恐れがあると試算しています。

参照元:日本住宅総合センター|空き家発生による外部不経済の損害額の試算結果

なお、放置した空き家でのトラブルの実例と解決策については、以下の記事で詳しく解説しています。

放置空き家はトラブルの元|実例と解決策
放置空き家で起こりうる危険とトラブル 放置空き家には大きく分けて7つのリスクがあり、所有者にとって大きな責任と多額の負担を伴います。 放置せず、あなたに合った管理・活用方法で財産を守りましょう。 倒壊のリスク 国内の空き家のおよそ7...

空き家の電気代を払い続けたくない人は売却するべき

空き家を維持するためには、基本的に電気代を支払う必要があり、ほかにも費用がかかります。

また、空き家を所有し続ける場合は、コスト以外にもデメリットが多いため、電気代を払い続けたくない人は売却することをおすすめします。

空き家の売却は買い取り専門業者に任せるべき

空き家は、立地条件がよく、築20年以内の建物であれば、仲介業者に依頼して売却することが可能です。

仲介での売却が適した物件

ただし、仲介業者に依頼して売却できる空き家は少なく、田舎にあって築年数が古い建物が多いでしょう。

そのため、空き家は、買い取り専門業者に売却することをおすすめします。

仲介業者に売却を依頼する場合は一般の買い手を探す必要があるため売却まで時間がかかります。

一方で、買い取り専門業者であれば、空き家をそのままの状態で買い取ってくれるので、1週間から1ヶ月で現金化することが可能です。

また、空き家の買い取り専門業者は、契約不適合責任を免責して契約できます。

契約不適合責任
売買契約書に記載のない欠陥や不具合が発覚した場合に負う責任のこと

参照元:Wikibooks|民法 第566条

契約不適合責任

仲介業者に売却を依頼する場合は、一般の買い手が対象となるため、契約不適合責任を負う必要がありますが、不動産のプロである空き家の買い取り専門業者に売却する場合は免責できるのです。

なお、仲介と買取の違いについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

仲介と買取の違いをサクッと理解しよう!【どちらが最適か教えます】
売れない訳あり不動産の活用方法なら

弊社アルバリンクも契約不適合責任を免責して空き家を買い取っている業者で、「フジテレビ」を始めとする各メディアにも取り上げられた実績があります。

イットで紹介されました

空き家を手放したくてお困りの方は、査定のみ、相談のみのお問い合わせでも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

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また、空き家を高く売却する方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

空き家売却方法7選!流れや費用、注意点を不動産のプロが完全解説
専門の買取業者であれば、空き家を「そのままの状態」でも「できる限り高い価格」で「スピーディーに」で売却可能です。本記事では、不動産業者に空き家を売却する流れ・売却方法7選・売却にかかる費用や税金・活用しない空き家は早めに売却すべき3つの理由について解説します。

アルバリンクには空き家を買い取ってきた実績がある

弊社アルバリンクは、2020年から2023年の間に500件以上の空き家を買い取ってきました。

その結果、弊社で物件を買い取らせていただいたお客様からは、以下のような感謝の言葉を多数いただいております(下記Google口コミ参照)。

相馬桂子
相馬桂子
2023-09-29
担当してくれた方がとても優しく 迅速に処理していただけてるので助かっております
豊田直子
豊田直子
2023-09-04
役場から空家の適切な管理をお願いしますと通知が来ました。早くどうにかしないとご近所に迷惑がかかると思いネットでアルバリンクさんを検索し相談しました。担当の野間さんが丁寧な対応で「一緒に頑張りましょう」と言って頂き、心強かったです。買取りもスピーディで、本当に感謝しています。ありがとうございました。
山本建夫
山本建夫
2023-09-01
二十数年前に四国(松山市内)の実家を相続しましたが、今後とも活用の予定がなく、処分(売却)する方向で地元(松山市)の不動産業者を中心に処分の相談をしていましたが、立地条件等の関係から話がまとまらず、困っていました。 そんな折、たまたまテレビ(フジテレビ系列)でアルバリンクさんの「空き家処分について」の放映が目に留まりました。早速、相談させていただこうと電話で土地と建物の現状を説明したところ、担当の方(池澤さん)が非常に親切で丁寧にご対応くださり、おかげさまで売買契約の締結に至りました。アルバリンクさんのテレビ放映を見るまでは、もう処分は無理かと諦めていたこともありました。 アルバリンクさん(担当:池澤さん)に出会えて本当に良かったです。感謝しております。ありがとうございました。
木村敏子
木村敏子
2023-08-12
このたびは、アルバリンク担当安藤様に大変お世話になりました。父の相続手続きで、一番ネックだったのが、10年近く空き家状態になっていた実家の処遇でした。地元の不動産屋数件にも現地確認に来てもらいましたが買い取りを断られ続け、更地にしてはどうか?と提案されましたが、数百万かけて解体しても、再建築不可の土地のため、売れるはずがないと途方に暮れていました。 そんな時、たまたまネット検索で訳あり物件買取プロがヒットし、安藤さんと数回お電話させていただき、とても親しみやすい方で親身に話を聴いていただいたことを覚えています。しかも、ラインで実家の写真や不動産関係書類を送信するだけで、こういった取り引きが成立することに、まずは驚きました。先祖代々引き継がれた、父母とも過ごした思い出の家でしたが、再建築不可の場所でもアルバリンクさんのおかげで、所有権移転登記することができました。誠に感謝申し上げます。 今回、アルバリンク様のおかげで売却できたこと、お盆のお墓参りで先祖にも報告できましたし、自分自身の気持ちもスッキリ軽くなりました。本当にありがとうございました!!
ちゃむ
ちゃむ
2023-07-28
再建築不可(家の側の道は原付が通れる幅しかない)、残置物あり、長年動物を飼育していたため家屋のダメージあり…と地元の不動産会社数件には相手にもされなかった実家の物件を藁にもすがる思いでアルバリンク様に相談させて頂きました。きっと断られるんだろうなと思いましたが、担当の池澤様から前向きな返答を頂きビックリした事を覚えています。 私が体調面で不安を抱えていた事も考慮して下さり、なるべく身体に負担のないようにスムーズに進めて下さいました。 リフォームするとしても数百万かかるだろうし、同じく数百万かけて解体しても使い道がなく税金が跳ね上がるだけの負の遺産を手放せた時には長年の悩みが無くなり肩の荷が下りました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。御丁寧に対応して下さり本当にありがとうございました。
森の熊
森の熊
2023-07-21
不動産の悩みは、同業多くあれどAlbaLinkさんは外さない方がいいです。担当者さんが親身で丁寧、LINEでリアルタイムに写真付きでやり取り出来て話も早い。安心して取り引き出来ます、たいへん助かります。
おはゆうちゃん
おはゆうちゃん
2023-06-28
再建築不可&傾いた古い家の処分で困ってました。 地元の不動産では相手にもされず、固定資産税の関係で更地にもできず、草抜きや隣家との対応など高年齢が近い夫婦ではとても日頃の管理は重労働でした。 こちらに相談したところ快く買い取っていただき、肩の荷がおりました。本当にありがとうございました。 担当いただいた菊池様の心遣いに感謝しております。
ウーティスメチウス
ウーティスメチウス
2023-06-09
横浜在住です。築50年以上の中国地方の再建築不可戸建てを相続し、不動産買取業者に聞いても断られ、処分に困っていました。必死の思いでネットで見つけたアルバリンクさんに査定依頼したところ、すぐに米長さんからご連絡をいただき、親身に相談にのっていただきました。一週間後には売買契約書に署名捺印の運びとなりました。本当に助かりました。

また、弊社は2023年に東京証券取引所に上場して社会的信用を得ており、全国に支店を拡大しています。

空き家などの仲介業者に依頼しても売却が難しい物件でも、速やかに高値で買い取らせていただきます。

空き家を早く手放したい方は、ぜひ一度弊社の無料買取査定をご利用ください(査定依頼をしたからといって、無理な営業などは行いませんのでご安心ください)。

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まとめ

今回は、空き家の電気代を節約する方法を詳しく解説しました。

空き家を管理するためには電気が必要なため、解約して電気代をゼロにするのは難しいといえます。

そのため、空き家の電気代に困っている人は売却することをおすすめします。

ただし、仲介業者に売却してもらうには、条件の良い空き家に限られるため、築年数が古く、立地が悪い場合は専門の買取業者に売却しましょう。

なお、弊社アルバリンクも空き家を積極的に買い取っている業者です。

無料相談・無料査定のみの問い合わせも歓迎しておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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監修者
株式会社AlbaLink代表取締役の河田憲二です。同社は空き家や事故物件などの売れにくい不動産の買取再販を行う不動産業者です。同社が運営しているサービスサイトである「訳あり物件買取プロ」の運営者も務めています。同社は東京証券取引所東京プロマーケット市場にも上場している不動産会社になります。

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