まずは空き家整理の目的を明確にしよう!
空き家は片付けをせず、放置すると以下のようなリスクがあります。
-
- 特定空き家に指定され、行政処分を受ける
- 地震などで倒壊する
- 老朽化が進み、資産価値が下がる
しかし、かといってやみくもに片付けるのもおすすめしません。
なぜなら空き家の整理は目的によって、どの程度行うか、どのくらいの期間で済ませるかなどが異なるからです(下記表参照)
目的 | 片付けの程度 | 期間 |
---|---|---|
空き家を維持する | 換気や簡単な掃除でOK 荷物の整理などは不要 |
年に4回程度定期的に行う |
空き家を売却する | 仲介で売却するなら家の中の荷物の撤去・整理が必要。 買取であればそのままでOK |
売り出す前に行う (リフォームなどの前) |
空き家で賃貸経営をしたい | 売却同様、家の中の全ての荷物の整理・撤去が必要 | 賃貸経営前に行う (リフォームなどの前) |
上記表にも記載のあるように、空き家整理の目的が売却の場合、空き家専門の不動産買取業者に依頼すれば、片付け不要で売却可能です。
整理・片付けをせず、空き家を手放したい方は、専門の買取業者に現況買取してもらいましょう。
詳細は記事後半の「片付け不要!空き家を活用しないなら整理するより売却」で解説しています。
弊社AlbaLinkも、空き家に強い専門の買取業者です。
空き家をスピーディーかつ適正価格で売却したい方は、無料査定フォームよりお問い合わせください。
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空き家を自分で整理するか、業者に依頼するか
空き家の整理は自分か業者に依頼が考える方がいるでしょう。
「自分で解決できればいいけど、なかなか重い腰が上がらない」
「業者に頼めば楽なのはわかっているけど、お金がかかるのは嫌だな」
空き家の整理に関する悩みは、空き家所有者にとって切手は切り離せないことではないでしょうか。
ここでは、空き家を自分で整理するメリット・デメリット、業者に依頼するメリット・デメリットについてご紹介します。
自分で整理するメリット・デメリット
自分で空き家を整理する3つのメリットです。
- コストの節約ができる
- 空き家の状態を自分で把握することができる
- 近隣住民とのコミュニケーションがとれる
一方で、自分で空き家を整理するデメリットもあります。
- 心理的負担がある
- 時間と労力がかかる
- 効率が低くなりやすい
自分で空き家を整理するとコスパはよいですが、時間と労力はかかります。
プロの業者と比べると、作業効率の悪さを感じてしまうこともあるでしょう。
自分で整理する方法は、下記に該当する方におすすめです。
- 空き家から近くに住んでおり、整理に行くのに時間・労力・費用がかからない
- 荷物がそれほど多くない
- 荷物は多いが整理を急いでなく、時間をかけてやればいいと思っている
- 思い入れがあり、第三者に室内に入られたくない
自身で整理した際に出た不用品の回収に関しては買取ソリュージョンの下記記事も参考にしてください。
参考:不用品買取おすすめ13選!何でも買取してくれるリサイクルショップは?
業者に依頼するメリット・デメリット
空き家の整理を業者に依頼するにも、メリットとデメリットがあります。
業者に空き家整理を依頼するメリットは3つです。
- 手間を省略できる
- 家財などを傷つけるリスクがない
- 心理的な負担がなくなる
一方、業者に依頼するデメリットもあります。
- お金がかかる
- 個人情報を他者に知られる
- 悪徳業者もいるので業者間との信頼性の問題がある
空き家の整理を業者に依頼すると自分で作業をしなくてもよくなるため、精神的・体力的な負担がなくなります。
ただし、業者に任せると、空き家の住所、空き家にある郵便物などの個人情報が他者の目に触れることも注意しなければなりません。
もしかしたら個人情報が漏えいすることにもつながります。
くわえて、業者によっては悪質なところもあり、期待通りのサービスを受けられないこともあります。
優良業者の選び方については、記事内の「業者に空き家整理を依頼する場合」をご確認ください。
業者に依頼する方法は、下記に該当する方におすすめです。
- 荷物が多い
- 体力や時間的余裕がなく、自力で片づけられない
- 費用がかかってもすぐ整理したい
- 害虫・害獣などが住み着いており自力で対処できない
業者に空き家整理を依頼する場合は、いくつか業者ごとに見積もりを出してもらい、吟味するのが良いでしょう。
業者に整理を依頼した場合の相場
業者に依頼すると、どうしてもお金がかかる点は考慮しなければなりません。「いったいどのくらいかかるんだろう」と費用が検討つかない方もいるのではないでしょうか。
空き家の整理にかかる一般的な費用相場は以下です。
ワンルーム・1K | 約30,000円〜100,000円 |
---|---|
1LDK〜2DK | 約50,000円〜150,000円 |
3LDK〜4DK | 約100,000円〜250,000円 |
一軒家 | 約200,000円〜500,000円 |
空き家の広さや家財・不良品の量によって費用が増えます。上記の価格は目安として参考にしてください。
自分で空き家整理する6つの手順
自分で空き家を整理する場合は6つの手順があります。
- 事前準備
- ゴミの整理
- ゴミの分別
- 害虫駆除
- 家の掃除
- 維持管理
この章では、自分で空き家を整理する手順を説明しますので、参考にしてください。
事前準備(人員確保・道具準備)
まずは、空き家の現地確認をおこない、以下の3つを確認します。
- 1人で整理ができそうか
- 単独で整理できない場合、何人必要か
- 人員は確保できそうか
片付けのボリューム感・必要な作業人数を明らかにすると同時に、空き家整理に必要な道具を準備します。
一般的に、空き家の掃除には以下の道具が必要です。
掃除道具 | 用途 |
---|---|
ホウキ・チリトリ | 大きなゴミを掃き集める |
掃除機 | 床・カーペット・畳の清掃 |
雑巾 | 床・窓・棚などの拭き掃除 |
ゴム手袋 | 手を汚さずに作業するため |
ゴミ袋 | 不用品・ゴミを処分するため |
ダンボール・ガムテープ | 保管するものを種類別に分別する |
ただし、空き家の状態・片付けの範囲によって必要な道具は異なるため、上記を必須アイテムを揃えたうえで追加で準備しましょう。
ゴミの整理
当日は、家財道具や不用品の空き家にある物の整理から始めると良いでしょう。
必要な物と必要でない物を仕分けして、その日に捨てられる物は捨てる。後日、処分するものは地域のルールに従って捨てるのが良いでしょう。
物が多いと片付けも進みませんし、掃除もしっかりと隅々までできません。まずは物を減らすことろから始めましょう。
ゴミの分別
ゴミの整理をしたらゴミの分別も必要です。
どこで何を使うのかを明確にして、必要な物は使う場所へ移動させましょう。
綺麗な状態の不用品は、リサイクルショップへもっていったり、友人に引き取ってもらってもいいのではないでしょうか。フリマアプリで売る方法もあります。
しかし、フリマアプリに出店すると売れるまで不用品を所持していなければいけませんし、中々売れないということもあります。出店する際には期日を決めて、その期日までに売れなかったら処分すると決まておく方が良いでしょう。
害虫駆除
長期にわたって清掃していなかった空き家は、害虫が潜んでいる可能性が高いです。
ゴミの片付けが終わったら、害虫が嫌う成分が配合された「忌避剤(きひざい)」を散布しましょう。
忌避剤はドラッグストア・ホームセンターなどで1,000円前後で購入できます。
ただし、忌避剤は種類によって匂いが続く・色がつく・毒性があるなどのリスクが伴います。
近隣住民に忌避剤を使用する旨を事前に伝え、外飼いのペットを避難させる・洗濯物を収納する、などの対応に協力をしてもらいましょう。
空き家の掃除
害虫駆除が終わったら空き家の掃除をします。
空き家の掃除は換気や通水から始めて掃除するとよいでしょう。続けて、室内の掃除や庭の手入れをしっかりと行い、空き家の管理・メンテナンスを怠らないようにする必要があります。
維持管理
空き家を綺麗に片付けしたら、維持管理が必要です。
空き家を1度片付けて放置していると、ゴミがたまりますし、劣化します。
空き家の綺麗な状態を維持して、空き家の資産価値を守るためには最低でも月に1回の空き家掃除は必要になります。
自分で月に1回空き家掃除をするのか、メンテナンスは空き家の管理業者に頼むのかどちらでもかまいませんので、空き家の維持管理には適宜メンテナンスが重要です。
空き家の適切な管理方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
自力で空き家整理を効率的に進める4つのコツ
自力で空き家整理を効率的に進めるコツは、以下の4つです。
- 基本的には「捨てる」ようにする
- 出入口付近から片づける
- 1部屋ずつ片づけていく
- 実家の場合は事前に家族の了承を得ておく
基本的には「捨てる」ようにする
空き家にある荷物は、必要・不要・一旦保留の3つのカテゴリーに分別するのがポイントです。
基本的には「不要」に分類する総量が多くなるよう、積極的に捨てていきましょう。
不用品をスムーズに洗い出すため、以下のような基準を決めておくと作業効率は落ちにくくなります。
- 1年以上使用していないものは捨てる
- 「いつか必要な日が来る」と感じているものは捨てる
ただし、写真・手紙などの思い出の品は一度処分すると買い直しなどができないため、一旦保留に分類しておいたほうがよいです。
一旦保留に分別したものは、数日~数週間おいて冷静な判断のもと分別したほうが後悔するリスクを回避しやすくなります。
出入口付近から片づける
出入口付近から片づけるのも、空き家を整理する際の重要なポイントです。
動線となる箇所を先に片付けておくことで、室内の清掃・道具の搬入・不用品の搬出などがスムーズにおこなえます。
また、作業中のつまずきなども防止できるため、出入り口付近を優先的に片付けたほうが作業効率・安全面を確保しやすくなります。
1部屋ずつ片づけていく
出入り口付近・動線を片付けたら、1部屋ずつ整理を進めていきましょう。
複数の部屋で各々が分かれて作業をすると、ゴミの片付けが進んでいる実感が湧きにくく、モチベーションが下がりがちです。
スピーディーに作業を進めるためにも、1部屋ずつ片づけて達成感・モチベーションを維持しましょう。
実家の場合は事前に家族の了承を得ておく
空き家となる実家を整理する場合は、あらあじめ家族の了承を得ておきましょう。
相談をせずに独断で空き家を整理すると、以下のようなトラブルが生じるためです。
- 不用品として処分したものが、家族にとって価値のあるものだった
- 金銭的な価値のあるものが行方不明になり、疑われる
- 生前に譲る約束をしていた遺品を誤って持ち帰る
上記のトラブルを回避するためにも、家族にあらかじめ了承をもらい、できる限り作業に協力をしてもらえるよう促しましょう。
業者に空き家整理を依頼する場合
空き家の整理を業者に依頼する場合、知っておくべき基準があります。
自分の望み通りの空き家整理ができるように、しっかりとした業者選びは必要です。
この章では、業者の選び方やおすすめの業者をご紹介します。
まず「不用品回収業者」か「遺品整理業者」かを得ぶ
まずは、依頼先を不用品回収業者・遺品整理業者のどちらにするか決めましょう。
不用品回収業者・遺品整理業者の大まかな違いを、以下にまとめました。
依頼先 | 不用品回収業者 | 遺品整理業者 |
---|---|---|
細かい仕分け | × | ◯ |
不用品の処分 | ◯ | ◯ |
物品の買取 | △ | ◯ |
依頼費用の安さ | ◯ | △ |
遺品整理業者は、故人が残した遺品を遺族に代わって整理する業者です。
遺族の想いを汲み取るデリケートな作業がメインとなるため、作業前に入念なヒアリングをおこない、きめ細やかに仕分けなどに着手します。
業者によっては、故人の供養・遺品の買取など処分以外のサービスも提供しています。
「遺品に手をつけると余韻に浸ってしまう」「思い出も一緒に整理したい」という方は、遺品整理業者への依頼がおすすめです。
一方で、不用品回収業者は不用品の処分・搬出をメインにおこなう業者です。
貴重品の仕分け・捜索などはおこなわないため、片付けをスピーディーに進めてもらえます。
遺品整理をおこなわない分、依頼費用は安く抑えられます。
30坪の家の整理を依頼する費用相場は、遺品整理業者が20万円〜60万円程度・不用品回収業者が20万円程度です。
「コスパよく空き家を整理したい」「思い出の品は自分の手で仕分けしたい」という方は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
業者の選び方
空き家の整理業者を選ぶ基準は6つです。
- 実績と評価の確認
- サービス内容と釣り合う料金体系
- 保険と資格
- 契約内容の確認
- 連絡の対応
- アフターサービスの有無
1つ1つ説明していきます。
実績と評価の確認
検討している業者の実績を確認することは必要です。
- 何年やっているのか
- 年間どのくらいの件数を対応しているのか
- どのような業況の家を片付けているのか
上記を把握していた方が、依頼するときに自分の空き家の状況を踏まえて考えることができるでしょう。
また、Googleの口コミでその業者のレビューを見て、依頼するかどうかの参考にしてください。
サービス内容と釣り合う料金体系
業者のホームページを見て、サービス内容と料金が釣り合うかどうかを確認することも必要です。
業者が提供している基本サービスに加えて、追加料金が発生するサービスも含めて把握することで、依頼費用がサービス内容に見合うかをじっくり判断することができるでしょう。
保険と資格
依頼する業者が万が一のトラブルに備えて損害保険に加入していることと専門的な資格を持っているか確認する必要があります。
損害保険の加入は、万が一の空き家の破損に備えて確認できると安心です。損害の対応がスムーズにできるでしょう。
また、空き家の放置状態によっては廃棄するのに必要な資格が求められる処分品もあるのではないでしょうか。
業者が資格を持っていれば処分までスムーズに行えるので、事前の確認が必要です。
業者のホームページを見て損害保険の加入と保有資格が分からなければ、問い合わせして確認するのもよいでしょう。
契約内容の確認
契約書の内容はしっかりと確認する必要があります。
特に、料金、サービス範囲、作業期間、キャンセルポリシーなどはじっくりと注意深く読み込むことが重要です。
内容をしっかりと把握した上で、それでもわからないことや不安なことがありましたら、質問して納得できる回答をいただきましょう。
この時点で納得できないと思ったら契約する必要ありません。
別の業者に依頼することもできますし、自分が納得できる契約内容にできるように依頼しましょう。
連絡の対応
連絡が業者とスムーズに行えるかどうか把握することも必要です。
なぜなら、連絡を怠る業者は何かトラブルがあった時に直ぐに連絡がとれないこともありますし、トラブル対応も遅れることもあり得ます。
そもそも連絡がだらしない業者を信頼してお金を払って、安心して空き家の整理を任せることができないのではないでしょうか。
そのような業者に問い合わせしたからと無理に依頼しなくてもよいでしょう。
反対に、連絡がスムーズに行える業者であれば、懸念事項を説明してもらうこともできるのではないでしょうか。
アフターサービスの有無
依頼するサービス範囲にアフターサービスがあるのかどうかも確認する必要があります。
一見、片付け後のアフターサポートは必要なのかと思う方もいるでしょう。
しかしながら、業者とはいえ、他人に空き家を片付けを任せるのであれば、後にトラブルが発生するかもしれません。
その時、アフターサポートがあればトラブル対応もスムーズに済みます。
一方、アフターサポートがなければ作業後にトラブルが発生しても、「依頼されたサービスはした」と業者に対応してもらえないでしょう。
時間をかけて慎重に業者を選び、自分のニーズに最適な業者を見つけるようにすることが大切です。
おすすめ業者3選
業者はいくつもありますが、ここでは5つの空き家の片付け業者を紹介します。
空き家のある地域や状況など、要望に合わせて業者を選ぶ参考にしてください。
買取業者 |
片付け堂 |
メモリーズ |
プライムハート |
---|---|---|---|
おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
対応エリア | 全国 | 全国 | 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都 |
買取実績 相談実績 | 累計作業実績20,000件以上 | 15,000件超の遺品整理実績 | リサイクル品の買取りや、女性スタッフの対応が可能 |
問い合わせ | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
片付け堂
片付け堂では、見積もりが無料です。電話やメール以外にもLINEで見積もり対応もできます。
全国に店舗を構えていますし、市町村から「一般廃棄物収集運搬業の許可」を取得しているので、安心して不用品を処分することができます。
参照元:片付け堂
会社名 | 株式会社片付け堂 |
---|---|
本社所在地 | 東京都中央区銀座1-24-1 銀一パークビル4F |
営業時間 | 平日:8:30~17:30・土日:定休日 |
創業 | 2017年12月 |
公式HP | https://www.katazukedou.com/ |
口コミ | 片付け堂は、年間作業実績1万件以上と実績のしっかりとした不用品回収業者さんです!とにかくスタッフの方が明るく丁寧、スピーディな仕事ぶりでとても感動しました!またご縁がありましたら利用したいと思っております! |
メモリーズ
メモリーズでは、空き家にある遺品整理だけでなく、親御様が老人ホームなどの施設に入居や老朽化した賃貸物件の片付けなど状況に応じて空き家の対応ができます。
相見積の受注実績は業界トップクラスなので、安心して依頼することができます。
参照元:メモリーズ
会社名 | メモリーズ株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 大阪府堺市堺区緑町2-121-2 |
営業時間 | 年中無休:7:00~20:00 |
創業 | 2008年11月7日 |
公式HP | https://www.ihin-memories.com/ |
口コミ | 先日、遺品整理をしていただきました。最後に掃除も、していただき、何もない家は、広く感じました。作業の当日にお願いしたことも、探してもらい谷中さん感謝しています。本当に、ありがとうございました。 |
プライムハート
プライムハートでは、全国第一号の「特定遺品整理士」がおります。様々な有資格者が多いですし、女性スタッフを希望することもできます。加えて、口コミの評価ではほとんどが5.0と高いので、安心して依頼することができます。
参照元:プライムハート
会社名 | 株式会社プライム |
---|---|
本社所在地 | 埼玉県春日部市粕壁東2丁目1番34号 |
営業時間 | 年中無休:9:00~18:00 |
創業 | 2017年12月 |
公式HP | https://m-ihinseiri.jp/partners/176/ |
口コミ | 施設に入った母の生前整理でこちらに依頼しました。
色々と不安もあり、決断までに時間がかかりましたが、お願いして良かったです。 他社さんにも見積もりや査定を依頼しましたが、プライムハートさんのような詳細な見積書はなかなかなく、また代表の西川さんのご対応がいつも早く、丁寧であったことに信頼を感じることができお願い致しました。 この度はお世話になり、ありがとうございました。 |
他にも空き家のある地域の業者探しにはみんなの遺品整理というこちらのサイトをご参照ください。
遺品整理だけでなく、空き家の掃除の業者も探すことができます。
空き家整理ではなく解体はリスクが大きい
空き家整理の手間・費用がおっくうで「解体して更地にしたい」と考える方もいるでしょう。
実際に、空き家に関する下記アンケート調査からも「管理の手間を省略したい」という理由で解体工事を検討する方は多数おられます。
ただし、空き家の解体は以下のようなリスクが伴うため、おすすめしません。
空き家の解体には、以下のようなリスクが伴うためです。
- 解体費用がかかる
- 木造住宅の解体費用の相場は1坪あたり4万円・30坪であれば120万円かかる
- 管理の負担は残る
- 建物に関する管理はなくなるが、土地の管理は残る。定期的な草刈りなどのメンテナンスは続く
- 固定資産税が高くなる
- 住宅が建つ土地に適用される住宅用地の特例が適用外になり、固定資産税が最大6倍まで増額する
- 売却できる保証がない
- 土地選びをする人は立地・周辺環境など複数の要素を考慮して購入を決めるため、市場で売れやすいといわれる更地でも売れる保証はない
上記の中でも、もっとも大きなリスクは税の軽減措置である「住宅用地の特例」が適用外になることです。
更地は特例の適用外であるため、解体した翌年以降の固定資産税が最大6倍まで跳ね上がります。
たとえば、これまで7万円だった土地の固定資産税は最大42万円まで跳ね上がり、家計を圧迫し続けます。
ランニングコストが増額すると、維持・活用が難しくなるうえ売却できなかった場合は、負の遺産を抱え続けることになります。
そのため、空き家の整理が面倒な方は、専門の不動産買取業者に現況のまま買い取ってもらう方法がおすすめです。
詳しくは、次項で解説します。
空き家を解体するメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
片付け不要!空き家を活用しないなら整理するより売却
使用していない空き家の片付けをするのに労力使うのであれば、売却した方がよいでしょう。
売却すれば、空き家の維持・管理に時間もお金もかかることはないですし、今まで維持費にお金がかかっていた空き家を現金化できます。
さらに、売却であれば、仲介よりも買取の方が早く済みます。
仲介では、不動産会社が物件の買主を探すところからスタートするので売却までに時間がかかります。
その上、仲介では綺麗な住居が好まれるので空き家の買主を探すのは難しいでしょう。
一方、買取では不動産業者が空き家を買い取るだけで済むため、スピーディーに現金化が可能です。
しかしながら、気を付けなければならない点もあります。
一般の不動産業者では、空き家の買取どころか査定も断られることがあります。
空き家の買取は、実績豊富な専門の買取業者に対応してもらう方がお得な売却となります。
1円でも高くうることを考えるのであれば、空き家の収益化ノウハウに長けた専門の業者に依頼して買取を済ませるのがベターです。
弊社株式会社AlbaLink(アルバリンク)は空き家買取を専門に行っている不動産買取業者です。
弊社では「他社では断られた」という空き家も買い取った実績もございます。
空き家を所有していることでお困りのことがございましたら、無料相談にお気軽にお問い合わせください。
>>【放置されていた空き家でも高額売却!】無料で買取査定を依頼する
空き家に家財あっても買取可能!アルバリンクの買取実績
弊社株式会社AlbaLink(アルバリンク)では、ゴミ屋敷と言われる空き家や空き家に家財や生活用品がある状態でそのまま買取を行っています。
戸建てに限らず、マンションの一室も買取しています。
空き家に家財がある状態なので、マイナス査定を考慮いていた依頼者様にプラスの金額で買取をさせていただいたこともあります。
この章では、弊社が空き家に荷物のある状態で買い取った物件をご紹介します。
三重県伊勢市
三重県伊勢市で買取した空き家では、室内に家財がございました。
残置物の撤去費用は50万円でしたが、弊社で負担いたしました。また、リフォーム費用の540万円も弊社で負担し、別の買主様へお渡しすることができた空き家です。
静岡県焼津市
静岡県焼津市で買取した空き家では、依頼者様のお父様が趣味で営んでいたお店の売却依頼があり、冷蔵庫などの大きな残置物も多くありました。
残置物を含めての売却希望で、査定結果が100万円だった空き家です。
引用元:株式会社AlbaLink
千葉県船橋市
千葉県船橋市で買取した空き家では、室内に家具や生活用品がありました。
こちらの物件は、残置物を含めた買取だけでなく、必要な契約手続きも弊社でサポートさせて頂きました。
査定金額は310万円で、ご納得頂いて買取に至りました。
引用元:株式会社AlbaLink
まとめ
本記事では、空き家整理に関して、自分で行うメリットとデメリット、業者に依頼するメリットとデメリットを踏まえて、自分で整理する手順や業者の選び方についてご紹介しました。
自分で行うのは面倒だし、業者に依頼するにもお金がかかると考えると、どちらが良いのか決めるのは難しいでしょう。
また、空き家とは言え、プライベートな空間に他人が入ることに不快感を覚える人もいるのではないでしょうか。
その上で、活用しない空き家の整理は売却が有効であることもお伝えしました。空き家を売るのであれば、仲介よりも買取の方がスムーズに早く解決することができます。
空き家の買取を依頼するのであれば、空き家専門の買取業者に頼むことがおすすめです。
なぜなら、専門の買取業者では空き家にある家財道具を含めて買取を行っています。空き家の掃除にお金も時間もかける必要はありません。
実績がしっかりとある買取業者を選んで、相場よりも高い金額で空き家買取を依頼する方がよいでしょう。
弊社株式会社Albalink(アルバリンク)も、年間相談実績が6,500件以上の空き家に強い専門の買取業者です。
無料相談・無料査定は随時行っております。
弊社では残置物を含めての空き家が可能ですし、今までの買取実績もあります。
空き家専門のスタッフが状況に合わせて、空き家所有者様のご希望に添えるようにスムーズに対応いたします。
空き家に関することは何でもお話しください。
「こんなに物が溢れている空き家でも買い取ってくれるか不安」という方もご相談いただければ、弊社は全力でご対応いたします。空き家の査定だけでもとお考えでしたら、無料査定にご依頼ください。