あなたの家が売れない理由4つ
あなたの家が何カ月も売れないとすれば、考えられる理由は以下のいずれかです。
売れない原因を特定し、対策を立てましょう。
売り出し価格が高すぎる
考えられる1つ目の理由は、売り出し価格が高すぎることです。
例えば不動産会社の査定価格を鵜呑みにし、相場よりも高い希望価格を設定していないでしょうか?
売り出し価格は売主が自由に決められるとはいえ、相場とかけ離れた高値で売り出すと、少しでも安く中古住宅を買いたい人には手を出しづらいです。
もし内覧や問い合わせが来ないとしたら、価格設定が高すぎる可能性があります。
物件そのものに魅力がない
2つ目の可能性は、売り出し中の物件そのものに魅力がないことです。
売れない家は以下のいずれかに当てはまることが多いです。
- 築年数が古い
- メンテナンスが不足し建物や設備が老朽化している
- 立地条件が悪い(駅から遠い、生活環境が良くない)
- 間取りや広さがニーズに合わない(売主のこだわりが強すぎる)
ちなみに弊社が実施したアンケートによると、回答者が買ってもよいと思う中古住宅の条件は以下のとおりです。
なお、以下の記事ではボロボロの家でも高く売却できる方法を解説しているので、参考にしてください。

内覧時の印象が良くない
3つ目に、内覧時の印象が良くなかった可能性があります。
内覧者が来ているのに成約に結び付かないとすれば、下記の原因が疑われます。
- 清掃が行き届いていない
- 物が多すぎて生活感が出すぎている
- 臭いが気になる
掃除が内覧に間に合わないケースや、住んでいると気にならない家の臭いが、外部の人にとっては気になるケースもあるようです。
売主の居住中に内覧を行う場合は、生活感が邪魔をして購入希望者が新生活をイメージしにくいため、新築や退去済みの物件と比べて不利になります。
仲介業者の販売戦略に問題がある
4つ目に考えられる理由は、仲介業者の販売戦略に問題があるパターンです。
一般個人の買い手に家を売却する方法である仲介では、成約までの内覧件数の平均が10件ほどといわれています。
内覧希望者が少ない場合、業者の集客力が不足しているのかもしれません。
- 家の魅力が写真や紹介文で十分に伝わらない
- 広告・宣伝などの情報発信が少ない
- 広告のターゲット設定がズレている
- 仲介担当者の知識や経験が不足している
仲介業者のサポートが不十分だと、売主がいくら頑張っても売却は困難です。
そもそも売却活動に注力してもらえないこともある
そもそも仲介業者が売却活動に注力してくれていない可能性も考えられます。
例えば仲介業者が成約価格の高い(=仲介手数料の高い)物件の売却を優先し、自分の物件が後まわしにされるようなケースです。
また不正な「囲い込み」によって販売機会が奪われていることも考えられます。
「囲い込み」とは、購入希望者がその物件に興味を持っているのに、売主側の仲介業者が「購入者が決まった」などと言って物件の情報を開示せず、自ら買い手を見つけて売主・買主双方から仲介手数料を得ようとする不正行為のことです。
仲介業者が売主・買主の両方と媒介契約を結ぶことを「両手仲介」といいます。
両手仲介自体は違反でないものの、売出物件の情報が開示されなければ、物件が何カ月も売れず、結果として大幅な値下げを余儀なくされるでしょう。
ちなみに、不動産業者が直接物件を買い取る「不動産買取」ならスピーディーな売却が可能です。
弊社AlbaLink(アルバリンク)は全国の不動産を積極的に買い取っている専門の買取業者であり、売れない家でも短期間での買取が可能です。
家が売れないとお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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家が売れないストレスから解放される5つの対処法
家が売れない原因がわかったら、対処法を考えて売却へとつなげましょう。
上記のうち、できる限り早く家が売れないストレスから解放されたいのなら、専門の不動産買取業者に直接売却することをおすすめします。
専門の不動産買取業者なら、売れない家でも短期間で買い取ってくれるためです。
専門の買取業者である弊社AlbaLink(アルバリンク)では、他社では取り扱いを断られるような不動産でも適正価格で、かつスピーディーに買い取っております。
査定は24時間365日無料で対応しておりますので、家が売れないとお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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売出し価格や売却時期を見直す
仲介で家がなかなか売れず、問い合わせも少ない場合には、売り出し価格や時期を見直すことも大切です。
不動産市場の動向は日々変動しているため、再度相場を確認して適正な価格に調整し、値下げも視野に入れる必要があります。
また、不動産の売買需要には年間で繁忙期と閑散期の波があるため、繁忙期の売却を狙うことをおすすめします。
「月例速報 Market Watch サマリーレポート (2024 年3月度)」の不動産売買実績データによると、不動産が売れる時期は年度替わりの2~3月、次いで半期末の9~10月です。
2~3月の売却を狙うなら、前年12月には不動産業者に相談し、1月には広告を出すのがおすすめです。
9~10月の売却なら、3カ月前の6~7月に動き出すことで、短期の成約が期待できます。
逆に1月と8月、11月は特に不動産が売れにくい時期なので、避けた方が無難です。
物件の価値や印象を高める
仲介で家を売れやすくするには、物件の価値や印象を高めることも大切です。
生活感のある家は内覧時に敬遠されやすいので、少なくとも不要な物を処分し、室内を整理整頓しておくことが大切です。
掃除で汚れが落ちない場合や、掃除の時間を割けないときはハウスクリーニングを依頼するとよいでしょう。
費用は入居中の2LDK・3K・3DKで3万~6万円、空室で2.8万~5.5万円程度が相場です。
または「ホームインスペクション※」で資産価値を証明することもおすすめします。
※ホームインスペクションとは
専門の住宅診断士(ホームインスペクター)が住宅の劣化や不具合を第三者的な立場で調査する検査のこと。
中古一戸建て住宅のホームインスペクション費用は1回の実施で5万~8万円程度が相場です(床下や屋根裏はオプションで+2万~10万円程度)。
ホームインスペクションの診断書・報告書は家の品質保証になるほか、指摘箇所の修繕を行えば物件価値を高められます。
ただし、仲介で家を売却するために室内の片づけやハウスクリーニング、ホームインスペクションを実施するには手間と費用がかかる点がデメリットといわざるを得ません。
そのため、売れない家を手間も費用もかけずに売却したいと考えているのなら、専門の買取業者に相談することをおすすめします。
弊社AlbaLink(アルバリンク)は、買い取った物件にハウスクリーニングやリフォームなどを施して付加価値を高め、再販したり、賃貸物件として活用したりして収益を上げている専門の買取業者です。
清掃やリフォームを前提として家を買い取るので、売却に際してあなたが不用品を片づけたり、設備を交換したりする必要はいっさいありません。
売れない家の売却に際して手間や費用をかけたくない方は、お気軽にご相談ください。
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なお、以下の記事では瑕疵のある物件を高く売却するポイントについて解説しています。

販売戦略を見直す
仲介業者と協力して物件の販売戦略を見直すこともおすすめです。
- 掲載サイト数やチラシの配布枚数を増やす
- プロの写真や動画撮影を依頼して広告のクオリティを高める
- 物件の魅力を再確認して売却ターゲットを絞り込む
- オープンハウスで内覧者を募る
- ホームステージングで室内を魅力的に演出する
内覧が来ない場合はオープンハウスを実施し、購入を検討する人に自由に見学してもらうことも1つの手です。
オープンハウスなら売主側に費用が掛からず、高い集客効果と成約率が期待できます。
ただし不特定多数が不定期で見学に来るため、売主が居住している場合はストレスになるかもしれません。
ホームステージングとは、売り出し中の物件を家具や照明、小物や観葉植物などでモデルルームのように演出するサービスのことです。
費用は15万円前後~、360度VR方式なら1万円前後から依頼が可能です。
先行投資は必要ですが、ホームステージングで成約価格が上がるなら、トータルで得になるかもしれません。
仲介業者や媒介契約を見直す
「売却活動の報告や説明が少ない」と感じる場合は、業者が家の売却に注力してくれていない可能性があるので、仲介業者や媒介契約を見直すことも考えましょう。
ただし媒介契約の形態によっては期間に縛りがあり、業者を変更できるタイミングが限られる点に注意が必要です。
概要 | 契約有効期間 | |
---|---|---|
一般媒介契約 |
|
縛りなし |
専任媒介契約 |
|
3カ月 ※途中解約は違約金の対象 |
専属専任媒介契約 |
|
3カ月 ※中途解約は違約金の対象 |
例えば専属専任媒介契約の場合に、取引の自由度が高い一般媒介契約へ変更することも手ですが、原則、3カ月の契約更新時でないと切り替えができません。
契約更新時期までに方針を固めておきましょう。
不動産買取業者へ直接売却する
家の売却期間が長引いた場合は、仲介ではなく不動産買取業者へ直接売却することも検討しましょう。
買取業者が直接買主となる買取では、仲介とは違って売却活動を行う必要がないため、スピーディーな売買契約と現金化が可能です。
不動産買取には他にも以下のメリットがあります。
- 現状のまま売却可能(リフォーム・解体が不要)
- 内覧対応などの手間が不要
業者は買い取った不動産は最適な方法で再生し、投資家や事業者などに幅広く再販するため、他の方法で売れなかった物件でも売却できる可能性が高いです。
弊社AlbaLink(アルバリンク)は半年~1年以上売れない家の買取に強い不動産買取業者です。
家の瑕疵や老朽化で売却を諦めかけている方や、仲介での売却活動に疲れてしまった方は、ぜひ弊社へご相談ください。
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なお、以下の記事では不動産買取業者をランキング形式でご紹介しています。どの不動産買取業者に依頼したらよいのかがわからない方は、ぜひ参考にしてください。

このまま家が売れないとどうなる?起こり得る4つのリスク
家がこのまま売れなかったらどうなるのか、考えられるリスクは以下の4つです。
以下の記事では、引っ越したいのに家が売れない場合の対処法を解説しているので、こちらも参考にしてください。

家2軒分の費用と手間がかかり続ける
住み替えで旧居がいつまでも売れない場合、2軒分の維持費と管理の手間がかかり続けてしまいます。
具体的には固定資産税や都市計画税、さらには旧居の住宅ローン残債と新居のローンの二重払いも少なくありません。
また、空き家の場合は防犯上・防災上の問題から、定期的な清掃やメンテナンスが不可欠であり、そのための手間と水道光熱費、遠隔地なら交通費もかかります。
空き家の維持費がいくらかかるのか、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

新居の購入資金が不足する
旧居の売却資金をもとに新居を購入する場合は、旧居を売却できないと新居の購入資金の準備が遅れる可能性があります。
旧居の売却金で元の住宅ローンを完済してから、新居のローンを組めることが理想ですが、旧居が売れなければ頭金の見込みも立ちにくいでしょう。
さらに、旧居のローン残債との二重ローンになる場合は、審査も厳しくなることが一般的です。
物件価値が低下する
当然ですが、売れない家は物件価値が下がり続けます。
売り出し期間が長くなると、購入希望者からは売れ残りに見えてしまい、仲介業者も新規物件の売却に集中し、自分の物件に注力してくれなくなる可能性が高いです。
その場合、大幅に値下げしなければ買い手が付きにくくなるでしょう。
もし売れない家をそのまま放置すれば、市場価値のさらなる下落を招きます。
木造住宅の法定耐用年数は22年で、一般的な中古住宅の資産価値は22年かけてなだらかに低下していきます。
空き家になれば家屋の老朽化のスピードはさらに加速し、市場価値がさらに下落するでしょう。
空き家で放置すると法的リスクが増す
住み替え後に旧居を空き家のまま放置すると、法的なリスクが増加します。
- 倒壊や外装材などの落下による周辺被害
- 敷地よりはみ出した木の枝が原因となる道路上の事故
- 害虫・害獣の繁殖による衛生環境の悪化
- 犯罪の温床化
もし空き家が原因で事故や健康被害が生じた場合は、損害賠償請求を受けることにもなりかねません。
さらに、自治体から空き家の管理に対する指導・勧告が入ると、管理不全空き家・特定空き家に指定され、固定資産税が最大6倍に跳ね上がる恐れがあるので注意しましょう。
参照元:国土交通省「管理不全空家等及び特定空家等に対する措置に関する適切な実施
を図るために必要な指針(ガイドライン)」
空き家を放置した罰則の詳細については、以下の記事で解説しています。

ここまで、この章では家が売れないことによる4つのリスクについて語ってきました。
こうしたリスクを回避したいのであれば、売れない家を専門の不動産買取業者に売却することをおすすめします。
専門の不動産買取業者に依頼すれば、短期間で売却が完了し、家を現金化できるため、この章でお伝えしたように、新居の購入資金に困ることもありません。
また、売れない家を管理する手間からもスピーディに解放されます。
当然、売却してしまえば、放置のリスクとも無縁です。
弊社アルバリンクでも売れない家の買取を積極的に行っていますので、まずは下記無料買取査定フォームからお気軽にお問い合わせください。
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家が売れないストレスで陥りがちな3つの売却NG行為
売却活動の長期化はストレスになりますが、焦って判断を誤らないようご注意ください。
売れない家の売却におけるNG行為は以下の3つです。
独断で大規模なリフォームをする
家を売却するために、大規模なリフォームを施すことはおすすめできません。
中古物件を探す人の中には、自分で好きな間取りや内装にリフォームしたいという需要も少なくないからです。
また、売出前提でリフォームを行えば価格にリフォーム代金が上乗せされるため、安い中古物件を探している人の選択肢からは外れてしまいます。
リフォームによる競合物件との差別化が有効な場合もあるものの、エリアの市場動向の専門的な知見がないと判断は困難です。
専門家に相談せずに安易なリフォームをすべきではなく、その理由は以下の記事でも詳しく解説しています。

家を解体して更地にする
築年数の進んだ古い家屋を解体し、更地にすれば売却できると思うかもしれませんが、自己判断で安易に更地にするのはおすすめできません。
以下の理由で、更地の方が売れやすいとは限らないからです。
- 古い家屋がある方が買い手が新居をイメージしやすい
- 建物がある方が土地自体が広く見える
もし更地にしても売れなかったら、翌年の固定資産税が高くなってしまう点にも注意しましょう。
また、土地によっては一度建物を解体すると、法律により二度と家屋を建てられない(再建築不可)可能性もあるので、一度専門家に相談して確認することをおすすめします。
なお、売却前に家屋を解体すべきかどうかは、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

家が売れない時代だからと様子をうかがう
昨今は「家余り」「家が売れない時代」といわれているため、売却の時期を待っている方もいるのではないでしょうか。
しかし結論から言うと、今後は人口減少や単身世帯の増加、空き家の増加などの要因により、いっそう家が売れにくくなることは間違いありません。
以下の統計が今後の住宅需要を予想するうえで参考になります。
上記のように人口は減少しても、単身世帯は増加していることから、今後の住宅需要は従来型のファミリータイプから、コンパクトな家へと移行していく見込みです。
したがって、売却予定の家がファミリータイプの場合は特に、売却時期を待つのは得策ではありません。
もし需要のない家を1日でも早く売却したい場合は、弊社AlbaLink(アルバリンク)へご相談ください。
弊社は優良な再販先を多数抱えているので、仲介で売れなかった家でも適正価格で買い取ることが可能です。
仲介では売れない家をいくらで売却できるのかといった問い合わせだけでも問題ありません。
査定を依頼しても無理な営業をかけることはいっさいありませんので、売れない家を売りたいとお考えの方は、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
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まとめ
家が売れないときは、販売戦略か媒介契約、物件の魅せ方のいずれかを見直す必要があります。
リフォームや更地化では根本的な解決には結びつきにくく、まして空き家で所有し続けてもデメリットしかありません。
もし仲介で家が売れそうになければ、そのままの状態で専門の買取業者に売却することをおすすめします。
弊社AlbaLink(アルバリンク)は、通常は売れにくい不動産を専門に買い取る不動産買取業者です。
老朽化や瑕疵で一度は売却を諦めた家でも、弊社ならスピーディーに買い取ることが可能です。
本当に家が売れるのか、どれくらいの金額で売却できるのか知りたい方は、ぜひご相談ください。