1年以上売れない家にある6つの原因!売却に向けた対策法も解説

空き家

「相続した家を手放したいが、まったく売れないので困っている・・・」
「きれいな家だから、すぐに売れると思ったが、売れ残ってしまった・・・」

上記のように、家が売れずに頭を抱えている人もいるのではないでしょうか。

1年以上売れない家がある場合は、売り出し価格を見直しや不動産会社の変更など売却に向けた対策をとることが大切です。

もし、売却に向けた対策をとらずにいると、維持管理費を支払い続けるうえに、家の価値も下げてしまうことになります。

この記事では、家が1年以上売れない原因と売却に向けた対策法を解説します。
家が売れない状況を解消して、肩の荷を下ろしたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

なお、すぐにでも家を手放して、肩の荷を下ろしたいと考えている人は、弊社アルバリンクにご相談ください。

弊社なら、査定価格に納得いただければ、1週間から1か月程度で売買契約が成立します。
また、老朽化が進んだ物件をはじめ問題を抱えている物件でも問題なく買取可能です。

お客様からの評価も高く、Googleの口コミでは総合評価4.6(2023年10月時点)をいただいております。

相馬桂子
相馬桂子
2023-09-29
担当してくれた方がとても優しく 迅速に処理していただけてるので助かっております
豊田直子
豊田直子
2023-09-04
役場から空家の適切な管理をお願いしますと通知が来ました。早くどうにかしないとご近所に迷惑がかかると思いネットでアルバリンクさんを検索し相談しました。担当の野間さんが丁寧な対応で「一緒に頑張りましょう」と言って頂き、心強かったです。買取りもスピーディで、本当に感謝しています。ありがとうございました。
山本建夫
山本建夫
2023-09-01
二十数年前に四国(松山市内)の実家を相続しましたが、今後とも活用の予定がなく、処分(売却)する方向で地元(松山市)の不動産業者を中心に処分の相談をしていましたが、立地条件等の関係から話がまとまらず、困っていました。 そんな折、たまたまテレビ(フジテレビ系列)でアルバリンクさんの「空き家処分について」の放映が目に留まりました。早速、相談させていただこうと電話で土地と建物の現状を説明したところ、担当の方(池澤さん)が非常に親切で丁寧にご対応くださり、おかげさまで売買契約の締結に至りました。アルバリンクさんのテレビ放映を見るまでは、もう処分は無理かと諦めていたこともありました。 アルバリンクさん(担当:池澤さん)に出会えて本当に良かったです。感謝しております。ありがとうございました。
木村敏子
木村敏子
2023-08-12
このたびは、アルバリンク担当安藤様に大変お世話になりました。父の相続手続きで、一番ネックだったのが、10年近く空き家状態になっていた実家の処遇でした。地元の不動産屋数件にも現地確認に来てもらいましたが買い取りを断られ続け、更地にしてはどうか?と提案されましたが、数百万かけて解体しても、再建築不可の土地のため、売れるはずがないと途方に暮れていました。 そんな時、たまたまネット検索で訳あり物件買取プロがヒットし、安藤さんと数回お電話させていただき、とても親しみやすい方で親身に話を聴いていただいたことを覚えています。しかも、ラインで実家の写真や不動産関係書類を送信するだけで、こういった取り引きが成立することに、まずは驚きました。先祖代々引き継がれた、父母とも過ごした思い出の家でしたが、再建築不可の場所でもアルバリンクさんのおかげで、所有権移転登記することができました。誠に感謝申し上げます。 今回、アルバリンク様のおかげで売却できたこと、お盆のお墓参りで先祖にも報告できましたし、自分自身の気持ちもスッキリ軽くなりました。本当にありがとうございました!!
ちゃむ
ちゃむ
2023-07-28
再建築不可(家の側の道は原付が通れる幅しかない)、残置物あり、長年動物を飼育していたため家屋のダメージあり…と地元の不動産会社数件には相手にもされなかった実家の物件を藁にもすがる思いでアルバリンク様に相談させて頂きました。きっと断られるんだろうなと思いましたが、担当の池澤様から前向きな返答を頂きビックリした事を覚えています。 私が体調面で不安を抱えていた事も考慮して下さり、なるべく身体に負担のないようにスムーズに進めて下さいました。 リフォームするとしても数百万かかるだろうし、同じく数百万かけて解体しても使い道がなく税金が跳ね上がるだけの負の遺産を手放せた時には長年の悩みが無くなり肩の荷が下りました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。御丁寧に対応して下さり本当にありがとうございました。
森の熊
森の熊
2023-07-21
不動産の悩みは、同業多くあれどAlbaLinkさんは外さない方がいいです。担当者さんが親身で丁寧、LINEでリアルタイムに写真付きでやり取り出来て話も早い。安心して取り引き出来ます、たいへん助かります。
おはゆうちゃん
おはゆうちゃん
2023-06-28
再建築不可&傾いた古い家の処分で困ってました。 地元の不動産では相手にもされず、固定資産税の関係で更地にもできず、草抜きや隣家との対応など高年齢が近い夫婦ではとても日頃の管理は重労働でした。 こちらに相談したところ快く買い取っていただき、肩の荷がおりました。本当にありがとうございました。 担当いただいた菊池様の心遣いに感謝しております。
ウーティスメチウス
ウーティスメチウス
2023-06-09
横浜在住です。築50年以上の中国地方の再建築不可戸建てを相続し、不動産買取業者に聞いても断られ、処分に困っていました。必死の思いでネットで見つけたアルバリンクさんに査定依頼したところ、すぐに米長さんからご連絡をいただき、親身に相談にのっていただきました。一週間後には売買契約書に署名捺印の運びとなりました。本当に助かりました。

売却のためにいろいろ対策をしたが、まったく効果がなかったときは、弊社アルバリンクにお問合せください。

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1年以上売れない家にある6つの原因

1年以上売れない家には、以下の6つの原因があると考えられます。

  • 築年数が経っている
  • 耐震性に不安がある
  • 立地が悪い
  • 内覧時の印象が良くない
  • 売り出し価格が相場より高い
  • 不動産会社に問題がある

もし、売却活動が長期化しているなら、上記のうちいずれかの特徴が当てはまっている可能性が高いでしょう。

築年数が経っている

築年数が古いと売れにくい傾向にあります。

築年数が経つにつれて、劣化も進行するからです。
そのため、建物の劣化が進行している築古物件の場合、買い手は購入後に修繕をしなくてはなりません。

築古の物件にみられる劣化の特徴は以下のとおりです。

  • 床のきしみ
  • 屋根からの雨漏り
  • 外壁のはがれ、
  • シロアリ被害

なお、弊社が実施したアンケートにおいても、築浅を好む人が多く、築10年以内が良いと回答した人は63%でした。

築年数何年なら住める

引用元:【不動産を購入するなら築年数は何年までがベストか】男女100人アンケート調査|訳あり物件買取プロ

築10年以内が良いと答えた理由として、「リフォームをせずにそのまま住める」「新築に近い」という声が多く挙がりました。

築年数が古い物件ほど、建物の劣化から敬遠される可能性があります。

耐震性に不安がある

売れない物件の特徴として、耐震性に不安があることが挙げられます。

築年数が経っている物件の中には、旧耐震基準で建てられているものもあるためです。

耐震基準には、現行の基準の「新耐震基準」と1981年5月31日まで適用されていた「旧耐震基準」の2つがあります。

新耐震基準で建てられた家は、震度6強~7の地震がきても倒壊しない構造になっています。
一方、旧耐震基準で建てられた家は、震度5強を超える地震がくること想定した構造にはなっていません。

旧耐震基準と新耐震基準の違い1980年以前に建てられた家は、新耐震基準を満たしていない可能性があり、大地震が来た際、倒壊のおそれがあります。

旧耐震基準で建てられている築古物件の場合、耐震性に不安があるため、買い手が購入を控えている可能性があります。

耐震性の低い家の特徴や対策方法について、くわしく知りたい人は以下の記事も参考にしてください。

地震による家の倒壊対策3選!耐震基準や確率・補助金について解説!
地震で倒壊しやすい家の特徴と対策方法を解説!倒壊したときにもらえる補助金、住宅ローンの残債の対処法も紹介します。

立地が悪い

家が建っている土地の立地が悪い場合、売れない可能性が高くなります。

多くの人は、駅から近い、スーパー・コンビニが近くにある利便性の高い地域での暮らしを求めているからです。

弊社が実施したアンケートによると、住みたい街の特徴の1位には「買い物に困らない」、3位には「交通の便がいい」がランキングに入っています。

住みたい街の特徴

引用元:【住みたい街・住みたくない街の特徴ランキング】男女500人アンケート調査|訳あり物件買取ナビ

「買い物に困らない」と回答した人からは、スーパー、ドラッグストアなど日常生活で使う店舗が家の近くに欲しいという声が多数ありました。

また、「交通の便がいい」と回答した人からは、「職場である都市部に通いやすい」「公共交通機関で買い物や遊びに行ける」などの声が寄せられました。

買い物が不便、交通の便が悪い立地の場合、買い手が見つからない可能性があります。

内覧時の印象が良くない

購入希望者が内覧した際、悪い印象を与えてしまった場合、売れ残りにつながります。

多くの人は、立地の良さや築浅物件であることに加えて、内覧時に感じた物件の印象を重視しているからです。

もし、室内が以下の状況だった場合、買い手は購入を見送る可能性が高いでしょう。

  • 家財道具が乱雑に置かれている
  • 室内の清掃ができていない
  • タバコやペットの臭いが染み付いている

売りに出している家が築浅や立地が良いケースでも、上記の状況を放置しているなら、売れ残ってしまうでしょう。

売却する際は、家財道具の片付けと室内の清掃をするようにしましょう。

売り出し価格が相場より高い

物件の売り出し価格が相場より高いと売れない可能性が高くなります。

中古物件の購入希望者の多くは、新築より安く家を購入したいと考えています。
周辺の類似物件より高い価格の場合、売れない可能性が高いでしょう。

弊社が実施したアンケートによると、中古物件の購入を検討してもよいと回答した人の多くは、「安く購入できる」ことを理由に挙げていました。

引用元:【中古住宅の購入はあり?】男女500人アンケート調査|訳あり物件買取プロ

なお、理由として「安く購入できる」と回答した人からは、「立地条件が良い場所でも安く買えるから」「安く購入できるため、貯金をはじめ他のことにお金を使えるから」などの声が寄せられました。

相場より高すぎる値段設定は、買い手の気を惹くことができず、売れないでしょう。

不動産会社に問題がある

売却を依頼した不動産会社に問題がある可能性もあります。

多くの人は、仲介業者に依頼して、売却活動を代行してもらうでしょう。
しかし、依頼した仲介業者に問題がある場合、売却に時間がかかってしまいます。

最悪の場合、売却できずに所有し続けることになるかもしれません。

問題がある仲介業者の特徴は、以下のとおりです。

  • 物件があるエリアでの営業実績がない
  • 中古物件の売却実績が少ない
  • 囲い込み営業をしている

とくに、注意すべき点は、囲い込み営業をしているかどうかです。

囲い込み営業とは、不動産会社が売り手と買い手両方から仲介手数料を得るため、他社に物件を紹介せず自社内だけで売却活動をすることです。

No427_囲い込み

囲い込み営業をする不動産会社に依頼した場合、アプローチする購入希望者の数が減るので、成約の可能性が低くなります。

前述した理由に当てはまらないのに売れない場合、不動産会社に問題があると考え、別の不動産会社への乗り換えを検討しましょう。

家が売れないとどうなる?3つの注意点

家が売れない状況が続くと、売却活動に力を入れなくなる人もいるでしょう。
中には、使わない家をそのまま所有し続ける人もいるかもしれません。

しかし、売れない家を持ち続けることで、以下のリスクを負ってしまいます。

  • 維持管理費が発生し続ける
  • 家の価値が下がる
  • 建物の劣化が激しくなる

維持管理費が発生し続ける

売れない家を持ち続けていると、維持管理費を支払い続けなければなりません。
具体的には、固定資産税や火災保険料、光熱費などが生じます。

家を維持管理するためにかかる費用は次のとおりです。

  • 固定資産税(数万円~数十万円/年)
  • 都市計画税(数万円~数十万円/年)
  • 火災保険料(数万円~数十万円/年)
  • 光熱費(数千円~数万円/年)

参照元:空き家の維持費用|NPO法人空家・空地管理センター

空き家にかかる税金・維持管理費家が売れない状況が続くと、少なくとも年間10万円以上の維持管理費を支払い続けなければなりません。

また、家の老朽化が進んだ際、1工事につき数万円以上の修繕費用が生じます。
庭木がある場合、剪定を業者に依頼するなら、1回あたり2万円程度の費用が生じます。

売れない家を長期にわたり持ち続けると、家計を圧迫することになるでしょう。

空き家の維持管理費の内訳、計算方法について、くわしく知りたい人は以下の記事も参考にしてください。

空き家の維持費はいくら?計算方法を解説
空き家の維持に必要な費用 空き家を維持していくのには下記の6つの費用がかかります。 固定資産税 空き家を使用していない場合でも、不動産の所有者は必ず固定資産税の納税義務があります。 固定資産税は、所有する不動産が...

家の価値が下がる

売れない期間が長引くほど、不動産価値が下がってしまいます。

不動産取引の市場において、建物は築年数の経過とともに、価値は減少する傾向にあるからです。

国土交通省の資料にある価格査定の試算結果によると、木造戸建ての価格は、築20年前後で新築時の10%程度になっています。

中古戸建住宅の価格査定の例|国土交通省

引用元:中古住宅流通、リフォーム市場の現状市場の現状|国土交通省

上記の結果から、築年数が経過した中古物件はほとんど評価されないことが分かります。
売却期間が長引くほど、高額での売買取引は望めなくなるでしょう。

より高い価格で家を売却したいなら、できる限り早く売却するための対策をしましょう。

建物の劣化が激しくなる

売れない家の管理を疎かにした場合、劣化が激しくなってしまいます。

住んでいるときと違い、通水・換気などが定期的にできないため、建物の構造や設備の劣化の進行が早くなります。
劣化が進行することで起こりうる建物の不具合は、以下のとおりです。

  • 水道管のサビ・故障
  • 柱をはじめとした木材の腐食
  • 雨漏り・外壁の損傷

空き家が劣化しやすい理由住んでいない家は、継続して管理しないと、建物の資産価値が下がり、価格がつかなくなる恐れがあります。
また、建物の劣化を放置し続けると、特定空き家に指定され、放置すると50万円以下の罰金を科せられます。

特定空き家
以下の状態にある空き家のこと
  • 倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
  • 著しく衛生上有害となるおそれのある状態
  • 著しく景観を損なっている状態
  • 周辺の生活環境の保全を図るために放置が不適切である状態

参照元:空家等対策の推進に関する特別措置法|e-Gov法令検索

特定空き家の定義家の管理を疎かにすると、劣化が激しくなることで自分自身の不利益につながるでしょう。

家が劣化する原因、特定空き家に指定されることをはじめ家を放置するリスクについて、くわしく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。

家に住まないと痛むのはなぜ?すぐにできる効果的な空き家対策を解説!
空き家になると家が急速に痛む理由について解説した記事です。家が痛む根本的な原因や所有することのリスク、痛む前にできる対策等をご紹介しています。なお、効果的な空き家対策は家が痛む前に売却することです。買取業者への売却であれば、空き家を迅速に処分できます。
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1年以上売れない家を売却する7つの方法

前述したとおり、売れない家をそのまま所有していると、維持管理費が発生しつづけます。
また、管理を疎かにすると、劣化が進み、行政から罰則を受ける可能性もあります。

そのため、できる限り早めに手放すことがおすすめです。
しかし、1年以上売れない家は需要が小さい物件のため、どのように対策すればいいのでしょうか。

以下では、売却する方法を紹介します。

  • 売り出し価格を見直す
  • 宣伝・広告内容の確認や意見を言う
  • ホームインスペクションを利用する
  • 家の中を掃除する
  • 不動産会社を変更する
  • ホームステージングをする
  • 買取業者に売却する

売り出し価格を見直す

1年以上家を売りに出しても、売れない場合は売り出し価格を見直してみましょう。

周辺の類似物件と比べて、希望の売り出し価格が高すぎる場合、値下げすることで買い手が見つかる可能性があります。

したがって、周辺の類似物件の売却価格をふまえて、自分の物件の売り出し価格を決めることが重要です。
なお、周辺の類似物件の売却価格の調べ方は以下のとおりです。

ただし、むやみに値下げすると得られるはずの売却益がなくなる可能性があります。

必要以上に値下げしないようにするため、売り出し価格の見直しをする際は、不動産会社と相談しながら、検討しましょう。

なお、不動産の相場について知りたい人は、弊社アルバリンクの無料査定もあわせてご利用ください。
「物件住所」「氏名」「メールアドレス」の3点の入力のみで査定依頼できます。

また、売却価格の相場だけでなく、不動産の処分方法についても弊社アルバリンクにお気軽にご相談ください。

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宣伝・広告内容の確認や意見を言う

売り出す家の宣伝・広告は、不動産会社がメインでやってくれますが、売主側が宣伝内容の確認、意見を言うことも大切です。

今まで住んできた売主だから理解できる家の特徴や周辺環境の魅力もあるはずです。
上記のポイントを伝えれば、営業の担当者は、購入希望者を惹きつける物件の宣伝ができるでしょう。

担当者に伝えるべき物件の魅力として、以下の要素が挙げられます。

  • 徒歩圏内にスーパー・コンビニや診療所がある
  • 周辺の治安の良さ
  • 日当たり・風通しの良さ

売主側のアピールポイントは、買い手にとって物件選びの参考になる情報のため、担当者に伝えてみましょう。

ホームインスペクションを利用する

ホームインスペクションを利用することで、取引成立につながる可能性が高まります。

ホームインスペクションとは、住宅の状態について調査して、建物の損傷の有無や補修すべき箇所などを診断することです。

中古物件は、今後安心して住み続けられるのか不安に思っている人が多くいます。
ホームインスペクションは、このような人が抱えている不安の解消が可能です。

また、不具合がないことを証明できるため、希望価格で早く売れる可能性も上がります。

調査対象の範囲は以下のとおりです。

  • 構造耐力上主要な部分(土台・柱・壁など)
  • 雨水の侵入を防止する部分(屋根・外壁など)

なお、物件規模や業者によりますが、調査費用は6万円~が目安となります。

ホームインスペクション業者は、売却を依頼している不動産業者から紹介してもらうことも可能です。
利用したい場合は、不動産業者にホームインスペクション業者の紹介を相談してみましょう。

参照元:建物状況調査(インスペクション)活用の手引き|国土交通省

家の中を掃除する

家の中の掃除をすることで、早期売却につながる可能性もあります。

買い手が見つからない理由として、内覧時に室内の汚さや臭いが気になり、購入意欲を下げてしまったことが考えられるためです。

掃除する場合は、次の場所を重点的にしましょう。

  • キッチンやトイレ風呂場などの水回り
  • 玄関
  • クローゼット

また、住んでいた時に、ペットを飼っていた、タバコを吸っていた場合は消臭もしておきましょう。

掃除をすることで、内覧した人の物件に対するイメージがよくなり、成約につなげられるでしょう。

なお、汚れや臭いがひどい状況をはじめ、自分の力で掃除するのが困難な場合は、専門の業者に依頼するのも手段の1つです。

不動産会社を変更する

売却を依頼する不動産会社の変更も、売れない家を売却する対策の1つです。

広告・販売活動の方針が変わるため、買い手が見つかりやすくなる可能性があります。
なお、仲介は、1社に絞りこんで依頼する必要はなく、複数の不動産会社に依頼しても問題ありません。

実際に不動産会社を変える際は、以下の点を確認しましょう。

  • 物件があるエリアに精通している
  • 中古物件の売却実績が豊富にある
  • 複数媒体での広告宣伝をしている(ポータルサイトへの掲載、自社サイトへの掲載、チラシの配布)
  • 問い合わせに対するレスポンスが早い

信頼できるうえ、実績のある不動産会社を変更することで、買い手がすぐに見つかる可能性があります。

ホームステージングをする

売却するための対策として、ホームステージングも効果的です。

ホームステージングとは、家の売却活動をするときに、部屋を家具や小物などで飾り付け、モデルルームのような室内にすることです。

見栄えが良くなるうえ、購入後の生活が容易にイメージしやすくなるため、買い手の興味を惹き、成約につながりやすくなります。

実施前後で成約までの期間を調査した結果、短くなったと回答した人は全体の約8割に上りました。
また、実施後、成約までの平均期間について、3か月以内と答えた割合は全体の約9割でした。

ただし、費用がかかるのがデメリットで、15~30万円未満かかると答えた人は半数近くに上りました。

参照元:ホームステージング白書2022|一般社団法人日本ホームステージング協会

費用がかかっても、短期間での売却を優先したいなら、検討してもよい手段です。
なお、ホームステージングは不動産会社もしくは専門の会社に委託することが多いようです。

買取業者に売却する

買取業者への売却もおすすめです。

買取業者なら、築古物件や立地が悪い物件など需要がない物件でも、買い取ってくれるケースが多くあります。

仲介業者は、買主と売主との間の売買取引をサポートして、サポートに対する報酬として仲介手数料をもらい、利益を得ています。
そのため、買主の物件が、売主からの需要がない場合は取り扱いを断る可能性が高いでしょう。

一方、買取業者は買い取った物件をリフォームにより付加価値を付けてから、再販して利益を得ている不動産業者です。

そのため、リフォームによる再販で利益を上げられる物件なら、仲介業者が断った物件でも積極的に買取します。

また、成約までの期間が短いのが特徴です。
仲介業者に依頼した場合、成約まで平均3か月かかる傾向にあります。

参照元:首都圏不動産流通市場の動向(2023年度)|公益財団法人東日本不動産流通機構

一方、買取業者の場合、売主が査定価格に納得すれば、1週間から1か月程度で成約します。

仲介と買取の売却スピードの違い手間なく少しでも早く売却したい場合は、買取業者がおすすめです。

アルバリンクの買取事例

弊社アルバリンクは、前述した買取業者の1つです。

弊社では、築古物件や建物に不具合がある物件、家財道具がそのまま放置されている物件でも積極的に買い取ってまいりました。

以下では、弊社が実際に買い取った物件の一部を紹介します。

長野県上田市

上記の物件は、管理ができておらず老朽化も進行していた空き家でした。
なお、以下の特徴もありました。

  • 築53年
  • 荷物が残ったまま
  • シロアリに柱の一部を食べられている
  • ネズミが住みついている

こちらの物件は330万円で買取いたしました。

参照元:【空き家】長野県上田市(2023/10/19)-株式会社AlbaLink

大阪府枚方市

上記の物件は、管理ができておらず老朽化も進行していた空き家でした。
なお、以下の特徴もありました。

  • 築53年
  • 荷物が残ったまま

こちらの物件は100万円で買取いたしました。

参照元:【空き家】大阪府枚方市(2022/09/20)株式会社AlbaLink

千葉県山武市

上記の物件は、以下の特徴がありました。

  • 築26年
  • 荷物が残ったまま
  • 最寄り駅から徒歩41分

こちらの物件は150万円で買取いたしました。

参照元:【空き家】千葉県山武市(2024/03/11)株式会社AlbaLink

1年以上売れない家を処分する際の3つの注意点

1年以上売れない家を処分するとき、以下の対策は、自分の負担を重くしてしまう可能性があります。

  • リフォームして売却する
  • 更地にして売却する
  • 賃貸に出す

リフォームして売却する

売却前にリフォームをすることは、慎重に検討すべきです。

前述したアンケート結果においても、多くの人は築浅物件を好む傾向にあります。
リフォームをして、見た目がきれいになったからといって、買い手が見つかりやすくなるとは限りません。

また、売却できたとしても、リフォーム費用が売却代金を上回り、赤字になる可能性もあります。
リフォーム費用(部位別)のおおよその目安は以下のとおりです。

畳の交換 6~12万円
畳からフローリングに交換 15~60万円
壁クロスの貼り替え 6~30万円
トイレ全体の改装 20~100万円
洗面所の改装 20~100万円
システムバスの交換 60~150万円
キッチン全体のリフォーム 80~400万円
リビングの改修 200~400万円

参照元:部位別リフォーム費用一覧|国土交通省

たとえば、キッチン・リビング全体をリフォームをした場合、上記の費用から考えると、300~800万円以上になります。

リフォーム代金が多額になった場合、売却益がなくなる可能性が高いでしょう。
リフォームする場合は、不動産会社に相談したうえで実施しましょう。

更地にして売却する

更地にすれば、土地活用の自由度が増すため、新築を建てたい人からの需要を満たせて、買い手が見つかりやすいといわれています。

ただし、更地にすることはリスクのある行為のため、注意が必要です。

建物を解体する際は、木造住宅の場合は4~5万円/坪の費用がかかってしまいます。
たとえば、延べ面積が30坪ある木造住宅なら、120~150万円もの解体費用が必要です。

また、固定資産税・都市計画税の負担が重くなります。
売れない期間が続くと、その分増額された税金を支払い続けなければなりません。

各自治体では、200㎡以下の住宅用地に対して、固定資産税は1/6、都市計画税は1/3に減額する制度があります。

参照元:小規模住宅用地の特例の適用|安城市

ただし、更地にしてしまった場合、上記の軽減措置は適用されません。
そのため、固定資産税は6倍、都市計画税は3倍、負担が重くなります。

住宅用地の特例とは?解体費用のほかに、固定資産税や都市計画税の負担が重くなるため、建物の解体は慎重に判断しましょう。

更地にして売却するメリット・デメリット、注意点についてくわしく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。

更地にして売る?古家付きで売る?メリット・デメリットを徹底紹介!
更地にして売るメリット・デメリット 古家を売る方法には「建物を解体し更地にしてから売却」「古家付き土地として売却」の2通りがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。 なお、古家と中古物件の違いの明確な定義はありません...

賃貸に出す

家を売却できないからといって、安易に賃貸に出すことも要注意です。

築古物件で老朽化が進んでいる場合、リフォーム費用をはじめ初期投資額が多額になります。

前述したとおり、キッチン・リビング全体をリフォームをした場合、上記の費用から考えると、300~800万円以上になります。

また、借り手が見つからず、空室が続いた場合は維持管理費のみを支払わなければなりません。

賃貸経営を始めても、初期投資を回収し、維持管理費を上回る収入を得られるわけではないので、安易に始めるのはやめましょう。

まとめ

この記事では、1年以上売れない家の原因と売却方法について解説しました。

売却活動をしても、売れ残ってしまっている場合は、以下のいずれかの原因に当てはまっていないか確認しましょう。

  • 築年数が経っている
  • 耐震性に不安がある
  • 立地が悪い
  • 内覧時の印象が良くない
  • 売り出し価格が相場より高い
  • 不動産会社に問題がある

なお、売れないからといってそのまま所有し続けると、維持管理費が発生しつづけるうえ、放置により建物の劣化が進んでしまいます。

そのため、できる限り早めに家を売却するために、対策をとる必要があります。
もし、前述した対策をとる手間を省いて、すぐに家を手放したい場合は、弊社アルバリンクにお問合せください。

弊社では、老朽化が進んだ物件や耐震性に不安のある物件、立地が悪い物件など買い手が見つかりにくい物件でも、問題なく買取いたします。

1年以上売れない家の処分に困っている人は、ぜひアルバリンクにご連絡ください。

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監修者
株式会社AlbaLink代表取締役の河田憲二です。同社は空き家や事故物件などの売れにくい不動産の買取再販を行う不動産業者です。同社が運営しているサービスサイトである「訳あり物件買取プロ」の運営者も務めています。同社は東京証券取引所東京プロマーケット市場にも上場している不動産会社になります。

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