地目が原野であるデメリット・メリットを解説!地目変更の手順も紹介

土地

「原野であるデメリットって何?」
「地目が原野である土地だけど、何か特徴はあるのか?」

所有している土地が原野であり、他の土地と何が違うのか気になっていませんか。

地目が原野である土地は、家の建築の際に土地整備やインフラ整備が必要なため、建築費用が高額になってしまいます。

また、周辺に商業施設がないうえ、利用できる公共交通機関が少ないなど立地が悪い点もデメリットの1つです。

一方、土地が安く買える点や自然環境が豊かな点といったメリットもあります。

この記事では、地目が原野であることのデメリットメリット原野の使い道について紹介します。

原野の特徴を把握したうえで、有効な活用方法も分かるため、所有している原野の扱いに悩んでいる方は参考にしてください。

なお、土地の処分を検討する際は、不動産会社に買取を依頼する方法がおすすめです。

とくに、需要がない土地を専門に扱っている不動産会社なら、買い手が見つからない土地の活用ノウハウがあるため、買取に応じてくれる可能性が高まります。

アルバリンクは、買い手が見つからない土地の買取にも応じている不動産会社です。
需要がなく、他社から断られた土地でも買い取ってきた実績があります。

お客様からも感謝の声を多くいただいており、Googleの口コミでも高評価をいただいております。

相馬桂子
相馬桂子
2023-09-29
担当してくれた方がとても優しく 迅速に処理していただけてるので助かっております
豊田直子
豊田直子
2023-09-04
役場から空家の適切な管理をお願いしますと通知が来ました。早くどうにかしないとご近所に迷惑がかかると思いネットでアルバリンクさんを検索し相談しました。担当の野間さんが丁寧な対応で「一緒に頑張りましょう」と言って頂き、心強かったです。買取りもスピーディで、本当に感謝しています。ありがとうございました。
山本建夫
山本建夫
2023-09-01
二十数年前に四国(松山市内)の実家を相続しましたが、今後とも活用の予定がなく、処分(売却)する方向で地元(松山市)の不動産業者を中心に処分の相談をしていましたが、立地条件等の関係から話がまとまらず、困っていました。 そんな折、たまたまテレビ(フジテレビ系列)でアルバリンクさんの「空き家処分について」の放映が目に留まりました。早速、相談させていただこうと電話で土地と建物の現状を説明したところ、担当の方(池澤さん)が非常に親切で丁寧にご対応くださり、おかげさまで売買契約の締結に至りました。アルバリンクさんのテレビ放映を見るまでは、もう処分は無理かと諦めていたこともありました。 アルバリンクさん(担当:池澤さん)に出会えて本当に良かったです。感謝しております。ありがとうございました。
木村敏子
木村敏子
2023-08-12
このたびは、アルバリンク担当安藤様に大変お世話になりました。父の相続手続きで、一番ネックだったのが、10年近く空き家状態になっていた実家の処遇でした。地元の不動産屋数件にも現地確認に来てもらいましたが買い取りを断られ続け、更地にしてはどうか?と提案されましたが、数百万かけて解体しても、再建築不可の土地のため、売れるはずがないと途方に暮れていました。 そんな時、たまたまネット検索で訳あり物件買取プロがヒットし、安藤さんと数回お電話させていただき、とても親しみやすい方で親身に話を聴いていただいたことを覚えています。しかも、ラインで実家の写真や不動産関係書類を送信するだけで、こういった取り引きが成立することに、まずは驚きました。先祖代々引き継がれた、父母とも過ごした思い出の家でしたが、再建築不可の場所でもアルバリンクさんのおかげで、所有権移転登記することができました。誠に感謝申し上げます。 今回、アルバリンク様のおかげで売却できたこと、お盆のお墓参りで先祖にも報告できましたし、自分自身の気持ちもスッキリ軽くなりました。本当にありがとうございました!!
ちゃむ
ちゃむ
2023-07-28
再建築不可(家の側の道は原付が通れる幅しかない)、残置物あり、長年動物を飼育していたため家屋のダメージあり…と地元の不動産会社数件には相手にもされなかった実家の物件を藁にもすがる思いでアルバリンク様に相談させて頂きました。きっと断られるんだろうなと思いましたが、担当の池澤様から前向きな返答を頂きビックリした事を覚えています。 私が体調面で不安を抱えていた事も考慮して下さり、なるべく身体に負担のないようにスムーズに進めて下さいました。 リフォームするとしても数百万かかるだろうし、同じく数百万かけて解体しても使い道がなく税金が跳ね上がるだけの負の遺産を手放せた時には長年の悩みが無くなり肩の荷が下りました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。御丁寧に対応して下さり本当にありがとうございました。
森の熊
森の熊
2023-07-21
不動産の悩みは、同業多くあれどAlbaLinkさんは外さない方がいいです。担当者さんが親身で丁寧、LINEでリアルタイムに写真付きでやり取り出来て話も早い。安心して取り引き出来ます、たいへん助かります。
おはゆうちゃん
おはゆうちゃん
2023-06-28
再建築不可&傾いた古い家の処分で困ってました。 地元の不動産では相手にもされず、固定資産税の関係で更地にもできず、草抜きや隣家との対応など高年齢が近い夫婦ではとても日頃の管理は重労働でした。 こちらに相談したところ快く買い取っていただき、肩の荷がおりました。本当にありがとうございました。 担当いただいた菊池様の心遣いに感謝しております。
ウーティスメチウス
ウーティスメチウス
2023-06-09
横浜在住です。築50年以上の中国地方の再建築不可戸建てを相続し、不動産買取業者に聞いても断られ、処分に困っていました。必死の思いでネットで見つけたアルバリンクさんに査定依頼したところ、すぐに米長さんからご連絡をいただき、親身に相談にのっていただきました。一週間後には売買契約書に署名捺印の運びとなりました。本当に助かりました。

いらない土地の管理や処分にお悩みの方は、アルバリンクへぜひご相談ください。

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地目とは

地目とは、土地の用途を示す分類のことです。

地目は土地の利用状況と現況によって決められ、不動産登記規則にて定められている23種類に分類されています。

家を建てられる土地の地目は、「宅地」「山林」「原野」「雑種地」の4種類です。

所有している土地の地目は、法務局のサイト内にある「登記・供託オンライン申請システム」にて、調べられます。

原野とは

原野とは、人の手が加えられておらず、雑草や2~3m程度の低木が生えている土地を指します。
税制上、原野は以下の3種類に分類されます。

  • 純原野
  • 中間原野
  • 市街地原野

純原野は、市街化区域外に存在する原野のことです。
一方、市街地原野は市街化区域内に存在する原野のことです。

なお、中間原野は、市街化区域外の原野であるが、宅地開発が進み、土地の価値が純原野よりは高くなっている原野を指します。

原野といっても、分類ごとに周辺環境の宅地開発状況や土地の価格に差があります。

原野商法とは

原野商法とは、利用価値のない原野や山林などの土地を「将来値上がりする」などと勧誘して、売りつける1970~1980年代に流行した悪徳商法のことです。

最近では、原野商法の被害にあった人たちに、「土地を高値で買い取る」といった話をエサに、巧妙な手口で新たな土地を売りつける二次被害も多発しています。

原野商法の詳細と売りつけられた土地の処分方法について知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

原野商法で買った土地の4つの処分方法を紹介!二次被害にも注意!
原野商法で買った土地を処分方法を紹介。相続で引き継いだ場合の注意点も解説。いらない土地を処分したいが具体的な対処法が分からない人は参考にしてください。

地目が原野のデメリット4選

原野の特徴として、土地に人の手が加わっていないことが挙げられます。

そのため、以下の4つのデメリットがあります。

  • 建築費用が高くなる
  • 立地が悪い
  • インフラが整っていない可能性が高い
  • 買い手が見つかりにくい

建築費用が高くなる

原野に家を建てる場合、通常の住宅地に建てる場合と比較して、建築費用が高くなります。

原野は、人の手が加えられておらず、雑草や低木が生えたまま放置されている土地です。

そのため、建物を建てる場合は、草木の除去や土地を平らにする作業などの造成工事をする必要があります。
また、地盤が弱い土地の場合、地盤改良工事も必要になるため、工事費用がさらに上乗せされます。

造成工事が必要となる場合にかかる費用の目安は以下のとおりです。

工事項目 金額
整地 800円/㎡
伐採・抜根 1,000円/㎡
地盤改良 2,000円/㎡
土盛 7,500円/㎥
土止 82,000円/㎡

参照元:宅地造成費の金額表(東京都)|国税庁

原野に家を建てる場合、通常の住宅地に建てる際には生じない費用が上乗せされるため、建築費用が高くなる傾向にあります。

地域ごとの造成工事の費用、具体的な造成工事の費用の算出方法について、知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

造成工事の費用の目安は?工事別の費用目安と安く抑える方法を紹介
造成工事の費用の目安を紹介!田畑や切土・盛土が必要な土地での造成工事を検討している方はかかる費用の目安が把握できるため、参考にしてください。

立地が悪い

宅地開発が進んでいない原野の場合、立地が悪い可能性が高いでしょう。

たとえば、純原野のような宅地開発が進んでおらず、市街化区域外に所在する原野の場合、周辺にスーパーをはじめとした商業施設がないことがあります。

また、利用できるバスや鉄道などの公共交通機関が少なく、車以外の移動手段がない可能性が高いでしょう。

原野の中には、開発が進んでいない都市部から離れた場所にあるため、住みづらい土地といえるでしょう。

インフラが整っていない可能性が高い

人がすでに住んでいる住宅地とは違い、原野は人が住むためのインフラが敷地内に整備されていないことがほとんどです。

各インフラを引き込むための工事費用の目安は以下のとおりです。

インフラ設備 工事費用
水道 30~60万円
電気 10~20万円
ガス(都市ガス) 10~20万円

原野に家を建てる場合、建築費用だけでなく、インフラ整備として数十万円以上もの費用が上乗せされます。

なお、土地周辺にインフラが整備されていない場合、配管等を引き込む距離が長くなるため、工事にかかる費用が上記の目安より高くなります。

買い手が見つかりにくい

原野の土地の買い手は、住宅の建築目的で土地購入を希望する人からは現れないことがほとんどです。

前述したとおり、立地の悪さなどがあるため買い手は原野の土地購入を控えるでしょう。
それに加えて、住宅ローンが組めないことも買い手が見つかりにくくしている要素の1つです。

金融機関は地目が宅地以外の場合、借入を受け付けないケースがあります。
上記の場合、地目を原野から宅地に変更しなければ、住宅ローンを組めません。

ただし、住宅が建っていない状況で原野から宅地に地目の変更はできません。

そのため、原野から宅地に地目変更する場合は、建物を建てた後にする必要があります。
もし、住宅ローンを借りられない場合、自己資金で建築費用を賄う必要があります。

住宅の建築費用を自己資金で賄える人は限られるため、買い手は見つかりにくいでしょう。

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地目が原野のメリット3選

原野は開発されていない土地であることから、以下のメリットが挙げられます。

  • 土地が安く購入できる
  • 固定資産税が安く抑えられる
  • 自然環境が豊か

土地が安く購入できる

地目が原野の土地は、安く購入できる傾向にあります。

住宅地と異なり、住宅を建てるには造成工事をはじめ土地の整備をする必要があります。
また、交通の便が悪い、商業施設が近くにないといった立地が悪いことも原野の特徴の1つです。

上記の特徴から、原野は通常の住宅地より人気が低くなる傾向にあります。
原野は、土地として需要が低くなっているため、土地の価格も低くなります。

固定資産税が安く抑えられる

原野は土地の価値が低くなる傾向から、固定資産税の税額も安く抑えられます。
固定資産税の税額は以下の計算式で算出可能です。

固定資産税=固定資産税評価額×1.4%

税額の算出に使われる固定資産税評価額は、土地の価格が安いほど、低くなります。
そのため、原野は固定資産税の税額が安く抑えられます。

また、固定資産税評価額が30万円未満の場合は課税されません。

原野は、利用価値が低く、土地の価格が安くなる分、固定資産税の負担が軽くなります。

参照元:固定資産税・都市計画税|東京都主税局

自然環境が豊か

地目が原野の場合、自然環境が豊かであるのがメリットです。

原野は、人の手が加えられていない土地であるため、敷地内は自然が豊かなケースがあります。

とくに、宅地開発されていない純原野は、周辺地域も自然環境が豊かなままの状態で残されている可能性が高いでしょう。

都市部から離れて、静かに過ごしたい人にとっては、原野の環境はうってつけといえます。

原野から宅地へ地目変更する3つの手順

原野から宅地へ地目変更する際は、土地に家が建っている状態にすることが必要です。

地目変更
土地の用途を変えた際に、必要な手続き

地目変更する手順は、以下のとおりです。

  1. 法務局に必要書類を提出
  2. 法務局による現地調査
  3. 登記完了証の受け取り

必要書類は、「土地地目変更登記申請書」のみです。
「土地地目変更登記申請書」は記載例とともに、法務局のホームページに掲載されています。

なお、上記の手続きは、土地家屋調査士に申請の代行を依頼することも可能です。

土地家屋調査士に代行を依頼する際の費用は1つの土地あたり5~6万円程度が相場です。

地目が原野の土地の使い道

原野は住宅地として、開発が進んでいない土地であるため、自然環境が豊かな立地といえます。

自然環境が豊かさを活かして、キャンプ場をはじめとしたレジャー施設としての活用が可能です。

また、周辺に住宅が少ないことを活かし、資材置き場や太陽光発電事業として、土地活用もできます。

原野は開発されていないため、利便性が悪い土地といえますが、活用次第では収益をあげることも可能です。

原野の使い道について、詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

原野の使い道5選!土地の処分方法も紹介
原野の活用方法を5つ紹介!土地の処分方法も解説するので、使い道のない土地を購入、相続した人は参考にしてください。

ただし、定期的な管理が必要なケースが多く、土地が遠方にある場合は原野の土地活用は難しいでしょう。

土地活用が難しいときは、需要がない土地を専門に扱う不動産会社に相談しましょう。

専門の不動産会社は、収益化できる土地の活用ノウハウがあるため、土地処分の相談に応じてくれる可能性が高いからです。

アルバリンクは、需要がない土地を買い取っている不動産会社の1つです。
他社が断るような扱いが難しい土地でも、買い取ってきた実績があります。

いらない土地の処分にお困りの方は、アルバリンクにぜひご問い合わせください。

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まとめ

この記事では、地目が原野であることのデメリットとメリットについて解説しました。

原野は、開発されていない土地のため、建物を建てられる土地の状態に整備する必要があるほかに、インフラを整備する必要があります。

周辺地域も開発が進んでいないこともあり、利便性が悪いこともデメリットの1つです。

一方、開発されていない土地であることから土地の価値が低くなるため、土地を安く購入できます。

また、開発が進んでいないことから自然環境が豊かな状態が残っているというメリットもあります。

上記の特徴から、原野は、レジャー施設や太陽光発電事業など住宅地として開発されている土地ではできない土地活用が可能です。

なお、土地活用ができない、または、するつもりがない方は、需要がない土地を取り扱う不動産会社に相談しましょう。

上記のような不動産会社は、需要がない土地でも収益化できるノウハウがあるため、取り扱いを断られる可能性が低いからです。

アルバリンクは、需要がないといわれている土地を買い取っている不動産会社です。
数社以上の不動産会社から断られた土地でも査定・買取をいたします。

また、全国対応のため、土地の所在にかかわらず査定の対応が可能です。

使い道のない土地の処分に頭を悩まされている方は、アルバリンクにご相談ください。

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監修者
株式会社AlbaLink代表取締役の河田憲二です。同社は空き家や事故物件などの売れにくい不動産の買取再販を行う不動産業者です。同社が運営しているサービスサイトである「訳あり物件買取プロ」の運営者も務めています。同社は東京証券取引所東京プロマーケット市場にも上場している不動産会社になります。

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