孤独死があったマンションは事故物件?確実に売却する方法を解説!

孤独死があったマンションは事故物件?確実に売却する方法を解説! 事故物件

「孤独死があったマンションは事故物件として扱われてしまうのか」
「孤独死があったマンションを売却するにはどうしたらよいのか」

所有するマンションで孤独死が起きてしまい、上記のような悩みを抱えている方もいるでしょう。

孤独死が発生したマンションは、必ずしも事故物件として扱われるわけではありません。遺体の発見が早ければ、問題なく売却できるでしょう。

しかし遺体の発見が遅くなり、体液や血液などで部屋が汚れてしまった場合には事故物件として扱われます売りに出したとしても人が亡くなっている事実が敬遠され、なかなか買い手が見つからないことは覚悟しなければなりません。

そこでこの記事では以下の内容をお伝えします。

この記事を読めば孤独死が起きたマンションが事故物件になるかの判断がつき、適切な売却方法がわかります。

なお、孤独死が起きたマンションをなるべく早く手放したい方は、専門の不動産買取業者に売却することをお勧めします。

孤独死があったマンションを通常の不動産業者(仲介業者)に依頼して、一般の買い手に売却するのは困難ですが、専門の不動産買取業者であれば短期間で確実に買い取ってくれるからです。

専門の買取業者は事故物件を活用して利益を生み出すノウハウを持っているため、事故物件であっても問題なく買い取れます。

弊社Albalinkも訳アリ物件専門の不動産買取業者ですので、孤独死があったマンションをスピーディーに買取致します。孤独死があったマンションの処分にお困りの方はぜひ一度弊社の無料買取査定をご利用ください(査定依頼をしたからといって、無理な営業などは行いませんのでご安心ください)。

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マンションでの孤独死は遺体発見が遅れると事故物件になる

一般に、建物内で人が亡くなっている物件は「事故物件」として扱われます。売買・賃貸にあたって買い手・借り手に心理的嫌悪感や抵抗感を抱かせることから「心理的瑕疵物件」とも呼ばれます。

ただし、人が亡くなっている物件のすべてが事故物件として扱われるわけではありません。

では、事故物件とは具体的にどんなものを指すのでしょうか。ここでは、事故物件に該当する死因や売却時に知っておきたい注意点について解説します。

心理的瑕疵が生じる3つの条件【国のガイドラインを元に解説】

2021年10月8日、国土交通省は「宅建業者による人の死の告知に関するガイドライン」を公表しました。

ガイドラインが制定されるまでは、「高齢者が孤独死した物件=事故物件」と考える不動産業者が多く、独身の高齢者が部屋を借りられないという社会問題が起きたためです。

ガイドラインによると、事故物件に該当する死因と該当しない死因は以下の通りです。

事故物件に該当する死因・しない死因

参照元:国土交通省「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン

事故物件に該当する、つまり買い手・借り手に心理的嫌悪感・抵抗感を抱かせると見なされている死因は殺人や自殺、焼死の3種類です。人の死に事件性があるかどうかがひとつの基準となっているといえるでしょう。

一方、人がいつか亡くなるのは当たり前のことであるため、病気や老衰による自然死・孤独死の場合は事故物件とは見なされません。階段からの転落や浴室内での転倒などによる不慮の事故死も、日常生活上で十分起こり得る出来事と捉えられているので事故物件に該当する死因には含まれていない点もポイントです。

しかし事故物件には該当しない死因であっても、遺体の発見が遅れて血液や体液などで床や壁が汚損し、部屋中に腐敗臭が染みついてしまった場合は事故物件として扱われます。たとえ特殊清掃を行って見た目をきれいにしたとしても、腐敗した遺体によって部屋が汚れてしまった事実は消えず、買い手・借り手に心理的抵抗感・嫌悪感を抱かせてしまうためです。

特殊清掃
専用の器具や洗剤などを使って事故物件現場の原状回復を行う作業

事故物件の基準につていは「事故物件の基準と死因別・死亡場所別の告知義務を理解しよう!」の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

心理的瑕疵が生じた物件は売主に告知義務が生じる

遺体の発見が遅れた孤独死物件は、前述のように事故物件として扱われます。事故物件を売却する際、売主は買主に対して人が亡くなった事実を告知しなければならない点に注意が必要です。これを「告知義務」といいます。

国土交通省の「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン」によると、事故物件の売却時には経過年数にかかわらず買い手に告知する必要がありま。たとえ孤独死のあった建物を取り壊しても、告知義務はなくなりません。

告知義務についてさらに詳しく知りたい方は「事故物件の告知義務はいつまで?ガイドラインや判例をもとに簡単解説」の記事も併せてご参照ください。

告知義務を怠ると損害賠償請求される恐れがある

事故物件を売却する際、告知義務があるにもかかわらず、故意に人が亡くなった事実を告げなかった場合には買い手から契約不適合責任を問われる恐れがあります

契約不適合責任とは、引き渡した目的物が契約内容に適合していなかった場合に売主が買い手に負う責任を指します。事故物件であることを売買契約書に記載しておらず、物件の引き渡し後に事実が発覚した場合には買い手から損害賠償や契約の解除などを請求されかねません。

契約不適合責任によるペナルティを受けないためにも、所有しているマンションに告知義務がある場合、必ず告知してから売却するようにしましょう。

なお、契約不適合責任については「不動産売買における契約不適合責任の教科書【弁護士監修の保存版】」の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

事故物件の売却・購入時のトラブル事例

実際、6年前に自殺があったマンションを告知義務を果たさず売却した結果、裁判で売主に損害賠償と売買契約解除を求める判決が出されたこともあります。

参照元:建物賃貸借に関する紛争|不動産適正取引推進機構

売却の場合、告知義務は事故後何年経っても残り続けますので、「昔のことだから告知しなくていいだろう」と思わず、告知するようにしてください。

事故物件が賃貸物件だった場合のトラブル事例

賃貸マンションで事故が起きた場合、オーナーは事故から原則3年は次の賃借人に対して告知義務を果たさなくてはなりません。

もし告知義務を怠ると売却の場合と同様、買主から損害賠償請求などをされる恐れがあります。実際、1年数カ月前にマンション内で自殺があったことを告げずに賃借人に部屋を貸したオーナーに対し、損害賠償請求がなされる判決が過去に出ています。

また、賃借人が自殺したことにより、賃料を下げざるを得なくなり損害を被ったとして、オーナーから賃借人の遺族に対して損害賠償請求が認めらた判決もあります。

参照元:建物賃貸借に関する紛争|不動産適正取引推進機構

親が賃貸マンションで孤独死をしてしまった場合などは、オーナーから損害賠償請求を起こされる恐れがあることを頭に入れておかなくてはなりません。

孤独死が生じたマンションの売却相場は安くなる

孤独死があったマンションであっても遺体をすぐに発見できれば事故物件とは見なされないため、通常の不動産同様、相場に近い価格で売却できるでしょう。

しかし、孤独死の発生から遺体の発見までに時間がかかり、事故物件となってしまったマンションは通常の不動産同様には売却できません。必ずしも価格を下げなければならないわけではありませんが、買い手に心理的嫌悪感を抱かせることから相場よりも2~3割ほど価格を下げないと売却は難しいでしょう。

ただし、マンションの資産価値は立地や築年数などによって異なります。都心部など需要の高いエリアに立地していて築年数が浅い場合は、孤独死があったマンションでもそれほど価格を下げずとも売却できる可能性があります。

なお、事故物件の売却相場については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

事故物件の売却相場がケース別でわかる!告知義務や売却時の注意点も紹介
売却前に知っておきたい事故物件の定義 そもそも事故物件とはどのような不動産を指すのか、あまりよく知らない方も多いでしょう。そこでまずは、事故物件の定義について解説します。 亡くなった状況によっては事故物件に該当しないこともあるため、...

売却価格を正確に知るなら不動産業者への査定が一番早い

孤独死があったマンションの売却価格は立地や築年数などに左右されるため、一概にはいえません。孤独死があったマンションをいくらで売却できるのかが知りたいのであれば、不動産業者の無料査定を活用するのが効率的です。

不動産業者は部屋の汚損状態に加え、マンションの築年数や交通アクセス、周辺環境、階数、方角、共用部分、管理状態、耐震基準、周辺の売却事例などを総合的に考慮したうえで査定価格を算出します。

「査定価格=売却価格」というわけではありませんが、不動産業者に査定を依頼するとマンションの適正な相場を把握できます

弊社Albalinkは訳アリ物件専門の買取業者ですので、日常的に事故物件の査定を行っております。そのため、素早く適正価格をお伝えできます。

孤独死が起きたマンションの査定額を知りたい方は、ぜひ一度弊社の無料買取査定をご利用ください。査定額にご納得いただけば、そのまま売却も可能です。

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マンションで孤独死を発見した後の4つの流れ

マンション内で孤独死を発見した後の流れは以下の通りです。

  1. 警察に通報する
  2. 役所へ死亡届を提出する
  3. 特殊清掃を依頼する
  4. お祓いを依頼する

マンション内で家族や親戚が亡くなっているのを発見した場合、気が動転してしまうこともあるでしょう。そんな時でもまずは上記4つの流れを落ち着いて順に行うようしてください。

いざという時、スムーズに行えるように、以下でそれぞれ解説していきます。

警察に通報する

マンション内で遺体を発見したら、まずは警察に通報します。なぜ亡くなったのか、事件性はないのかを警察に調べてもらうためです。

このとき、慌ててしまって遺体や部屋の中のものを移動させる行為はNGです。警察がマンションに到着するまで、現場はそのままの状態を維持するようにしましょう。

現場検証や遺体の検死が終わり、事件性がないと判断されたら遺体は遺族へ引き渡されます。孤独死で腐敗した遺体は衛生上、現地で火葬をしてから遺骨を持ち帰るケースが多い傾向にあります。そのため、火葬業者や葬儀会社の手配も同時に進めておくとよいでしょう。

役所へ死亡届を提出する

死亡届は、死亡の事実を知った日から7日以内に死亡者の本籍地、または届出人の住所地を管轄する役所へ提出する必要があります。

参照元:戸籍法第25条

孤独死を見つけた際には警察による身元確認が行われたり、火葬業者・葬儀会社へ連絡したりとやるべきことは多岐にわたります。

しかし、死亡届の提出には上記のように期限が設けられていますので、警察から死体検案書(医師による死因などが記載された書類)を受け取ったらすぐに死亡届提出の手続きを進めましょう。

特殊清掃を依頼する

警察による現場検証が終わると、ようやく室内へ立ち入れるようになります。しかし、腐敗した遺体が長期間放置された部屋には何らかのウイルスや細菌が蔓延しており、不用意に入ると感染症にかかる恐れがあります。

そのため、孤独死があった部屋は特殊清掃の専門業者に依頼して清掃を行ってもらいましょう

特殊清掃業者には、腐敗した遺体の体液や血液で汚れた部屋・腐敗臭をきれいに取り除くノウハウがあります。特殊清掃業者に特殊清掃を行ってもらうことで、部屋を人が住める状態にまで原状回復できます。

特殊清掃費用の相場

特殊清掃にかかる費用は間取りや作業内容によって異なりますが、費用相場は以下の通りです。

間取り 費用相場
1K・1R 7~30万円
1DK~3LDK 13~50万円
4LDK以上 20~70万円
作業内容 費用相場
床の清掃 3万円~
浴室清掃 3万円~
消臭・除菌処理 1万円~
オゾン消臭 1日3万円~5万円
畳の撤去 1枚3,000円~
汚染物の除去 2万円~
害虫駆除 1万円~

ただし、一般社団法人日本少額短期保険協会が公表している「第5回孤独死現状レポート」によると、孤独死のあった物件の原状回復のために415万8,000円もの費用がかかったケースもあります。

高額な特殊清掃費用を請求される事態に陥るのを防ぐためにも、特殊清掃を依頼する際には事前に複数の業者に見積もりを依頼して比較しましょう。業者によっては追加費用を請求される可能性もあるので、見積もりの内訳をきちんと確認することも大切です。

売却するのであれば特殊清掃を行わないほうがよいこともある

孤独死のあったマンションの売却を視野に入れている場合は、特殊清掃を事前に行わない方がよいケースもあります。

特殊清掃を依頼すると、数十万円から数百万円もの費用を負担しなければなりません。しかし特殊清掃を行っても事故物件である事実は消えないため、一般の買い手を見つけるのは困難です売れ残ってしまった場合には、多額の特殊清掃費用がそのまま赤字となってしまいます。

そもそもマンションの立地や建物の状態が悪いと、特殊清掃をしようがしまいが売れ残る可能性は高いでしょう。

しかし事故物件専門の不動産買取業者に依頼すると、特殊清掃をしていない孤独死物件を現状で、かつ適正価格で買い取ってくれます

孤独死物件を専門の不動産買取業者に売却するメリットは次の見出しで詳しく解説しますが、売却に際して余計な費用をかけたくないのであれば、特殊清掃を依頼する前に専門の不動産買取業者に相談することをおすすめします。

弊社Albalinkも特殊清掃を行っていない状態で、事故物件を買い取れます。費用をかけずにスピーディーに売却したい方は、ぜひ一度弊社の無料買取査定をご利用ください(査定依頼をしたからといって、無理な営業などは行いませんのでご安心ください)。

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なお、事故物件の買取に強い買取業者については以下の記事で詳しく紹介しています。

事故物件でも専門買取業者なら買い取れる!オススメ業者19選も紹介!
専門の不動産買取業者に依頼すれば、事故物件も適正価格で売却可能です。本記事では、事故物件の売却が難しい理由・専門の買取業者に直接買い取ってもらうべき理由・業者の選び方4選・おすすめの事故物件買取業者・買取業者に売却する流れ・買取相場について解説します。

また、特殊清掃の必要性については以下の記事でもい解説していますので、参考にしてください。

孤独死物件に特殊清掃は本当に必要?事故物件の最適な対処法教えます
孤独死が発生した物件は専門の特殊清掃業者に相談しよう 孤独死をした方の遺体は、死後1時間が経つと腐り始めるといわれています。すると腐敗ガスが発生して遺体が膨張し、やがて目や鼻、口、破れた皮膚などから腐敗臭とともに体液・血液が漏れ出...

お祓いを依頼する

孤独死が起きたマンションを賃貸に出したり、売却する場合は、事前に神社や寺に依頼し、孤独死が起きた部屋のお祓いをしてもうと良いでしょう。

お祓いをしてもらうことで賃借人や買い手の心理的抵抗感を下げることができ、賃借人や買手が見つかりやすくなるためです。自身で住む場合も気になるのであればお祓いをしてもらいましょう。

お祓いをおこなってくれる神社や寺はインターネットで探せます。費用はだいたい3万円~10万円ほどです。

なお、買取で売却する場合はお祓いをする必要はありません。買取業者は一般の買い手と違い、居住目的で買い取るわけではありませんし、必要性を感じた場合は業者の方でお祓いをおこなうためです。

なお、事故物件のお祓い費用の相場については以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

事故物件にはお祓いは必要か?お祓いに掛かる料金や依頼方法について解説
事故物件に次の入居者を迎え入れる前にはお祓いは必要 いわゆる「事故物件」とは、過去に孤独死や自殺などがあった物件のことを言います。次の入居者を迎え入れる前や、売却前にはお祓いが必要です。 お祓いが必要な理由は、以下2...

孤独死が発生したマンションの売却方法

孤独死が発生したマンションの売却方法には、以下2通りがあります。

  • 通常の不動産仲介業者に売却活動を依頼する
  • 専門の不動産買取業者に依頼して買い取ってもらう

マンションの状況により、仲介と買取、どちらの売却方法が適しているかは異なります。

そこでこの章では仲介と買取の違いと特徴について説明しながら、どのようなマンションが、どちらの売却方法に向いているのかを解説します。

なお、事故物件を高額売却する方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

事故物件を高額売却する方法を不動産のプロが伝授!売却時の注意点も解説
市場で売れにくい事故物件であっても状況に合わせて適切な方法を選べば売却可能です。本記事では、事故物件の価格相場・売却方法・売却以外の処分方法・売却するときの注意点・高額売却する方法について解説します。

通常の不動産仲介業者に売却活動を依頼する

仲介とは、売主から売却の依頼を受けた不動産仲介業者が営業活動を通じて一般の買い手を探し、売買契約を締結させる売却方法です。

不動産仲介業者

孤独死が発生したマンションが都市部の人気エリアに立地しており、築20年以内で部屋や設備の状態が比較的良好な場合は、通常の不動産仲介業者に売却を依頼するとよいでしょう。

実際、弊社が行ったアンケートでも購入対象の物件として「築20年以内の物件」を挙げる人が大半でした。

築年数アンケート

引用元:不動産を購入するなら築年数は何年までがベストか|Albalink調べ

孤独死が発生したマンションを一般の買い手へ売却する際には特殊清掃を行う必要がありますが、仲介では相場に近い価格で売れる可能性があるので、売却までにかかる数十万円~数百万円の支出を十分回収できるでしょう。

専門の不動産買取業者に依頼して買い取ってもらう

前項で仲介で売却するのに適している孤独死のマンションの条件をお伝えしましたが、その条件に当てはまらないマンションに関しては、専門の買取業者に買い取ってもらうことをお勧めします。

具体的には地方にあって駅から徒歩で15分以上かかり、築20年を超えているマンションとなります。

利便性が悪く、築年数の古いマンションは一般の個人売りに出したとしても需要が少ないため、売れ残る可能性が高いといえます。売れ残ると、多額の特殊清掃費やリフォーム費用が赤字となってしまいます。

しかし、専門の買取業者であれば、悪立地であったり、築年数の古いマンションでも問題なく買い取れます。なぜなら専門の買取業者はそうしたマンションを運用し、利益を生み出す独自のノウハウを持っているためです。

孤独死が起きたマンションを専門の買取業者に売却するメリットは以下の3つです。

  • そのままの状態で買い取ってもらえる
  • 平均1ヶ月程度で売却できる
  • 売主の契約不適合責任が免責される

それぞれのメリットについて解説します。

そのままの状態で買い取ってもらえる

孤独死があったマンションでも、そのままの状態で買い取ってもらえるのは買取を利用する最大のメリットです。

専門の不動産買取業者は、買い取った事故物件に特殊清掃やリフォームなどを施してから商品化します。買取価格から商品化にかかるコストは差し引かれますが、不動産仲介業者を通じて一般の買い手へ売却する際に必要な特殊清掃を売主側で行う必要がないため、余計な費用や手間をかけずに手放せます。

平均1ヶ月程度で売却できる

専門の不動産買取業者が直接買い手となる買取では、仲介とは異なり売却活動を行う必要がありません。そのため、平均1か月ほどで事故物件の売却が完了するのもメリットのひとつです。

仲介だと買い手を探す必要があるため、売却までに平均3ヶ月~半年かかります。

仲介と買取の売却スピードの違い

事故物件の場合、仲介で売りに出しても永遠に買い手が見つからない恐れもあります。もし売れなければ特殊清掃費など、売却費用が赤字になるだけでなく、維持費や税金の支払いが発生し続けます。

そう考えると、1ヶ月程度で売却でき、売却金としてまとまった現金も受け取れる買取のメリットは大きいといえます。

売主の契約不適合責任が免責される

売主の契約不適合責任が免責される点も、孤独死があったマンションを専門の不動産買取業者に売却するメリットです。

中古住宅の売却時、売主は買い手に対して契約不適合責任を負わなければならないのは前述の通りです。しかし、契約不適合責任は売主と買い手両者の合意があれば免責にできます

買い手が一般の方の場合、売主が負うべき契約不適合責任を免責にするのは難しいといわざるを得ません。それに対して、専門の不動産買取業者は物件の欠陥や不具合をすべて承知のうえで買い取るため、売主の契約不適合責任を免責にできるのです。

ただし、不動産買取業者のすべてが契約不適合責任の免責に対応しているわけではありません。物件の引き渡し後に余計なトラブルに巻き込まれたくない方は、契約不適合責任を免責にしてもらえるかどうかを不動産買取業者に確認しておくとよいでしょう。

なお、弊社AlbaLink(アルバリンク)では、孤独死があったマンションを売主の契約不適合責任を免責にしたうえで買取いたします。孤独死があったマンションを安心して売却したい方は、弊社へお任せください。

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孤独死マンションの売却事例

前章で、孤独死が起きたマンションを専門の買取業者に売却するメリットについてお伝えしました。

しかし、「本当に事故物件のマンションを買い取ってくれるのだろうか」と不安をぬぐえない方もいるでしょう。そこで訳アリ物件専門の買取業者である弊社Albalinkがこれまで買い取った事故物件を紹介します。

実際、弊社は下記のように「孤独死」をはじめ、「自殺」「溺死」などさまざまな事故物件を全国から買い取っています。

引用元:事故物件の買取事例(Albalink)

弊社はただ買い取るだけでなく、上記の買取金額を見ていただけばわかる通り、事故物件であっても決して買い叩くようなことはせず、価値を見出し、適正価格で買い取っています。

弊社に物件の買取依頼をしていただいたお客様からは「思った以上の高値で買い取ってもらえた」「肩の荷が下りた」といった感謝の言葉を多数いただいております(下記Google口コミ参照)

相馬桂子
相馬桂子
2023-09-29
担当してくれた方がとても優しく 迅速に処理していただけてるので助かっております
豊田直子
豊田直子
2023-09-04
役場から空家の適切な管理をお願いしますと通知が来ました。早くどうにかしないとご近所に迷惑がかかると思いネットでアルバリンクさんを検索し相談しました。担当の野間さんが丁寧な対応で「一緒に頑張りましょう」と言って頂き、心強かったです。買取りもスピーディで、本当に感謝しています。ありがとうございました。
山本建夫
山本建夫
2023-09-01
二十数年前に四国(松山市内)の実家を相続しましたが、今後とも活用の予定がなく、処分(売却)する方向で地元(松山市)の不動産業者を中心に処分の相談をしていましたが、立地条件等の関係から話がまとまらず、困っていました。 そんな折、たまたまテレビ(フジテレビ系列)でアルバリンクさんの「空き家処分について」の放映が目に留まりました。早速、相談させていただこうと電話で土地と建物の現状を説明したところ、担当の方(池澤さん)が非常に親切で丁寧にご対応くださり、おかげさまで売買契約の締結に至りました。アルバリンクさんのテレビ放映を見るまでは、もう処分は無理かと諦めていたこともありました。 アルバリンクさん(担当:池澤さん)に出会えて本当に良かったです。感謝しております。ありがとうございました。
木村敏子
木村敏子
2023-08-12
このたびは、アルバリンク担当安藤様に大変お世話になりました。父の相続手続きで、一番ネックだったのが、10年近く空き家状態になっていた実家の処遇でした。地元の不動産屋数件にも現地確認に来てもらいましたが買い取りを断られ続け、更地にしてはどうか?と提案されましたが、数百万かけて解体しても、再建築不可の土地のため、売れるはずがないと途方に暮れていました。 そんな時、たまたまネット検索で訳あり物件買取プロがヒットし、安藤さんと数回お電話させていただき、とても親しみやすい方で親身に話を聴いていただいたことを覚えています。しかも、ラインで実家の写真や不動産関係書類を送信するだけで、こういった取り引きが成立することに、まずは驚きました。先祖代々引き継がれた、父母とも過ごした思い出の家でしたが、再建築不可の場所でもアルバリンクさんのおかげで、所有権移転登記することができました。誠に感謝申し上げます。 今回、アルバリンク様のおかげで売却できたこと、お盆のお墓参りで先祖にも報告できましたし、自分自身の気持ちもスッキリ軽くなりました。本当にありがとうございました!!
ちゃむ
ちゃむ
2023-07-28
再建築不可(家の側の道は原付が通れる幅しかない)、残置物あり、長年動物を飼育していたため家屋のダメージあり…と地元の不動産会社数件には相手にもされなかった実家の物件を藁にもすがる思いでアルバリンク様に相談させて頂きました。きっと断られるんだろうなと思いましたが、担当の池澤様から前向きな返答を頂きビックリした事を覚えています。 私が体調面で不安を抱えていた事も考慮して下さり、なるべく身体に負担のないようにスムーズに進めて下さいました。 リフォームするとしても数百万かかるだろうし、同じく数百万かけて解体しても使い道がなく税金が跳ね上がるだけの負の遺産を手放せた時には長年の悩みが無くなり肩の荷が下りました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。御丁寧に対応して下さり本当にありがとうございました。
森の熊
森の熊
2023-07-21
不動産の悩みは、同業多くあれどAlbaLinkさんは外さない方がいいです。担当者さんが親身で丁寧、LINEでリアルタイムに写真付きでやり取り出来て話も早い。安心して取り引き出来ます、たいへん助かります。
おはゆうちゃん
おはゆうちゃん
2023-06-28
再建築不可&傾いた古い家の処分で困ってました。 地元の不動産では相手にもされず、固定資産税の関係で更地にもできず、草抜きや隣家との対応など高年齢が近い夫婦ではとても日頃の管理は重労働でした。 こちらに相談したところ快く買い取っていただき、肩の荷がおりました。本当にありがとうございました。 担当いただいた菊池様の心遣いに感謝しております。
ウーティスメチウス
ウーティスメチウス
2023-06-09
横浜在住です。築50年以上の中国地方の再建築不可戸建てを相続し、不動産買取業者に聞いても断られ、処分に困っていました。必死の思いでネットで見つけたアルバリンクさんに査定依頼したところ、すぐに米長さんからご連絡をいただき、親身に相談にのっていただきました。一週間後には売買契約書に署名捺印の運びとなりました。本当に助かりました。

また、弊社は不動産買取業者として上場を果たしており、社会的信用も得ています。 そのため、事故物件というデリケートな対応が求められる物件も、売主様のプライバシーを守りながら、速やかに高値で買い取らせていただきます。

信頼できる買取業者に安心して事故物件を売却したい方はぜひ一度弊社の無料買取査定をご利用ください(査定依頼をしたからといって、無理な営業などは行いませんのでご安心ください)。

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まとめ

今回は孤独死が起きたマンションについて、事故物件にあたるかどうかの判断基準や、告知義務、売却方法などについて解説しました。

孤独死が起きたマンションの全てが事故物件として扱われるわけではなく、遺体の発見が早ければ通常の不動産同様に売却できます。

しかし、遺体の発見が遅れ、遺体の汚れを清掃する特殊清掃が必要になると、事故物件扱いとなります。特殊清掃には数十万円かかることもあり、売却価格も相場よりも3割ほど下げなければ売却するのは難しいでしょう。

また、売却価格を下げたとしてもマンションの立地や部屋の状態によっては売れ残る恐れがあり、売れ残れれば特殊清掃費などの売却費用が赤字となってしまいます。

ですから、孤独死のあったマンションを余計な費用や手間をかけることなく売却したいのであれば、専門の不動産買取業者に依頼しましょう。専門の不動産買取業者には買い取った事故物件を活用する豊富なノウハウがあるので、短期間で買い取ってもらえます。

弊社AlbaLink(アルバリンク)は、事故物件の買取を専門としている不動産買取業者です。全国の事故物件を積極的に買い取っているため、孤独死があったマンションを売却できずにお困りの方は、ぜひ弊社へお気軽にご相談ください(査定依頼をしたからといって、無理な営業などは行いませんのでご安心ください)。

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「孤独死があったマンションの売却方法」に関するよくある質問

孤独死が起きたマンションにかかる特殊清掃費は、相続人が負担する必要があります。ただし専門の不動産買取業者に直接売却すると、特殊清掃費を払うことなく事故物件を手放せます。
隣人が孤独死で亡くなり、そのまま住み続けたくないがために別の家への引っ越しを検討するケースがあります。しかし、引っ越し費用は自分自身で負担しなければなりません。被害状況によっては、遺族から賠償金を受け取れることもあります。
日本少額短期保険協会「第6回孤独死現状レポート」によると、孤独死の4割は死後3日以内に発見されています。ただし、社会との関わりがあまりない方の発見までに3か月以上かかるケースもあり、平均すると発見までにかかる日数は17日です。
監修者
株式会社AlbaLink代表取締役の河田憲二です。同社は空き家や事故物件などの売れにくい不動産の買取再販を行う不動産業者です。同社が運営しているサービスサイトである「訳あり物件買取プロ」の運営者も務めています。同社は東京証券取引所東京プロマーケット市場にも上場している不動産会社になります。

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