蔦(ツタ)はなぜ生える?そもそもどんな植物?
はじめに、なぜ空き家にツタが生えるのか、そもそもツタはどんな植物なのかを解説します。
ツタ(蔦:学名Parthenocissus tricuspidata)は「ブドウ科ツタ属のつる性落葉性木本」で、北海道から九州までの日本全国と、朝鮮半島、吉林省から広東省にかけての中国に広く分布しています。
主な生育環境は日なたや半日陰の岩壁や石垣、山林です。
日本人とツタとの付き合いは古く、平安時代から室町時代にかけてはツタの茎から取った液を煮詰めて「甘葛煎(アマヅラセン)」を作り、貴重な甘味料として重宝されていました。
ツタは葉の付いている反対側に巻きひげと、巻きひげの先端にある吸盤を駆使して、岩屋壁を這うように成長することが特徴です。
壁を上るのに茎や巻きひげを使い、伸びた先の吸盤で壁に吸着し茎を固定し、そこからさらに成長を続けます。
ツタは繁殖力が強いため、環境が良ければあっという間に成長し、壁一面を這って屋根まで届くことも珍しくありません。
吸盤の吸着力は強く、ひとたび壁に貼り付くとなかなか剥せないこともツタの特徴です。
参照元:ツタとは – 生態や形態の特徴解説 – ZUKAN(図鑑)
空き家にツタが生える理由ですが、空き家だけを選んで生えるわけではなく、基本的に上記の環境で壁があればどこでも生えます。
ただ生命力・繁殖力が強いため、少し人の手が入らない期間があると、あっという間に家がツタに覆われてしまうので「空き家はツタが生えやすい」と感じるのです。
「家の外観をおしゃれにしたい」と自分から家にツタを植える方もいますが、このあと解説するデメリットもあるため、安易な気持ちでツタを生やさないほうがよいのです。
ツタが空き家に与える6つの影響
「緑のカーテン」として家の外観をおしゃれに装えるツタですが、家屋に多大な悪影響を与えることも事実です。
ツタが空き家に与える影響は以下の6つです。
- 外壁が傷む
- 吸盤の跡が残る
- 除草にお金がかかる
- 虫が湧く
- 近隣トラブルに発展する
- 家の中にも侵入する
このあと詳しく解説します。
外壁が傷む
蔦は繁殖力の強い植物のため、放置しているとどんどん成長して外壁を傷めます。
一般的な住宅に使用される外壁の「サイディング」では、板を張り付けて施工し、板の間をゴム状のシーリング(コーキング)で埋めることで雨水の侵入を防いでいます。
ところが成長したツタの根はコーキングに食い込むことも多く、コーキング材の劣化を進ませ、外壁のひび割れや雨漏りの原因にもなっているのです。
サイディングだけでなくALCやモルタルなどの塗装系の外壁はすべて、ツタの繁殖によるダメージを受けます。
さらに生命力の強いツタは、エアコンの配管や室外機、給湯器の留め具、雨どいのような壁に固定した設備の固定部にも入り込みます。
固定部の隙間で太く成長したツタは、やがて設備の固定を剥してしまい、破壊するほどの力を持っているのです。
こうなると配管や雨どいなどの設備が剥がれて落下する危険もあり、単なる外観の問題だけでは済まなくなります。
吸盤の跡が残る
ツタは外壁に強力に密着するため、剥しても外壁に跡が残りやすいです。
ツタは吸盤以外に「気根」という根を張ることで、外壁に強く密着しています。
ツタの気根を手だけで完全に取り除くのは困難で、カッターやバーナーなどのさまざまな道具を使って剥すしかありません。
どんなに頑張っても多くの場合、ツタをきれいに剥すことはできず、跡が残ってしまって外壁塗装を頼む羽目になる場合が多いです。
除草にお金がかかる
ツタの自力撤去が難しく業者に依頼すると、除草にお金がかかります。
専門業者さんに外壁のツタを除草してもらうときの費用相場は、一般的な2階建ての戸建て住宅で約5~20万円です。
ただしツタの生え方によって、金額がさらに跳ね上がる可能性があります。
建物の外壁にツタがどこまで食い込んでいるか、またツタの種類によっても除草作業の難易度や工数が変わるため、一概には言えません。
例えば秋に紅葉して葉が落ちる「夏ヅタ」だと剥した跡が壁に残りやすく、除草後に外壁塗装が必要になる確率が高いです。
多くの場合、業者はツタの除去による外壁の傷みを「免責事項」として保証していないため、外壁補修や塗装の費用が別途必要です。
さらにツタは壁に少しでも根が残っているとまた伸びてくるため、一度撤去してもすぐまた除草作業を依頼しなければならない場合が多く、そのたびにお金がかかってしまう点にも留意しましょう。
虫が湧く
家にツタを生やすと虫が湧くリスクもあります。
外壁のツタには以下の害虫を寄せ付けやすい環境が整っているのです。
- 毛虫
- ゴキブリ
- ムカデ
- アリ
- スズメバチ
ツタの葉には毛虫がつきやすく、触れれば肌のかぶれの原因にもなります。
もし窓の周りがツタで覆われていたら、窓を開けた途端に毛虫に触れ、かぶれてしまうこともあるでしょう。
さらに窓辺のツタは、ゴキブリやアリなどの害虫を家の中に入れてしまう侵入経路にもなってしまいます。
ツタが生えたことで、家にムカデが住み着きやすくなった事例も少なくありません。
また、人の手が入らない空き家にツタが繁ると、雨戸の戸袋や軒下などにスズメバチが巣を作るリスクもあります。
スズメバチの巣ができてしまったら、危険なので専門の駆除業者に来てもらうしかありません。
実際にツタの除去作業中にスズメバチやアシナガバチの巣が発見されるケースも多いのです。
家にツタを生やすことで自然環境にやさしい家にはなりますが、害虫にも優しい家になることを忘れてはなりません。
ツタの中にあしながバチやスズメバチの巣があることは非常に多く、刺激をしてしまうと危険です。
家の中にも侵入してくる可能性もグンと上がります。
ツタに触れるだけでも害虫を刺激してしまうので早急に解決したほうがいいでしょう。
【監修者】便利屋お助けマスター本部 中川
近隣トラブルに発展する
伸び放題のツタは近隣トラブルの種にもなります。
ツタは場所を選ばず成長が早いため、気がついたら隣家へ伸びていることも多いです。
伸びたツタが隣家の壁に貼り付いて剥せなくなったり、ツタに湧いた虫が隣家へ及んだりしてトラブルになるケースは少なくありません。
- 隣人が空き家のツタに湧いた毛虫やスズメバチの被害に遭う
- ツタが隣家の敷地へ侵入し隣家の壁を這いあがる
- 隣家の排水管などに入り込む
実際、SNS上にも以下のような「被害談」が多数挙がっていました。
実家の隣が蔦屋敷で、蔦がうちのトイレの排水管にも入り込んで、トイレが詰まったことがあります。蚊もめちゃくちゃ多かった…母、よく我慢してたな…
引用元:X(旧Twitter)
ツタ系はダメですね
思わぬ隙間に入って構造を傷めたりそれこそ隣地と揉めたりする
隣地に古いブロック塀とかあったら平気でぶち壊してくれるからなツタ引用元:X(旧Twitter)
しかも悪いことに、被害を受けた側が、隣から伸びてきたツタを勝手に切ることは法的に許されていないのです。
ツタの生えた家の持ち主に「切ってくれ」と頼むことはできますが、空き家では持ち主に頼むことすらできません。
これだけ見ると隣人は泣き寝入りするしかなく、空き家の所有者は逃げ得と思うでしょう。
しかし近隣とトラブルになるほど空き家のツタを放置すれば、行政に所有者を割り出されて直接指導・勧告を受け、従わなければ罰金や税率アップなどのペナルティが生じることもあります。
そのため空き家が離れているからといって、クレームを無視し続けることはNGです。
家の中にも侵入する
生命力と繁殖力の強いツタは、家の中にも平気で侵入してきます。
放置された空き家の場合はツタの成長を阻む者がいないので、ツタがいっそう家の中に侵入しやすい状態になります。
家は住む人がいれば少し傷んだ段階ですぐ気づき、手入れをすることで維持できますが、あちこちガタがくるまで気づかなれない空き家は、損傷が急速に進んでしまうものです。
そして建物内部は外壁よりも脆いため、一度ツタが建物の中に侵入すると、外壁以上の酷い損傷を受けてしまいます。
空き家がまったく手入れされていない状態で、ツタが家屋内部の木材に直接根を張れば、たちまち浸食が進んで家屋の構造を破壊するのも時間の問題でしょう。
家にツタを生やす利点もあるが空き家ならあまり意味がない
これまで家にツタを生やすデメリットとリスクを解説してきましたが、中には好んで家にツタを生やす方もいます。
敢えて家にツタを生やす理由は、以下のメリットがあるからです。
- 外観がおしゃれになる
- 夏は涼しく冬は暖かい断熱効果がある
- 環境緑化に貢献する
ただし、どれもその家に住んでいるから意味があるのであって、空き家にはツタを生やすメリットが何ひとつありません。
それにツタで家の外観をおしゃれに保っている人たちは、きちんと管理や手入れをしてツタを養生しており、楽して美しいグリーンカーテンや快適な居住空間を手に入れているわけではないのです。
管理や手入れができないのであれば、近所迷惑でトラブルや訴訟につながるツタを早急に撤去するか、家ごと処分するかのどちらを選択するほうが賢明です。
空き家のツタを除草する2つの方法と費用
現実問題としてツタは想像以上に頑丈で手強いため、手だけで除去するのは困難です。
ここでは空き家のツタを除草する2つの方法とそれぞれにかかる費用を解説します。
- 手作業で除草する
- 除草剤をまく
手作業で除草する
1つ目は、手作業でツタを除草する方法です。
ツタは茎や根が丈夫なので、手だけで除草するのはほぼ無理で、最低でも鎌や枝切りバサミなどの道具が必要になります。
手作業でツタを除草する手順は以下のとおりです。
- 水を撒きツタをやわらかくしておく
- 鎌や枝切りばさみでツタを切る
- 外壁を傷つけないよう気を付けて手でツタを剥す
- ブラシやヘラで残ったつるを取る
- 根元に除草剤を撒く
- 剥したツタが根を下ろさないようただちに廃棄する
ツタは除去できたと思っても根が生きていたら、ふたたび成長を始めます。
剥したツタが繁殖しないよう、地面に放置せずすぐに破棄しましょう。
高所まで伸びたツタを完璧に除草しようと思うと、梯子に登るか足場を組まなければならないため、DIYの場合は無理をせず、手の届くところだけを除草するほうがよいでしょう。
ただしこれでは地面から生えたツタを除去できても、気根で繁殖する高所のツタを根絶できません。
どうしても高所のツタを除草したいなら、梯子を使って屋根や雨どいの中のツタまで刈り取り、長尺ヘラで壁のツタを根こそぎ剥ぎ落とすなどの作業が必要です。
ただし高所作業に慣れない方が梯子を使うと危険が多すぎるため、自力で高所のツタを除去するのはおすすめできません。
参考までに、厚生労働省の統計における令和5年の墜落・転落による死傷者数は20,758 名、うち死亡者数は204名でした。
あくまで労災上の数値であって一般の方が含まれないことを考慮すると、初心者の高所作業がいかに危険かお分かりいただけるでしょう。
参照元:厚生労働省「令和5年における労働災害発生状況について(確定)」
なお、手作業でツタを除草する場合にかかる費用は以下のとおりです。
【最低限の手入れの場合】
- 枝切りばさみ:1,200円~
- 鎌:350円~
【高所まで除去する場合】
- 梯子(雪下ろし用などの長いタイプ):10,000円~
- 高枝切りばさみ:3,000円~
- 長尺ヘラ:6,000円~
- カセットボンベ用トーチバーナー:1,300円~
業者によるツタの除去に5万~20万円かかると考えると、確かにDIYでツタを除草すれば安く上がります。
しかしツタを根絶しきれなければまた伸びてくるため、たびたび空き家を訪れて除草しなければなりません。
まして安く上げるために高所作業で大怪我をしたら元も子もないので、素直に業者に除去を依頼すべきでしょう。
専門業者ならば足場を組んで安全に作業し、高圧洗浄機も使って確実にツタを根絶してくれます。
除草剤をまく
ツタの除草方法の2つ目は、除草剤をまくことです。
除草剤はホームセンターや通販で簡単に手に入り、価格的にも数千円程度で手軽に購入できる点がメリットです。
除草剤には液体タイプと顆粒タイプの2種類があり、用途により使い分けます。
液体タイプは生えているツタの葉や茎に直接かけ、葉と茎を枯らします。
一方の顆粒タイプは根元の土壌に撒き、ツタを撤去した後にまた生えてこないよう、根こそぎ断絶するために使うのが一般的です。
液体 | 顆粒 | |
---|---|---|
用途 | 生えているツタの葉や茎を枯らす | 根から吸収しツタを根から枯らす |
効果の持続性 | 即効性はあるが効果が長続きしない | 除草効果が長続き(3~6カ月程度) |
価格相場 | 1,200円/1ℓ(約100㎡目安) | 1,000円/0.4kg(約80㎡目安) |
除草剤のデメリットは、効果が長持ちする顆粒タイプでも3~6カ月程度で効果が切れてしまうため、年に2~3回は散布が必要なことです。
また液体・顆粒のどちらも有毒な薬品のため、直接肌に触れたり、目に入ったりしないよう注意しなければなりません。
液体除草剤の散布時にはマスク・手袋・防塵メガネ・長袖長ズボンを着用のうえ、風上から使用しましょう。
風下に人家や車、隣家の壁などがないことも確認してください。
特に近所にお子さんやペットがいる場合には要注意です。
空き家のツタの除草が面倒ならそのまま売却も可能!
ここまで空き家にツタが生えるリスクやツタの除草方法を解説してきました。
空き家のツタを放置すれば、家屋の劣化や近隣トラブルを引き起こしてしまうことがお分かりいただけたかと思います。
しかしツタの除草にはお金や手間、DIYなら多大なリスクがともないます。
そこで、もし空き家のツタを除草するのが面倒であれば、空き家をそのまま売却するのも1つの方法です。
ツタの生えた空き家を売却する方法は以下の2つです。
- 仲介会社に相談して売却する
- 専門の買取業者に相談して売却する
荒れた空き家の処分にお悩みの方は参考にしてください。
なお空き家の売却方法については以下の記事でも詳細に解説しています。
荒れている空き家は仲介業者に相談しても売れにくい
ツタの生えた空き家を売却する1つ目の方法は、仲介業者にそのまま売却することです。
「仲介」とは不動産を売りたい人と買いたい人をマッチングさせ、売買契約を成立させる「媒介」のことです。
仲介業者は売主に代わって、売り出しから引き渡しまでの空き家の売却に関する必要な活動や手続きをしてくれます。
- 広告などの販売活動
- 買主との契約条件調整
- 契約書類作成
- 重要事項説明
- 各種事務手続き
仲介会社は少しでも高く購入してくれる買主を探すため、空き家が以下の好条件に該当すれば、他の売却方法よりも高く売却できます。
- 築年数が新しい
- 交通の便が良い
- 最寄駅から10分以内にある
- 空き家が人気のエリアにある
- 敷地の面積が広すぎず狭すぎない
逆に言えば、上記に当てはまらない悪条件の空き家を仲介で売却するのは難しいということです。
仲介会社の収益源は契約成立時の成功報酬である「仲介手数料」のため、売れる見込みのない空き家に対しては熱心な売却活動をしてくれないばかりか、仲介を断られる可能性が高いでしょう。
(運よく仲介で売却できた場合には「仲介手数料」がかかり、仮に売却価格が300万円だった場合の仲介手数料上限金額は14万円+税です)
実際問題として老朽して荒れた空き家は、そのままでは住めないため買い手に人気がなく、永遠に売れないことも考えられます。
いつまでも売れなければ、近隣トラブルや行政指導などのリスクを負い続けることになります。
古い家屋を解体またはリフォームをして売り出す方法もありますが、どちらも数百万円~1,000万円ほどの費用がかかるうえ、家屋以外の条件が悪ければ仲介で売れる保証もありません。
専門の買取業者ならどんなに老朽化した空き家でも買取可能
ツタの生えた空き家を売却するもう1つの方法は、専門の買取業者に直接買取してもらうことです。
「不動産買取」とは、不動産会社が物件を再生・再販するために、売主から直接不動産を買い取ることです。
仲介ではないため、売却時に仲介手数料はかかりません。
また専門の買取業者なら、一般の買い手が敬遠するような古くて荒れた空き家でも、そのままの状態で買い取ってもらえます。
空き家専門の買取業者が空き家を買い取れる理由は、どんな空き家でも再生するノウハウと、再販できる販路を持っているからです。
専門の買取業者に直接買い取ってもらうメリットは、それだけではありません。
仲介では買主を探して売買契約が成立するまでに3~6カ月ほどかかります。
しかし買取なら買主を探す必要がないため、条件に合意できれば1週間~1カ月ほどで売却・現金化が可能です。
また買取業者は空き家を再生する前提で買い取るため、リフォームや解体の費用がかかりません。
さらに仲介で必ず問われる「契約不適合責任※」も、業者による買取なら問われず、売却後のトラブルを心配せずに済みます。
※契約不適合責任とは
引き渡された物件が、種類や品質、数量の面で契約内容を満たしていないと判断された場合に、売主が負う責任のこと。
契約不適合責任は、一般の消費者をトラブルから守るために制定されていますが、専門の買取業者なら査定の時点で物件の瑕疵を見抜けるため、買主の責任を免除できるのです。
不動産買取の唯一のデメリットは、仲介よりも売却価格が3割前後低くなることです。
価格が低くなる理由は買取業者がリフォーム費用を差し引くためで、その代わりに自分でリフォームしなくて済みます。
優良な買取業者はリフォームが必要な古い空き家を買い取って、例えば古民家カフェやシェアハウス、サテライトオフィスなど、多様な用途で再生できます。
とはいえ買取業者の数が多くて、迷う方もいるでしょう。
以下の記事では空き家の買取業者の選び方を解説しているので、参考にしてください。
築古の荒れた空き家を買取してもらったお客様の事例
弊社AlbaLinkは、築古の荒れた空き家を専門に取り扱う買取業者です。
Albalinkは訳アリ物件専門の買取業者として、他社では断られるような空き家も数多く買い取ってきました。 たとえば下記のように「20年以上放置されて老朽化が進んだ空き家」や「不用品で室内があふれてしまっている空き家」を買い取った実績もあります。
【20年以上放置された空き家の買取事例】 【不用品で室内があふれてしまっている空き家の買取事例】
引用元:Albalinkの空き家買取事例
20年以上放置された空き家については780万円で買取らせていただき、所有者には「雨漏りもするような家だったが、思ったより高い金額で買い取ってもらえた」と、金額についても満足していただけました。
また、不用品で室内が溢れてしまっている空き家の所有者は、他の不動産業者から「不用品の回収だけで100万円近くかかる」と言われ、途方に暮れていたそうです。
それだけに「(弊社に)そのまま買い取ってもらえてとても助かりました」と言っていただけました。
上記の方々だけでなく、弊社に買取依頼をしていただいたお客様からは「肩の荷が下りた」「色々不安だったがスムーズに売却できた」といった感謝の言葉を多数いただいております(下記Google口コミ参照)
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信頼できる買取業者に安心して空き家を売却したい方はぜひ一度弊社の無料買取査定をご利用ください(査定依頼をしたからといって、無理な営業などは行いませんのでご安心ください)。
AlbaLinkならツタの生えた築古の空き家でも、高額で買取が可能です。
再販のためにツタを除草するとしても、弊社独自のルートを使えば一般的な除草費用よりも安く抑えられ、その分買取価格に上乗せすることも可能です。
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まとめ
今回は空き家のツタが引き起こすさまざまなトラブルと、解決方法について解説しました。
ツタは想像以上に繁殖力が強いため、空き家であるが故に管理が行き届かないと、家屋のダメージや近隣トラブルが深刻化しやすい点が問題です。
生えて間もないツタであれば手作業で除草もできますが、高所まで育ってしまったツタを素人が安全に除草するのは現実的ではありません。
プロの手を借りると5万~20万円の費用がかかるため、そこまでして空き家を管理する必要があるかどうかを、今一度考えてみてはいかがでしょうか。
もしツタの伸びた空き家の管理が負担なら、空き家を売却して手放すことも1つの方法です。
空き家を専門に取り扱う買取業者なら、ツタの伸びた空き家でもそのままの状態で買い取ってもらえます。
空き家専門の優良な買取業者ならば、リフォーム・再販のノウハウが豊富なため、どんな空き家でも買取が可能です。
弊社AlbaLink(アルバリンク)は、全国で築古の荒れた空き家を買い取っている専門の買取業者です。
フジテレビの「Newsイット!」をはじめ、多数のメディアにも訳あり物件専門の買取業者として紹介されてきた実績があります。
また、他社に断られた荒れた空き家であっても、商品化できるノウハウがあるため、高額買取が可能です。
ツタが生えて空き家の管理にお困りの方は、ぜひ一度弊社AlbaLinkにご相談ください。