空き家にゴキブリが発生する4つの理由
空き家にゴキブリが発生するのは、主に以下の4つの原因があります。
空き家は人が住んでいないため、これらの原因に気づくのも遅れがちで、油断していると大変なことになってしまいます。
それぞれ詳しく解説していきますので、しっかり対策できるようぜひ最後まで読んでみてください。
ゴキブリが侵入する隙間がある
空き家にゴキブリが発生する1つ目の理由は「ゴキブリが侵入する隙間がある」ためです。
ゴキブリははじめから家に居着いている訳ではないので、どこかに屋内に侵入できる隙間があることになります。
例えば、家中の排水溝などは空き家にゴキブリにとって格好の侵入経路です。
人が住んで水道を使用していれば、排水溝には水が溜まっており、ゴキブリが侵入することはできませんが、通水の無い空き家であれば容易に侵入できてしまいます。
また、エアコンのドレンホースから侵入してくる場合も、定期的にエアコン掃除をしていれば発見できますが、空き家の場合は人の手が入らず、そのまま室内まで侵入してくることがあります。
他にも建物の経年劣化により生じた隙間など、空き家を放置しているとゴキブリが侵入する経路がどんどん増えていってしまいます。
屋内の状態以前に、まず侵入できてしまうことが空き家にゴキブリが発生する前提条件と言えます。
室内に湿気が溜まってゴキブリが好む住環境となっている
空き家にゴキブリが発生する2つ目の理由は「室内に湿気が溜まってゴキブリが好む住環境となっている」ためです。
前述のような管理が行き届いていない空き家は、高温多湿な環境になりがちです。
ゴキブリをはじめ多くの害虫・害獣はそのような環境を好むため、空き家はゴキブリの温床となってしまうのです。
キッチンや風呂場、トイレなどの水回りは特に湿気を溜めやすく、ゴキブリの棲み家になりやすい場所です。
夏場や梅雨の時期は湿気が溜まりやすいため、特にゴキブリが発生しやすくなりますが、近年では住宅の気密性や断熱性が向上したことにより、季節に関係なくゴキブリが活動するようになっています。
冬場で空き家の管理が面倒になった時期でも、油断していると害虫の温床になってしまうので注意が必要です。
ゴキブリのエサとなるものが溢れている
空き家にゴキブリが発生する3つ目の理由は「ゴキブリのエサとなるものが溢れている」ためです。
ゴキブリは雑食性で、ホコリや生ゴミ、髪の毛、衣類などあらゆるものを食料にします。
空き家はそれらゴキブリの食料が放置されており、繁殖する原因になるのです。
その上、空き家が管理不足だとゴキブリ以外の虫も侵入し死骸となり、新たにゴキブリの餌となってしまいます。
このような状況が続くと、外部から侵入するだけでなく、室内で卵を生み大量発生に繋がります。
特に段ボールはゴキブリが好む環境がすべて揃っており、保温性・保湿性に優れている上に内部は薄暗く、食料にもなってしまいます。
とりあえず不用品を整理しようと段ボールに詰めてそのまま放置したりすると、かえってゴキブリが住み着く原因になってしまうので、早めに処分することをおすすめします。
ゴキブリの外敵がいなくて繁殖しやすい
空き家にゴキブリが発生する4つ目の理由は「ゴキブリの外敵がいなくて繁殖しやすい」ためです。
誰も住んでいない空き家はゴキブリを駆除する人間がおらず、忌避剤や毒餌などのリスクなく繁殖することができてしまいます。
その他、屋外では猫やネズミなどの小動物もゴキブリを捕食する天敵ですが、ゴキブリほど小さな隙間から侵入できるものは少ないため、家の中はゴキブリにとって外敵の少ない理想的な棲み家です。
前述のように食料や繁殖に好都合な環境に加えて、外敵も少ないことから、空き家にゴキブリが発生してしまうのです。
早期に発見できた場合は市販の薬を散布することでも駆除が可能ですが、大量に発生しており自力での対処が難しい場合は、専門業者に依頼する必要があるでしょう。
卵の駆除まで含めると費用も増えてしまうので、そもそも発生させないようしっかりと管理することが大切です。
部屋ににゴキブリがいるか確かめる5つの方法
ここからは、部屋にゴキブリがいるか確かめる方法についてご紹介します。
簡単に実践できる方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- 粘着シートを設置する
- 部屋の隅などゴキブリが潜んでいそうな場所や、通過しそうな壁際に専用の粘着シートを設置します。
- ゴキブリ用の粘着シートには誘引剤が含まれているため、見えない場所に潜んでいるゴキブリをおびき出す事が可能です。
- 家具や家電の裏を確認する
- ゴキブリは暗くて狭い場所を好むため、家具や家電の裏を確認することでも発見できます。
- 特にテレビや冷蔵庫、洗濯機など熱を持つ家電の裏側などはゴキブリが潜んでいる可能性が高いので、1つずつ移動させて注意深く確認してみてください。
- 照明を消して出てくるのを待つ
- ゴキブリは夜行性のため、部屋の照明を消してしばらくすると、家具や家電の後ろからゴキブリが出てくることがあります。
- 警戒心が強いため、電気を消した後はしばらく動かず待ってみて、ゴキブリの動きがないか確認してみましょう。
- 殺虫剤を吹きかけてみる
- ゴキブリが潜んでいそうな場所に殺虫剤を吹きかけてみるのも効果的です。
- 前述したようなゴキブリが潜んでいそうな場所に殺虫剤を吹きかけると、嫌がったゴキブリが物陰から出てくる可能性があります。
- ゴキブリのフンがあるか確認する
- ゴキブリのフンが落ちている場合は、家の中に棲み着いている可能性が高いです。
- 形状は様々で、細長いものや黒くて丸まっているもの、液体と混ざってシミになっているものなどがあります。
- 壁や床、水回りなどに落ちていることが多いため、フンのようなものが無いか念入りにチェックしてみてください。
空き家でできるゴキブリ対策4選
ここまでゴキブリが発生する理由や確認方法を解説してきましたが、空き家でゴキブリ対策をするにはどんな方法があるのでしょうか?
ゴキブリの繁殖を未然に防ぐためには、「空き家にゴキブリが発生する4つの理由」でご紹介したような、ゴキブリの発生する理由を解消することが不可欠です。
具体的には、主に以下の4つの対策方法があります。
それぞれどのように実践するのか、詳しく解説していきます。
ゴキブリの侵入経路を塞ぐ
空き家でできるゴキブリ対策1つ目は、「ゴキブリの侵入経路を塞ぐ」ことです。
ゴキブリが屋内に入り込めないよう、まずは侵入できる隙間を作らないことが重要です。
しばらく使われておらず水の溜まっていない配管やエアコンのホースはゴキブリをはじめとした害虫、害獣の主な侵入口です。
水道は定期的に通水し、エアコンは専用の防虫キャップなどを使用することで対策が可能です。
しかし、ゴキブリは数mmの隙間でも侵入できてしまうため、老朽化し管理されていない空き家は、ゴキブリにとってあらゆる場所から入り込める状態になっています。
ひび割れた外壁や床、窓のサッシや扉の隙間など、ちょっとした隙間はいたるところにあります。
これらすべてを対策し、ゴキブリの侵入を完全に防ぐのは難しいかもしれません。
定期的に換気をする
空き家でできるゴキブリ対策2つ目は、「定期的に換気をする」ことです。
ゴキブリは高温多湿な環境を好むため、定期的に窓を空け、室内の空気を入れ替えることが繁殖防止に効果的です。
窓や玄関など家中の開口部をすべて開け放ち、換気扇も作動させて室内全体に空気が行き渡るようにします。
普段住んでいる家と異なり、人の出入りが無い分空き家の空気はより籠もっているため、できれば半日程度換気の時間を取れるとベストです。
あまり高い頻度で空き家に行けない場合は、湿気の溜まりやすい水回りを中心に除湿剤を置くのもよいでしょう。
換気はゴキブリの侵入防止だけでなく、空き家自体の老朽化防止にも効果があるため、定期的に実施するようにしましょう。
室内の不用品を処分する
空き家でできるゴキブリ対策3つ目は、「室内の不用品を処分する」ことです。
ゴキブリが発生する空き家は侵入しやすいだけでなく、ゴキブリが棲み着きやすい環境になってしまっていることも原因です。
隙間や暗がり、暖かい場所を作ってしまうと、そこにゴキブリが巣を作ったり、卵を産み付けてしまいます。
テレビや冷蔵庫といった家電は暗がりを作る上、通電していると暖かくなるため、ゴキブリが好む環境の一端となってしまうでしょう。
また、前述のように段ボールは高温多湿な環境を作る上に、それ自体がゴキブリのエサとなってしまうため、ゴキブリにとって最高の棲み家と言われています。
断面の隙間は産卵場所に適しているため、より繁殖しやすくなります。
空き家の不用品を片付けずに放置したり、段ボールにまとめたまま家に置きっぱなしにしているとそれが原因でゴキブリが発生してしまいます。
一度まとまった時間を作り、家の中の不用品を処分したり、整理することをおすすめします。
忌避剤や毒エサを使用する
空き家でできるゴキブリ対策4つ目は、「忌避剤や毒エサを使用する」ことです。
侵入を許してしまいがちな空き家において、専用の忌避剤や毒エサを用いることでゴキブリを寄せ付けない、または駆除するという手段です。
置くだけでしばらくの間ゴキブリを寄せ付けなくするものやスプレータイプなどがあり、戸棚や水回りなど場所に合わせて選ぶとよいでしょう。
発見した時点で大量に発生していた場合は、既に家の中に巣を作られている可能性が高いです。
その場合は巣を直接撃退する必要があり、バルサンをはじめとした煙タイプの殺虫剤などで家全体で駆除する必要があります。
煙タイプでも駆除しきれない、巣の位置を特定できないなどで自力での対処が難しい場合は、専門の害虫駆除業者に依頼するのもひとつの手です。
たとえば清掃業者のダスキンでもゴキブリ駆除サービスがあり、費用は27,500円からとなっています。
確実に駆除できるため不安な方にはおすすめですが、床面積に応じて費用も高くなってしまうため、比較的広い空き家を持っている場合は事前の見積もりをしっかり行うようにしてください。
空き家に発生したゴキブリを放置する3つのリスク
空き家に発生したゴキブリを、見るのも嫌だからと対処せずにしている方もいるかもしれません。
しかし、空き家のゴキブリを放置していると、以下のようなリスクがあります。
それぞれのリスクを解説しますので、内容をしっかりと把握してゴキブリ対策を進めてください。
隣人に損害賠償を請求される恐れがある
秋嫌に発生したゴキブリを放置するリスクの1つ目は「隣人に損害賠償を請求される恐れがある」です。
空き家で発生したゴキブリが大量に繁殖すると、隣家にまで移動し、被害を拡大する可能性があります。
隣接した家は排水管が共有されていることも多いため、管の内部を伝いゴキブリが新たな棲み家やエサを求めて移動してしまうのです。
もし隣家にゴキブリが発生し、原因があなたの空き家だと証明されてしまうと、損害賠償請求をされてしまう可能性があります。
空き家の管理者は、周辺の生活環境に悪影響を及ぼさないよう適切な維持・管理をすることを空家等対策の推進に関する特別措置法で義務付けられているからです。
参照元:空家等対策の推進に関する特別措置法 | e-Gov 法令検索
運良く訴訟にまで発展しなかったとしても、近隣との関係性悪化は免れません。
このようなトラブルに見舞われないよう、ゴキブリの発生は先延ばしにせず、なるべく早く対処してください。
なお、空き家を放置することによるその他のリスクについては以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。
ゴキブリが運んできたウイルスで室内が汚損される
秋嫌に発生したゴキブリを放置するリスクの2つ目は「ゴキブリが運んできたウイルスで室内が汚損される」です。
ゴキブリは「菌の運び屋」とも呼ばれており、家屋での発生を放置していると室内が不衛生な状態となります。
その状態が長期間続くと、様々な疾病を引き起こしてしまうリスクが高まります。
ゴキブリが原因で引き起こされる病気は、主に以下のようなものがあります。
ゴキブリが運ぶ菌 | 引き起こされる病気 |
---|---|
サルモネラ菌、腸炎ビブリオなど | 食中毒 |
大腸菌 | 尿路感染症急性胃腸炎 |
赤痢菌 | 赤痢 |
小児まひ病原体 | 小児まひ |
チフス菌 | 腸チフス・パラチフス |
このように、ゴキブリは見た目に不快なだけでなく、実際に健康被害を引き起こす可能性のある害虫です。
毛嫌いするあまり放置せず、被害が出る前に対処するよう十分注意してください。
火災の原因になる
秋嫌に発生したゴキブリを放置するリスクの3つ目は「火災の原因になる」です。
ゴキブリのアゴは非常に発達しており、家電製品のケーブルをかじって傷つけてしまうほどの力があります。
実際に電気ケーブルをかじってショートさせ、それが原因で空き家が火事にまでなった事例もあります。
参照元:動物が原因で出火した火災事例について ◇火災原因調査シリーズ(15) 東京消防庁予防部調査課
特に冷蔵庫、炊飯器、電子レンジなどキッチンで使用する家電は食料を求めたゴキブリが寄ってきやすくなります。
空き家で火災が発生し隣家まで延焼した場合、過失による火災においては損害賠償をしなくてもよいと失火責任法で定められています。
しかし、ゴキブリの発生が原因となると空き家所有者としての管理責任が問われる可能性もあり、「重大な過失」と判断された場合は損害賠償をしなければいけません。
こういった被害を未然に防ぐためにも、目につきにくい家電の裏側も念入りに掃除したり、使わない家電は早々に処分するようにしましょう。
空き家の管理ができないときの4つの対処法
前述のように、空き家を適切に管理することができればゴキブリの侵入や繁殖を防ぐことが可能です。
しかし、所有している空き家と現在の住居が離れていたり、定期的な管理が難しい場合も多々あります。
もしも空き家の管理ができない場合は、以下のような対処方法があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
不動産業者に空き家の管理を依頼する
空き家の管理ができないときの対処法1つ目は「不動産業者に空き家の管理を依頼する」です。
自身で空き家の管理が難しいという人に向けた、空き家管理を代行するサービスが不動産業者などから提供されています。
内容はプランによって異なりますが、定期的な掃除をはじめ、敷地や建物の巡回点検、郵便物の整理、庭の手入れ、近隣からのクレーム対応などにも対応してくれます。
ただし、利用には月々1万円程度の料金がかかるほか、サービス内容も異なるので、自身の望むサービスが含まれているのかしっかりと確認してください。
また、既にゴキブリが発生しているような場合は別途駆除業者を手配する必要があるので、この点も注意が必要です。
空き家管理サービスのおすすめ業者が気になる方は、以下の記事で信頼できる業者をご紹介していますので、あわせてお読みください。
空き家を賃貸に出す
空き家の管理ができないときの対処法2つ目は「空き家を賃貸に出す」です。
空き家を賃貸化し人に住んでもらうことができれば、入居者が家を管理してくれるのでゴキブリの発生を防ぐことができます。
それだけでなく、これまで不要だった空き家から家賃収入を得ることもできるので、金銭面でもメリットがあります。
ただし、素人がいきなり賃貸経営を成功させるのは簡単ではありません。
劣化した空き家をそのまま貸し出すのは難しいため、まずはリフォームが必要となる場合がほとんどです。
数十万円〜数百万円のリフォーム代が初期費用としてかかりながら、入居者が見つからなければ赤字になってしまいます。
駅から近い、物件自体が綺麗など条件が良くない限り、確実に利益を得るのは難しいでしょう。
賃貸経営の難しさは以下の記事でも解説していますので、詳細が気になるかたはこちらも読んでみてください。
不要な空き家を手放したいという方には、後述する売却がもっともおすすめな方法です。
空き家を解体する
空き家の管理ができないときの対処法3つ目は「空き家を解体する」です。
既にゴキブリが発生してしまっており、管理の依頼も賃貸化も難しいという場合は、近隣に迷惑がかかる前に空き家を解体してしまうのもひとつの手です。
解体してしまえば駆除や修繕の手間も必要なく、更地として売却することも可能です。
ただし、多額の解体費用がかかってしまうため、利益を得ることは難しいでしょう。
空き家の解体費用は物件によって異なるためあくまで目安ですが、30〜45坪の木造住宅であれば90万円〜200万円以上の費用がかかるとされています。
しかも、解体して更地にしたとしても、管理責任が無くなる訳ではありません。
庭木が放置されて隣地へ干渉したり、不法投棄されるようになると通報を受け、管理責任を追求されてしまうかもしれません。
空き家を解体する場合は、費用や売却の見込みなどを入念に確認し、トラブルやリスクを引き起こさないよう注意する必要があります。
空き家の解体に関しては以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもぜひ読んでみてください。
もし今後も空き家を利用する予定がなく、管理責任の不安からも解放されたいという方は、次にご紹介する空き家の売却をぜひ検討してみてください。
空き家を売却する
空き家の管理ができないときの対処法4つ目は「空き家を売却する」です。
売却してしまえば、今後空き家の管理責任に悩まされることは無くなります。
リフォームや解体をせず売却に出すことで、手間や費用をかけずに手放すことができるのも嬉しい点です。
なお、不動産の売却には「仲介」と「買取」の2種類があり、以下のような違いがあります。
- 「仲介」とは、仲介業者に買主を探してもらうこと
- 「買取」とは、買取業者に直接買い取ってもらうこと
空き家の状態によって適切な売却方法が異なるため、物件によってどちらが向いているのかについても解説いたします。
立地が良ければ仲介業者に依頼
所有している空き家の立地が良い場合、仲介業者に依頼して売却するのがよいでしょう。
仲介では一般の人に空き家を売却するため、需要の高い物件でなければなかなか買い手がつきません。
中でも立地条件は買い手が重要視するポイントで、弊社が独自に行った「住むなら都会、郊外、田舎のどこがいい?」のアンケート調査では86%の人が「都会や郊外」と答え、田舎と答えた人は「14%」に留まっています。
86%の人が「都会や郊外」に住みたいと答え、田舎と答えた人は「14%」
都市部であれば駅から徒歩10分以内の物件や、地方なら中心市街地まで車で10分圏内の物件であれば、購入希望者も見つけやすく、希望金額で問題なく売却できるでしょう。
ただし、契約不適合責任を問われる可能性があることには注意が必要です。
契約不適合責任とは、契約書に記載のない欠陥や不具合が見つかった場合に、売主が買主に対して負う責任です。
参照元:e-Gov法令検索|民法第566条(目的物の種類又は品質に関する担保責任の期間の制限)
もしも知らないうちにゴキブリが棲み着いていたり、目に見えない部分が損傷していることが売却後に発覚した場合、修繕費や損害賠償を請求される可能性があります。
少しでも空き家の状態に不安を感じるという場合は、次にご紹介する買取業者への売却を検討してください。
立地が悪ければ買取業者に依頼
所有している空き家の立地が悪い場合、買取業者に依頼して売却するのがよいでしょう。
世間的に需要が無さそうな物件、具体的には都市部なら駅から徒歩15分以上の物件や、地方であれば中心市街地まで車で15分以上かかる物件は買い手が見つけづらくなります。
専門の買取業者であれば、一般の買い手が付かない物件でも、問題なく買い取ってくれます。
また、既にゴキブリが発生しているような物件の場合も、買取業者へ売却するのがおすすめです。
専門の買取業者は空き家の状態を回復させ、売却できる状態にするノウハウがあるため、ゴキブリをはじめとした害虫が棲み着いている物件でも買い取ることが可能です。
加えて、買取業者へ売却する場合は、先述の契約不適合責任が免責されます。
契約不適合責任は一般消費者を守るための法律のため、不動産のプロである買取業者へ売却する場合は免責できるのです。
そのため、少しでも家の状態に不安がある場合は、買取業者へ売却してしまうのが良いでしょう。
なお、弊社AlbaLink(アルバリンク)は、ゴキブリをはじめとした害虫が棲み着いた空き家であっても問題なく買い取ることができる買取専門業者です。
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ゴキブリのいる空き家でもアルバリンクに売却できる
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また、空き家買取業者では数少ない上場企業であり、2022年から2023年の間で全国513件の空き家を買い取った実績があります。
下記のような「20年以上放置され、雨漏りした空き家」や、「事故物件かつゴミ屋敷となった空き家」でも、買い取らせていただいています。
【20年以上放置された空き家の買取事例】
【不用品で室内があふれてしまっている空き家の買取事例】
引用元:Albalinkの空き家買取事例
ゴキブリが棲み着いた空き家はそのまま売却することは難しく、専門業者による駆除や修繕費用がかかってしまいます。
それでも過去の修繕記録は残るため、よほど好条件な物件でない限り売却は難しいでしょう。
しかし、弊社アルバリンクであれば上記のような一般の買い手が見つからない物件でも買い取ってきた実績があり、あなたの所有している空き家も確実に買い取る自信があります。
ご相談、査定は無料ですので、空き家にお困りの方はいつでもお気軽にご相談ください。
>>【ゴキブリの発生した空き家でも高額売却!】無料で買取査定を依頼する
まとめ
今回は空き家のゴキブリ対策について解説してきました。
空き家のゴキブリは不快に感じるだけでなく、火災や疾病、更には隣人からの損害賠償などに繋がるリスクもあり、不快だからといって放置していい存在ではありません。
しかし劣化した空き家でゴキブリの侵入経路を完全に断つのは難しく、定期的な管理が必要となりますが、不要な空き家にそれだけの費用をかけても、活用できなければ意味がありません。
今後使う予定の無い空き家でゴキブリに悩まされたくないという場合は、空き家をそのままに買取専門業者へ売却してしまうのがおすすめです。
買取業者への売却であれば空き家をそのままの状態で売却することができ、スピーディーに現金化が可能です。
その上契約不適合責任といったトラブルの心配も無いため、安心して空き家を手放すことができるでしょう。
なお、この記事を書いている弊社Albalink(アルバリンク)も、空き家を専門に取り扱う買取業者です。
全国で数多くの訳あり物件を買い取ってきた実績があり、買取依頼をしていただいたお客様からは「肩の荷が下りた」「色々不安だったがスムーズに売却できた」といった感謝の言葉を多数いただいておりま
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