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築40年の家を予算500万円でリフォームできる範囲と費用相場
築40年を超える家は、老朽化による不便さや性能の低下が気になる一方で、大規模なリフォームには高額な費用がかかるイメージがあるかもしれません。
しかし、予算500万円でも適切な計画と優先順位付けを行うことで、快適で安心な住まいへと生まれ変わらせることが可能です。
ここではまず、予算500万円で可能な築40年の家のリフォーム範囲と費用相場をご紹介します。
家の状態やリフォーム内容によって費用は変動しますが、ピンポイントで効果的な改修を行うことで、費用対効果を最大化できるでしょう。
水回り設備の刷新
築40年の家では、キッチンや浴室、トイレ、洗面所といった水回り設備の老朽化が目立ちやすい部分です。
水回りの設備を最新のものに交換することで、日々の生活の利便性や快適性が格段に向上します。
たとえば、ユニットバス、キッチン、洗面台、トイレといった主要な水回り設備をミドルグレードの製品に一新する場合、約200万円程度からリフォームを始めることができます。
引用元：イズホーム
実際に、築40年以上の戸建てで約450万円をかけてキッチンやバスルームなどの水回り設備を入れ替え、雨漏りによる柱の腐朽も必要最低限の補強リフォームした事例もあり、予算500万円以内で水回りの大幅な改善が十分可能だとわかります。
内装・間取りの変更
築40年の家の内装は、壁紙の汚れやフローリングの傷みが気になることが多いです。
壁紙や天井クロスの張り替え、フローリングの交換を行うことで、空間全体が見違えるように明るく、清潔な印象になります。
また、簡単な間取り変更であれば、500万円の予算内で対応できる可能性があります。
たとえば、和室を洋室に変更したり、使われていない間仕切り壁を撤去してリビングを広げたりすることで、より開放的で使いやすい空間を生み出せます。
引用元：住友林業のリフォーム
実際に、築50年の戸建てを約400万円でリフォームした事例では、間取り変更と設備の現代化が行われ、新しい生活スタイルに合わせた快適な住まいが実現しています。
高齢期を見据えたバリアフリーリフォーム
高齢期を見据えたバリアフリーリフォームは、将来にわたって安心して暮らすためにとても大切な改修です。
予算500万円では、家全体を大規模にバリアフリー化することは難しいかもしれませんが、部分的な改修は十分可能です。
たとえば、廊下やトイレ、浴室など転倒リスクの高い場所に手すりを設置したり、室内の段差を解消したりすることが挙げられます。
また、開き戸を引き戸に変更することで、車椅子での移動や開閉の負担を減らすことができます。
これらの改修は、高齢者だけでなく、小さな子どもがいる家庭にとっても安全性の向上につながるでしょう。
引用元：株式会社長谷工 リフォーム
実際に、築36年の住宅で、将来の車椅子使用を見据え、キッチン、リビング・ダイニング、寝室、トイレを車椅子で利用しやすいように改修した事例があります。
トイレの出入り口の移動や、収納スペースやリビング・ダイニングの一部を取り込んだ車椅子での動線の確保、手すりの設置、上吊り引き戸を採用した段差の解消などの工事が行われ、費用は約400万円でした。
外壁・屋根の塗り替え
外壁や屋根は、雨風や紫外線から家を守る大切な部分で、築40年を経過すると劣化が進んでいることが多いです。
外壁や屋根の塗り替えは、家の見た目を良くするだけでなく、防水性や耐久性を高める効果があります。
一般的な塗料を使った塗り替えであれば、外壁で60万円～180万円、屋根で15万円～80万円が相場とされており、予算500万円の範囲内で実施できることが多いでしょう。
ただし、劣化がひどい場合は、カバー工法や張り替え、葺き替えが必要となり、費用が相場を上回る可能性もあります。
既存の屋根材を撤去せずに、その上から新しい屋根材を重ねて設置するリフォーム方法
定期的なメンテナンスは、家の寿命を延ばすためにも欠かせません。
引用元：Doのリフォーム
実際に、築43年の戸建てで、外壁塗装をプレミアムシリコン塗料で行い、同時に軒天や庇の木部塗装も実施した事例があり、費用は約154万円でした。
耐震補強工事
築40年以上の家は、今の耐震基準を満たしていない「旧耐震基準」で建てられている可能性があり、地震に対する備えが十分でない場合があります。
旧耐震基準の家でも、適切な耐震補強工事を施すことで安心して住めるようになります。
家族の安全を守る上で、耐震補強工事は非常に重要といえるでしょう。
耐震補強工事にかかる費用の目安は、以下の通りです。
まずは耐震診断を受け、家の現状と必要な補強内容を把握することが大切です。
引用元：土屋土屋ホームトピア
実際に、築42年の戸建てで約500万円をかけて耐震補強工事を含むリフォームが行われた事例があります。
この事例では、予算内で耐震性を向上させつつ、住まいの安全性と快適性を両立させています。
ただし、部分的な耐震補強であれば、500万円の予算内でも対応可能ですが、旧耐震基準の家を全面的に補強する場合、耐震診断の結果によっては500万円を超える費用がかかることも少なくありません。
ケースによっては、今の家を売却し、その売却金額を元手に新耐震基準を満たす家へと住み替えたほうが費用対効果が高いこともあります。
弊社AlbaLink（アルバリンク）は、築古物件など一般の買い手が見つかりにくい訳あり物件を積極的に買い取っている専門の買取業者です。
査定は無料で行っているので、住み替えのために築40年の家をいくらで売却できるのかが知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
なお、査定を依頼しても無理な営業をかけることは一切ありませんので、安心してお問い合わせいただければ幸いです。
耐震基準について詳しく知りたい方は、併せて以下の記事もご覧ください。
なお、古い家の対処法を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
https://wakearipro.com/ormer-earthquake-resistance-sold/
断熱改修工事
築40年の家は、今の住宅に比べて断熱性能が低いことが多く、冬は寒く夏は暑いといった不便さを感じることがあります。
断熱改修工事を行うことで、室内の温度を快適に保ちやすくなり、冷暖房費の節約にもつながります。
予算500万円では、窓の断熱改修や天井・床・壁の一部に断熱材を追加するといった部分的な改修が現実的です。
たとえば、既存の窓に内窓を設置したり、単層ガラスを複層ガラスに交換したりするだけでも、大きな断熱効果が期待できます。
引用元：リフォーム評価ナビ
実際に、約410万円の費用で内窓設置を中心とした断熱改修が行われた事例があります。
このケースでは、窓からの冷気や熱気の侵入を抑えることで室内の快適性が向上し、省エネにもつながるリフォームが実現しました。
予算500万円だと築40年の家のフルリフォームは難しい
築40年の家を予算500万円で「フルリフォーム」するのは、現実的に非常に困難です。
フルリフォーム
家全体の間取り変更、水回り設備の全面的な交換、内装の刷新、外壁・屋根の塗装や補修、そして耐震性の向上や断熱改修といった、広範囲にわたる大規模な工事
たとえば、最新の水回り設備を一新するだけでも、その費用は200万円を超えることがほとんどです。
さらに、壁紙の張り替えやフローリングの交換といった内装の刷新には数百万円、外壁や屋根の塗り替えにも数十万円から100万円以上かかるのが相場です。
旧耐震基準で建てられていた場合、家族の安全を確保するための耐震補強工事が必須となるため、数百万円以上の費用がかかることも珍しくありません。
また、快適な室内環境を保つための断熱性能の向上も、家全体に施すとなると費用がかさみます。
これらの費用を合計すると、フルリフォームの相場は1,000~2,000万円以上といえるでしょう。
したがって、500万円という予算では、家全体を丸ごと新しくするフルリフォームではなく、気になる箇所に絞って優先順位をつけ、部分的な改修を行うのが最も現実的な選択となります。
水回りのどれか一つに特化したり、リビングだけ内装を刷新したり、外壁塗装を行うなど、ピンポイントでのリフォームであれば、予算内で効果を実感できるでしょう。
まずは、どこに予算を集中させるかを明確にし、信頼できるリフォーム会社とよく相談して、費用対効果の高い計画を立てることが重要です。
もし、リフォーム費用が高額で経済的な負担が重いと感じるなら、売却して住み替えるのも一つの有効な選択肢です。
築40年の家は、大がかりなリフォームには多額の費用がかかるだけでなく、築年数による構造上の問題が後から発覚し、想定外の追加費用が発生するリスクも考えられます。
そのようなときは、不動産買取専門の弊社、株式会社Albalink（アルバリンク）にご相談ください。
弊社は、立地や建物の状態を問わず、どのような物件でも現状のまま迅速かつ適正価格で買い取ることが可能です。
老朽化が進んでいる家や大規模な修繕が必要な家、あるいは相続などで急いで現金化したいといった場合でも、お客様にリフォーム費用や手間をかけることなく、スピーディーな売却を実現します。
仲介では買い手が見つかりにくいとされる「古い家」や「築年数の古い不動産」に豊富な買取実績があり、お客様の「困った」に真摯に向き合います。
煩雑な手続きも全てサポートし、売却完了まで安心して任せていただける体制を整えています。
まずは無料査定からお気軽にお問い合わせください。
なお、リフォーム費用を捻出するのが難しい方のための対処法は、以下の記事で詳しく解説しています。
築40年の家のリフォーム費用を500万円以内に抑える4つのポイント
築40年の住宅を快適に暮らせる住まいへとリフォームするには、限られた予算内でいかに効果的な工事を行うかが鍵となります。
ここでは、費用を抑えながらも満足度の高いリフォームを実現する4つの方法をご紹介します。
リフォーム箇所に優先順位をつける
築40年の家のリフォーム費用を抑えるのにまず重要なのは、リフォームする部位に優先順位をつけ、必要な部分から改修を進めることです。
築40年の戸建てでは、建物の老朽化によって「安全性」や「生活のしやすさ」に直結する部位から劣化が進みます。
限られた予算では、すべてを一度に手を加えることは難しいため、段階的に進める戦略が効果的です。
築40年の家には、「水回りが古くて使いにくい」「冬場、窓から冷気が入って寒い」「地震が心配なので耐震性を高めたい」などの課題が挙げられます。
その上で、「安全性」「快適性」「利便性」「デザイン性」といった観点から、どの要素を優先するかを家族で話し合いましょう。
たとえば、高齢の家族がいる場合はバリアフリー化や耐震補強を優先し、光熱費の削減が目的なら断熱改修を優先する、といった具合です。
実際、弊社が行ったアンケート調査によると、「設備が古い」「狭い」「寒い」「バリアフリー化したい」といった理由で浴室を優先的にリフォームしたいと回答した方の割合がもっとも多い結果となっています。
このように優先順位を定めることで、500万円の予算でも高い満足度を得られるリフォームが実現できます。
すべてを完璧にするのではなく、「今、最も必要な変化は何か」を見極め、一点集中で改善を図るのが成功の鍵です。
設備・建材のグレードを下げる
リフォーム費用を抑える上で、設備や建材のグレードを見直すことも非常に効果的な方法です。
なぜなら、最新の高性能な設備や、デザイン性の高い高級建材は魅力的ですが、その分コストも大幅に跳ね上がるからです。
予算が限られている場合は、機能性と価格のバランスを考慮し、ワンランク下のグレードの製品を選ぶことを検討しましょう。
たとえば、キッチンやお風呂、トイレなどの水回り設備を選ぶ際、ハイグレードな製品からミドルグレード、あるいはスタンダードグレードに下げるだけでも、数十万円から100万円単位で費用を削減できる場合があります。
近年は、スタンダードグレードの製品でも十分な機能性や耐久性を備えており、デザインも豊富に用意されています。
築40年の家のリフォーム費用を500万円以下に抑えるなら、すべてを最高級品にするのではなく「ここは譲れない」というポイント以外は、コストを抑える選択をするのが賢明です。
リフォーム業者と相談しながら、予算内で最適な設備・建材の組み合わせを見つけるようにしましょう。
複数のリフォーム業者の見積もりを比較する
複数の業者から見積もりを取得して比較することが、費用を抑える最も基本的で効果的な方法の一つです。
業者ごとに施工単価や提案内容、工事内容の範囲は異なるため、最初に提示された見積もりだけで即決してしまうと、相場より高額になる可能性があります。
最低でも2〜3社に同条件で見積もり依頼を行い、単に合計金額を比較するだけでなく、項目ごとの内訳を細かく確認しましょう。
工事内容が具体的に記載されているか、使用する材料の品番やグレードは明記されているか、追加費用の発生する可能性がある項目はあるか、などをチェックします。
不明な点があれば、納得がいくまで質問し、曖牲な表現がないか注意してください。
見積もりを比較することで、各業者の得意分野や価格帯の傾向を把握でき、相場感を掴むことができます。
また、安すぎる見積もりには注意が必要です。
手抜き工事や後からの追加請求につながる可能性もあるため、「安かろう悪かろう」にならないよう、価格だけでなく内容の充実度や業者の信頼性も総合的に判断することが大切です。
信頼できるリフォーム業者を選ぶコツは、以降で詳しく解説します。
信頼できるリフォーム業者を選ぶコツ
リフォーム業者選びは、リフォームの成功を左右する重要な要素です。価格だけでなく、安心して工事を任せられる信頼性も重視しましょう。
信頼できるリフォーム業者を選ぶためにチェックしたいポイントは、以下の5つです。
- 実績と経験の豊富さ
- 資格と許可
- 担当者の対応
- 契約内容の明確さ
- 保証やアフターサービス
築40年の家のような古い家屋のリフォームには、特有の知識や技術が求められるため、過去に同規模・同種のリフォーム実績が豊富にあるかを確認することが大切です。
また、建設業許可や建築士、施工管理技士などの適切な資格を持つ担当者がいるかも確認ポイントとなります。
担当者とのコミュニケーションも非常に重要です。
こちらの質問に対して丁寧にわかりやすく説明してくれるか、要望をしっかりと聞いてくれるか、そしてレスポンスは早いかなど、担当者の誠実さや対応力をチェックするようにしましょう。
さらに、見積書だけでなく、工事請負契約書の内容が明確であることも不可欠です。
追加費用が発生する条件が明記されているかなど、曖昧な表現がないか細部まで確認し、納得がいくまで質問してください。
工事後の保証期間や、不具合が発生した際の対応といったアフターサービスの内容も、事前に確認しておくことで長期的な安心につながります。
これらのポイントを総合的に判断し、信頼できると感じる業者を選びましょう。
補助金を活用する
築40年の家のリフォームでは、国や地方自治体が提供している様々な補助金制度を活用できる可能性があります。
これらの補助金は、省エネ性能を高める断熱改修や、耐震補強、高齢者向けのバリアフリー改修など、安全・安心や環境性能の向上を目的としたリフォームに対して、積極的な支援策として用意されています。
たとえば、国の「住宅省エネ2025キャンペーン」のうちの「先進的窓リノベ2025事業」は、窓やドアの断熱改修に特化した手厚い補助金で、築40年の家のような古い住宅の断熱性能向上に大いに役立つでしょう。
先進的窓リノベ2025事業では、断熱性能に優れた窓やドアの設置が補助の対象で、一戸あたり最大で200万円（対象費用の2分の1が上限）の高額な補助が受けられる可能性があります。
リフォームを計画する際には、まずお住まいの地方自治体の窓口や、このキャンペーンの登録事業者であるリフォーム業者に相談し、利用可能な補助金がないかを確認してみましょう。
賢く活用することで、自己負担額を大幅に軽減し、予算500万円内でより快適で省エネな住まいを実現できるでしょう。
もし、こうした補助金制度を活用してもなお費用が予算を大きく上回る場合や、大規模な工事自体が難しいと判断された場合は、売却も有効な選択肢です。
不動産買取専門である弊社、株式会社Albalink（アルバリンク）は、現状のまま不動産を直接お買取りいたします。
お客様がリフォームのために高額な費用を捻出したり、複雑な工事の計画や業者選定に悩んだりすることは一切ありませんので、スムーズに資産整理を進められます。
まずは無料査定よりお気軽にご相談ください。
築40年の家をリフォームするか迷ったときの2つの判断基準
築40年を迎えた一戸建て住宅では、リフォームすべきか、それとも建て替えるべきかという判断に悩む方が多くいます。
このようなときは、感覚や金額の単純比較ではなく、以下の2つの観点から冷静に検討することが重要です。
リフォームには費用や時間だけでなく、家族の生活や将来の住まい方にも大きな影響があります。
以下で、その判断基準について具体的に解説します。
建物の状態を診断する
築40年の住宅で構造や基礎部分に大きな劣化や損傷がある場合は、全面的なリフォームよりも建て替えを検討すべきです。
長年の雨風や地震にさらされた建物は、外壁や屋根、配管、断熱材、基礎など、見た目では判断できない箇所が老朽化している可能性が高いです。
建物の根本的な問題が見つかった場合、部分的なリフォームでは対応しきれず、結果的に建て替えよりも高額な費用がかかる「後悔のリフォーム」につながるリスクがあります。
とくに基礎・耐震性・断熱性など、住宅性能に直結する部分に問題があれば、リフォームではなく建て替えや新築の検討も視野に入れることが安心につながります。
まずは専門業者に以下のような調査を依頼しましょう。
- 耐震診断：建物の耐震性が現在の基準を満たしているか、補強が必要な箇所はどこかなどの調査
- 構造診断：柱や梁、基礎などの主要構造部に腐食やシロアリ被害がないか、傾きはないかなどの調査
- インスペクション（住宅診断）：雨漏りや水回りの不具合、設備の劣化状況など、総合的な劣化状態などの調査
診断結果に基づいて、必要なリフォーム工事の内容と費用を具体的に見積もり、全面的なリフォームが必要な場合は、建て替えと比較検討するのが賢明です。
診断費用はかかりますが、後々の大きな出費や後悔を防ぐための、非常に価値ある先行投資といえるでしょう。
なお、家を建て替える費用がないときの対処法について詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
今後のライフプランを考慮する
築40年の家をリフォームするか否かを判断する上で、今後のライフプランを具体的に考慮することも非常に重要です。
なぜなら、リフォームは単なる建物の改修に留まらず、そこで暮らす人々の生活や未来に直結する大きな投資だからです。
今後何年この家に住む予定なのか、家族構成の変化は見込まれるか、リフォーム後の家をどのように活用したいのか、といった点を踏まえることで、最適な選択が見えてきます。
たとえば、あと5年程度の居住を考えているのであれば、大規模なリフォームよりも、緊急性の高い水回りの修理や、最低限の快適性を確保するための部分的な改修に留めるのが賢明かもしれません。
一方で、終の棲家として今後20年以上住み続けるつもりであれば、耐震補強や断熱改修、バリアフリー化など、将来を見据えた本格的なリフォームを検討する価値は大いにあります。
子どもの独立や同居、二世帯住宅化の可能性なども、間取り変更や部屋数の確保を考える上で重要な要素です。
さらに、リフォーム後の家をどう活用したいのかも重要な判断基準です。
自宅兼オフィスとして使いたい、将来的には賃貸に出す可能性がある、といった具体的な活用イメージがあれば、それに合わせた機能やデザインをリフォームに盛り込むことができます。
反対に、あまり活用しない部屋に大きな費用をかけるのは避けるべきでしょう。
将来のライフプランと、今後何年住むためのリフォームなのか、そしてリフォーム後の家をどう活用するのかを明確にすることで、限られた予算の中でも後悔のないリフォーム計画を立てられます。
もし、リフォーム後にその家をどのように活用していくか具体的な予定がなく、維持管理の負担や将来の売却に不安を感じているのであれば、弊社、株式会社Albalink（アルバリンク）へご相談ください。
弊社は、築40年を超えるような古い物件や、リフォームが必要な状態の家でも、現状のまま迅速に買い取ることが可能です。
お客様がリフォーム費用や手間なく売却を進められるよう、無料査定から契約、引き渡しまで全力でサポートいたします。
リフォームするかどうか迷っている場合でも、まずはお気軽にご相談ください。
築40年の家を売却して住み替えるのも選択肢
築40年の家は、大規模なリフォームを検討する以外に、思い切って売却し、新しい住まいに住み替えるという選択肢も有効です。
とくに、リフォーム費用が建て替えに近い金額になる場合や、現在の住まいの立地や環境が将来のライフプランに合わなくなってきたと感じる場合には、売却による住み替えが最適な解決策となることがあります。
不動産の売却方法には、大きく分けて以下の2種類があります。
どちらの方法を選ぶべきかは、売却したい家の立地や建物の状態、そして売却を急ぐか否かによって最適なものが異なります。
ご自身の家の状況を正確に把握し、それぞれの売却方法のメリット・デメリットを理解した上で、最も有利な方法を選択することが重要です。
もし、リフォームでは対応が難しいと判断した場合や、別の選択肢も視野に入れたいとお考えなら、ぜひアルバリンクにご相談ください。
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なお、築40年の一戸建ての売却相場について詳しく知りたい方は、以下の記事もご参照ください。
立地・建物の状態が良ければ仲介業者に相談
築40年の家であっても、立地が良く、建物自体も比較的良好な状態であれば、不動産仲介業者に相談して売却を進める「仲介」が有利となる可能性が高いです。
仲介とは、不動産会社が売主と買主の間に入り、売買契約を成立させることを指します。
仲介業者は、市場価格に近い、あるいはそれ以上の高値で売却できる可能性があります。
なぜなら、仲介業者は不動産流通のプロであり、インターネットの不動産情報サイトやチラシ、自社の顧客ネットワークなどを活用して、広く買主を探してくれるからです。
また、建物が適切なメンテナンスを受けている、あるいは部分的なリフォームで十分に住める状態であれば、買主が見つかりやすくなります。
ただし、仲介で売却する場合、売買契約が成立するまでに時間がかかることや、仲介手数料が発生するといったデメリットもあります。
しかし、より高値での売却が期待できるため、時間をかけてでも高く売りたいと考えるのであれば、仲介業者に査定を依頼し、販売戦略を練ることが重要です。
複数の仲介業者に査定を依頼し、各社の提案力や販売実績を比較検討した上で、信頼できる業者を見つけましょう。
なお、仲介業者と買取業者の違いを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
立地・建物の状態が悪ければ専門の買取業者に売却
一方、築40年の家が、立地条件があまり良くない、あるいは建物自体が著しく老朽化している、大規模な修繕が必要な状態であれば、不動産専門の買取業者に直接売却する「買取」が適しています。
買取とは、不動産会社が直接買主となり、家を買い取ってくれる方法です。
専門の不動産買取業者の最大のメリットは、迅速に現金化できることと、売却に関する手間や費用を最小限に抑えられることです。
仲介のように買主を探す期間が不要なため、最短数日～数週間で売却が完了するケースもあります。
また、業者が直接買い取るため、仲介手数料は発生しません。
さらに、買取業者は現状のまま家を買い取ってくれるため、売主側で大規模なリフォームや修繕を行う必要がなく、契約不適合責任（旧：瑕疵担保責任）を負うこともほとんどありません。
建物の老朽化が進んでいてリフォーム費用がかさむ、雨漏りやシロアリ被害がある、あるいは相続などで急いで現金化したいといった状況では、買取が非常に有効な手段となります。
買取業者は、買い取った物件を自社でリフォーム・リノベーションして再販したり、解体して土地として活用したりするため、多少状態が悪くても買い取ってくれる可能性が高いのです。
まずは、複数の買取業者に査定を依頼し、買取価格を比較検討しましょう。
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「売れにくい」「他社に断られた」物件や土地であっても、活用ノウハウを豊富に持ち合わせているため、適正な金額をつけて買い取れます。
実際に、訳アリ物件、土地専門の不動産買取り業者として、フジテレビの「イット」をはじめ、多くのメディアに特集されています。
物件の処分にお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
弊社スタッフが、あなたのお悩みを解決できるよう、全力でサポートさせていただきます。
＼(無料)相談・査定依頼【相談のみも歓迎】／
電話相談も受付中！10時～19時【無料】0120-849-198
築40～築50年の古いマンションを高く売却する方法を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
まとめ
築40年の家を500万円でリフォームすることは、水回りや内装、外壁塗装など、ある程度の部分的な改修には対応できますが、耐震補強や断熱工事まで含めたフルリフォームとなると難しいのが現実です。
とくに、老朽化が進んでいる場合や旧耐震基準の建物であれば、想定以上の追加費用が発生するリスクもあり、予算内に収めるのは困難でしょう。
リフォームの費用がかさむリスクを避ける方法の一つとして、「物件の売却」も視野に入れることが大切です。
とくに、建物の状態や立地が悪く仲介での売却が難しいケースでは、専門の買取業者への売却が確実な手段となります。
買取であれば、劣化した状態でもスピーディに現金化が可能で、仲介のように買い手を探す手間もかかりません。
もし、リフォームが難しいと判断した場合や、売却という選択肢に興味をお持ちでしたら、ぜひアルバリンクにご相談ください。
弊社は不動産買取の専門業者として、築年数が古く大規模な修繕が必要な物件でも、現状のまま迅速かつ適正価格でお買い取りいたします。
煩雑な手続きも全てサポート、売却完了までお客様に余計な手間や負担はかかりません。
お客様の状況に合わせた最適な売却プランをご提案しますので、まずは無料査定からお気軽にお問い合わせください。
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