空き家管理サービスの費用相場と空き家の管理を任せられる業者6選
空き家管理代行サービスとは、空き家の管理を業者に依頼できるサービスのことです。
住んでいる場所から空き家がある場所まで遠いなどの理由で、自身で空き家を管理するのが困難な方でも、空き家管理代行サービスを利用すれば、空き家を適切に管理できます。
ただし、空き家管理代行サービスの利用には月々1万円程度の委託費がかかります。
また、業者によってサービス内容が異なるため、依頼する前に契約内容をしっかり確認しないと、費用だけかかって自身が望むサービスを受けられないといったことになりかねません。
そこでこの章では安心して空き家管理を任せられる空き家代行サービスの業者を6社紹介します。
弊社Albalinkは日々の買取業務の中で、空き家の荷物の片付けやリフォームなども行っており、空き家管理に大切な要素を熟知しています。
上記6社はそんな弊社が厳選した業者ですので、費用をかけてでも空き家管理を任せたい方は、ぜひ参考にしてください。
買取業者 |
東京ガス |
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Livness |
日本空き家サポート |
空き家管理舎 |
ALSOK るすたくサービス |
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おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
対応エリア | 東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県 |
全国 | 全国(43拠点) | 全国 | 全国 | 全国 |
サービス内容 | 郵便物回収 換気・通水 草木の確認 草むしり 簡易清掃 外観・内観確認 写真報告など |
郵便物転送 外観確認 簡易清掃 換気・通水 災害時巡回など |
機械による警備 通水・通風・換気 庭木確認 簡易清掃 郵便物確認 緊急時駆けつけなど |
郵便物確認 簡易清掃 草むしり 管理看板の設置 防犯確認 換気・通水 雨漏り・カビ確認 |
通水・通風・換気 庭木の確認 雨漏りの確認 外観確認 近隣訪問 緊急時の巡回など |
見回り 通水・換気 郵便物整理 外観確認 庭木の確認など |
費用 | 月/9,900円~14,300円 | 月/5,500円~ | 月/9,900円~ | 月/5,500円~ | 月/5,500円~ | 月/4,400円~ |
問い合わせ | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細ははこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
なお、空き家管理に費用や手間をかけたくない方は、空き家を専門の買取業者に売却することをお勧めします。
専門の買取業者であれば、空き家をスピーディーにできるだけ高値で買い取ってくれます。
詳しくはこの記事の「空き家を専門の買取業者に売却すれば管理の手間から解放される」をご確認ください。
東京ガス 実家のお守り
「実家のお守り」は東京ガスが運営する空き家管理代行サービスです。
実家のお守りでは換気や通水といった定期管理に空き家の現状報告といったサービスを月額1万円弱から受けられます。
プランは3種類ありますが、プランごとで差異があるのは草むしりサービスの有無のみで、その他のサービスはどのプランを選択しても受けることができます。
また、オプションで郵便物の転送や、除湿剤や除草剤の購入、散布といったサービスも受けられます。
実家のお守りは比較的簡易的な管理がメインですが、さらに本格的な管理を希望する場合は、ハウスクリーニングなどのサービスを受けることもできます。
ハウスクリーニングをしてもらったあとに、実家のお守りで定期的な管理を受けるのも良いでしょう。
自身の空き家の状態に合わせて、サービスを組み合わせて利用することをお勧めします。
大東建託パートナーズ
不動産業者である大東建託パートナーズも空き家管理代行サービスを手掛けています。
大東建託パートナーズは、不動産業界大手の大東建託グループに所属しており、不動産のプロとしての目線で、質の高い空き家管理サービスを提供しています。
具体的なサービス内容としては、月額5,500円から、空き家の外観、内部の見回り・確認、換気・通水、郵便物の転送といった基本的なサービスを受けられます。
また、空き家の売却・活用・税金などの相談にも対応しています。
空き家管理をしてもらいつつ、将来的には売却などの相談にも乗ってもらいたい、という方に向いています。
Livness
「Livness(リブネス)」は、建築会社大手の大和ハウスグループ8社が集まって展開する空き家管理代行サービスです。
Livnessの強みは、警備会社のALSOKとの業務提携によるセキュリティ管理です。
月額9,900円から、通常の通水・通風・換気、簡易清掃といった管理の他に、セキュリティシステムによる監視と、有人による巡回といった警備サービスも受けられます。
治安があまり良くない地域に空き家がある方など、空き家の管理だけでなく防犯のための警備もしてもらいたい方は、Livnessのサービスを受けることを検討してみてください。
日本空き家サポート
日本空き家サポートが提供する空き家管理代行サービスは「信頼・安心」面に重点を置いています。
信頼・安心を示す具体的なサービスとして、業者が空き家管理をしている様子を依頼者がWEB上で動画で確認できるサービスがあります。
動画で実際の管理の様子を確認できるため、依頼者は「具体的にどこをどの程度管理してくれたのか」という点まで知ることができます。
こうしたことは、書類の管理報告書では知ることができないため、大きな安心材料となるでしょう。
料金も月額5,500円から複数のプランが用意されているため、自身の予算と希望するサービスに応じて選ぶことができます。
費用を払って管理を任せる以上、しっかり管理されているか自身の目で確認したいという方は、動画で空き家管理の様子を確認できる日本空き家サポートのサービスがお勧めです。
空き家管理舎パートナーズ
空き家管理舎パートナーズは空き家管理代行サービス専門の会社です。
月額5,500円から簡易清掃、庭木や雨漏りチェック、外観の見回り、郵便物の転送といった基本的な管理サービスに加え、災害時などの巡回サービスも受けられます。
さらに希望者には近隣訪問サービスを実施しています。
近隣訪問サービスは、空き家の近隣住民を訪問し、連絡事項などがないかを確認するサービスです。
こうした確認をしてもらうことで、近隣住民からの自身の空き家に対する要望や、地域の治安に関する情報(空き巣が増えたなど)を知ることができます。
自身の空き家管理だけでなく、空き家の近隣住民や地域とのつながりも保っておきたいという方は、空き家管理舎パートナーズの空き家管理代行サービスがお勧めです。
ALSOK るすたくサービス
「るすたくサービス」は、警備会社のALSOKが運営する空き家管理代行サービスです。
月額4,400円から、換気・通水・建物外観・内観(各10カ所まで)の確認といった管理サービスを受けられます。
また、オプションの「るすたくセキュリティ」に加入することで、空き家に侵入者があった場合に警備員が駆け付けるサービスを受けることもできます。
空き家の状態(破損、ゴミの不法投棄など)については、1ヶ月に1度、メールで確認できます。
空き家の室内に貴重品(遺品や現金など)を置いており、空き巣に入られる不安がある場合などは、警備員が駆け付けてくれるALSOKの空き家管理代行サービスに入っておくと安心でしょう。
空き家の管理不足が招くリスク4選
前章では空き家管理代行サービスについて紹介しましたが、そもそもなぜ空き家の管理が必要かというと、空き家を管理しないと様々なリスクがあるためです。
空き家の管理不足が招くリスクは主に以下の4つです。
- 犯罪の場にされてしまう
- 老朽化が進行する
- 近隣を事故に巻き込む可能性がある
- 罰金や強制解体の対象になる
「空き家の管理は面倒だなぁ」と感じている方も多いと思いますが、この章をお読みいただけば、空き家を管理しないと、さらに面倒なことに巻き込まれる恐れがあることがお分かりいただけるはずです。
1つずつ解説しますので、ご確認ください。
犯罪の場にされてしまう
放置された空き家は、盗難や放火、不法投棄などの犯罪に巻き込まれる危険性があります。
人が住んでいないことが見ただけでわかるような状態で、犯罪者に目を付けられやすくなってしまうからです。
犯罪が起きやすい原因
- 庭木や雑草が伸び放題で見通しが悪い
- ポストに郵便物が溜まり人がいないことがわかる
- 窓や鍵が破損していても気づけない
など
老朽化が進行する
人の出入りがなくなった空き家は、換気や清掃がされないことで、急速に劣化が進んでしまいます。
空き家のように締め切られた室内には湿気がこもり、すぐにカビが繁殖して、掃除されずに溜まった埃をエサに害虫も増え、特に木造住宅では建物を腐らせる原因となります。
近隣を事故に巻き込む可能性がある
管理不足の空き家が原因で起きた事故は、空き家所有者が責任を負います。
たとえば、老朽化により剥がれ落ちた壁材が隣接する家屋にあたって破損させたり、通行人にあたって怪我を負わせた場合、その責任は空き家所有者にあります。
最悪の場合、死亡事故につながる危険性もあり、空き家所有者は1億円以上の損害賠償請求をされる恐れもあります。
空き家が倒壊した際に近隣住民から損害賠償請求されるリスクは、以下の記事でも詳しく解説しています。
罰金や強制解体の対象になる
空き家の管理不足によって近隣に害を与える危険性があると判断されると、罰金や解体の対象になってしまいます。
「空家等対策の推進に関する特別措置法」通称「空き家特措法」の制定によって、空き家所有者には空き家の適切な管理が義務付けられ、自治体は著しい危険性・有害性がある空き家を「特定空き家」に指定できるようになったからです。
特定空き家に指定されると、空き家所有者は自治体から適正管理に向けた「助言」「指導」「勧告」「命令」を受けます。
指導までに改善措置を行えば罰則はありませんが、勧告に至れば固定資産税が6倍になり、命令に反すると最大50万円の過料(罰金)を科されます。
命令にも従わない場合、自治体によって空き家を強制的に解体されます。
これを行政代執行と言い、かかった費用は空き家所有者の負担であるため、後日自治体から請求されます。
和歌山県湯浅町で空き家の解体作業が開始した。(令和4年(2022年)7月18日)
対象となった空き家は75歳女性が所有する木造2階建ての空き家3棟。
窓ガラスは割れ、瓦が落ちるなど老朽化が進行しており、倒壊の危険性から特定空き家へ指定。平成28年から空き家特措法に基づいて指導等を行っていた。
指導や命令等を続けてきたが改善が見られず、行政代執行による解体が決定した。解体費用は約1,100万円で、所有者に請求される。
行政代執行については、以下の記事でも詳しく解説しています。
やること膨大!空き家の自力管理でやるべき8つの作業
1章では、管理を業者に委託する、空き家管理代行サービスの紹介をしました。
しかし、空き家管理を自身で行いたいという方もいるでしょう。
そうした方に向け、この章では自力で空き家管理を行うための準備や実際に必要な作業についてお伝えします。
自力で空き家管理を行うために必要な作業は主に以下の8つです。
【屋外の作業】
- 近隣への挨拶
- 不法撤去されたゴミの処分
- 庭木の剪定と草刈り
- 浄化槽を清掃
- 塀やフェンスの点検
【屋内の作業】
- カビ・埃の除去
- 換気・通水
- 破損個所がないか確認
上記の作業が月1回程度必要となります。
実際に自力で管理をしてみて負担に感じた場合は、空き家管理代行サービスの利用を検討してみてもいいでしょう。
また、そもそもこれ以上費用や手間をかけて空き家を管理したくないと感じた場合は、専門の不動産買取業者に空き家を売却することをお勧めします(記事内の「空き家を専門の買取業者に売却すれば管理の手間から解放される」を参照)。
なお、以下の記事では空き家を所有することで生じるデメリットを解説しています。
併せて参考にしてください。
【服装・道具を一覧で紹介】空き家の自力管理に必要な準備
空き家の管理には適切な服装や必要な持ち物があります。
事前に確認し、当日足りないものがないよう準備しておきましょう。
【用意する服装や掃除用具】
服装 |
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掃除用具 |
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その他 |
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空き家の屋外管理で行うべき5つの作業
屋外が荒れていると近隣住民に迷惑をかけ、近隣トラブルや犯罪につながりやすくなるため、まずは屋外の作業から行いましょう。
空き家管理における屋外の作業は以下の5つとなります。
作業 | 作業内容 |
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近隣への挨拶 | 空き家管理を行う際は近隣住民へ声掛けを行いましょう。 |
不法投棄されたゴミの処分 | 庭などにゴミが落ちている場合は、処分しましょう。 |
庭木の剪定と草刈り | 庭木の枝が伸びて隣家の敷地を侵害しそうな場合は剪定しましょう。 また、雑草を除去し、雑草を生えにくくするため、防草シートを張るなどの対策をしましょう。 |
浄化槽を清掃 | 浄化槽の清掃や消毒剤の補充も半年に1回程度行いましょう。 |
塀やフェンスの点検 | 塀やフェンスを点検し、破損があれば修繕しましょう。 |
空き家管理に訪れた際は、近隣住民へ挨拶をしておきましょう。
近隣住民にとっては、しっかり管理してくれているのだという安心材料になりますし、挨拶することで、「ここを直して欲しい」といった空き家に関する要望を近隣住民からもらえる可能性もあります。
空き家は人目がないため、ゴミを不法投棄されやすくなります。
ゴミを放置すると、さらなるゴミの不法投棄を招き、悪臭により近隣トラブルに発展する恐れがあるため、必ず撤去しましょう。
浄化槽も放置すると、ゴミ同様、悪臭により近隣住民に迷惑をかけるため、半年に一度は清掃しましょう
自力で清掃できない場合は、業者に依頼することになります。
依頼費用は1万円~2万円です。
庭木の枝をそのままにすると隣家の敷地に侵入し、迷惑をかける恐れがあるため、伸びすぎていたら定期的に選定しましょう。
雑草も放置すると害虫などが発生し、近隣トラブルの元となるためこまめに除去し、生えないようにする工夫も必要です。
塀やフェンスに破損がある場合も修繕が必要です。
塀やフェンスの破損を放置すると破損個所から第三者に敷地に侵入され、犯罪などに空き家を利用されるリスクがあります。
屋外は近隣住民の目につきやすい箇所であるため、「近隣住民の迷惑にならないか」と「防犯」を考えて管理を行うことが大切です。
空き家の室内管理で行うべき3つの作業
屋外の作業が終わったら、屋内の管理作業を行います。
空き家管理における屋外の作業は以下の3つです。
作業 | 作業内容 |
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カビ・埃の除去 | 掃除機、ほうき、雑巾などで埃や汚れを取り除きます |
換気・通水 | 全ての扉・窓を開け、約1時間換気しましょう。 同時に蛇口から水を流し、通水を行いましょう。 |
破損個所がないか確認 | 柱や天井、床などに破損箇所がないか点検し、破損個所があれば早めに修繕しましょう。 |
空き家は人の出入りがないため埃が溜まりやすく、カビが発生しやすい環境です。
そのためまずは換気を行い、埃やカビを除去しましょう。
また、通水を行い、水道管の錆付きや封水(排水溝に溜まった水。下図参照)から悪臭が発生するのを防ぎます。
空き家の破損個所を放置すると、そこから老朽化が急速に進み、最悪倒壊する恐れもあります。
そのため、破損個所をチェックし、こまめに修繕しましょう。
修繕費用は修繕箇所や規模によって異なりますが、たとえば、6畳程度のフローリングを張り替える場合、6万円~15万円ほどかかります。
空き家の屋内管理は「空き家を安全に維持管理する」ことに主眼をおいて行うようにしましょう。
空き家を専門の買取業者に売却すれば管理の手間から解放される
ここまで空き家管理について、空き家管理代行サービスを利用する方法と、自力で管理する方法を紹介してきました。
しかし、空き家管理代行サービスは月々費用がかかり、破損個所などが見つかれば自身で費用を払って修繕しなくてはなりません。
自力での管理も手間と費用がかかります。
そこで、空き家管理に手間や費用をかけたくない方や、空き家管理から解放されたい方にお勧めしたいのが、空き家を空き家専門の不動産買取業者に売却することです。
空き家を売却してしまえば、管理の手間や費用がかかることもなくなり、売却金としてまとまった現金も手にできます。
不動産の売却方法には「仲介」「買取」の2種類がありますが、空き家の売却は「買取」をおすすめします。
なぜなら仲介は仲介業者が居住目的である個人を買主として探すため、老朽化が進んでいることが多い空き家は売れ残る可能性が高いためです。
一方、専門の買取業者は空き家を運用・再販して利益を生み出すノウハウを持っているため、空き家でもあっても問題なく買い取れます。
そこでこの章では空き家を所有し続ける経済的負担をお伝えしたあとに、買取で売却するメリットを解説します。
なお、仲介と買取の違いは以下の記事で詳しく解説しています。
空き家は所有しているだけで年間総額数十万円もの税金や管理費がかかる
空き家所有、管理し続けるには手間だけでなく、年間数十万円もの経済的負担もかかります。
この金額は所有する空き家の場所や構造、広さ、管理方法等によって変化しますが、活用するあてがない空き家にこれだけの費用を払うのであれば、売却してしまった方が賢明です。
【空き家の所有にかかる費用内訳】
内容 | 目安金額 | 備考 |
---|---|---|
固定資産税 | 年間数万円~ | 空き家を使っていなくても、毎年必ず支払わなければならない。 |
水道料金 電気料金 |
年間数万円~ | 解約しなければ、最低でも基本料金はかかる。 |
交通費 | 年間数千円~数万円 | 自分で管理する場合には、毎月交通費が発生。
(例)東京~山梨の場合 |
委託費 | 年間数千円 ~10万円超え |
空き家管理代行サービスに委託する場合には、毎月委託費が発生。 |
空き家を買取で売却する4つのメリット
空き家を買取で売却するメリットは以下の4つです。
- 空き家の管理から解放される
- 売却に際して契約不適合責任が免責される
- 空き家をスピーディーに現金化できる
- 売却費用がかからない
それぞれ解説します。
空き家の管理から解放される
所有する空き家および敷地をすべて売却するため、管理の一切が不要です。
管理作業のためにかかっていた交通費やその他費用も全ていらなくなり、その分の時間やお金を有効に使えます。
売却に際して契約不適合責任が免責される
契約不適合責任が免責(責任を問われないこと)されるため、所有者は一切の責任を負いません。
売却した空き家に、契約内容には記載のない欠陥があった場合、売主が責任を負うこと。
買取業者は空き家購入後にリフォームを行うことが前提で、契約時に契約不適合責任のすべてを免責とすることが一般的だからです。
そのため、老朽化が進んだ空き家でも所有者は安心して売却できます。
なお、契約不適合責任については以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
空き家をスピーディーに現金化できる
買取での売却は、契約が成立すればすぐに売却が可能です。
仲介での売却とは異なり、買主候補を探す時間が不要だからです。
空き家所有者からの連絡を受け、買取業者が査定価格を提示し、合意があれば即売却できます。
売却費用がかからない
売却するための費用は不要です。
また、仲介業者への売却と異なり、仲介手数料{(売買価格×3%)+6万円+消費税}も発生しません。
売却価格から3,000万円が控除される制度がある
「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除の特例」通称「空き家特例」という制度があります。
この制度は、売却された空き家が一定の条件を満たし、期限までに所有者が手続きと確定申告を行うことで、空き家の売却で得た所得(譲渡所得)から3,000万円が控除されます。
通常不動産を売却した際には譲渡所得税がかかりますが、この制度を活用することで譲渡所得税が0円になることもあります。
相続した空き家を売却したい方にはとても魅力的な制度ですが、厳しい条件があります。
空き家特例については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
弊社Albalinkの空き家の買取事例
空き家を買取で売却するメリットをお伝えしたところで、実際に弊社Albalinkの空き家買取事例を紹介します。
弊社Albalinkは訳アリ物件専門の買取業者として、他社では断られるような空き家も数多く買い取っています。
たとえば下記のように「20年以上放置されて老朽化が進んだ空き家」や「不用品で室内があふれてしまっている空き家」を買い取った実績もあります。
【20年以上放置された空き家の買取事例】 【不用品で室内があふれてしまっている空き家の買取事例】
引用元:Albalinkの空き家買取事例
20年以上放置された空き家については780万円で買取らせていただき、所有者には「雨漏りもするような家だったが、思ったより高い金額で買い取ってもらえた」と、金額についても満足していただけました。
また、不用品で室内が溢れてしまっている空き家の所有者は、他の不動産業者から「不用品の回収だけで100万円近くかかる」と言われ、途方に暮れていたそうです。
それだけに「(弊社に)そのまま買い取ってもらえてとても助かりました」と言っていただけました。
上記の方々だけでなく、弊社に買取依頼をしていただいたお客様からは「肩の荷が下りた」「色々不安だったがスムーズに売却できた」といった感謝の言葉を多数いただいております(下記Google口コミ参照)。
また、弊社はお客様からの評価が高いだけでなく、不動産買取業者として上場を果たしおり、社会的信用も得ています。
信頼できる買取業者に安心して空き家を売却したい方はぜひ一度弊社の無料買取査定をご利用ください(査定依頼をしたからといって、無理な営業などは行いませんのでご安心ください)。
>>【放置した空き家でも高額売却!】無料で買取査定を依頼する
まとめ
今回は空き家を所有するための管理の必要性と、その内容について紹介しました。
空き家管理の方法としては、空き家管理代行サービスを利用して管理を業者に委託する方法と、自力で管理する方法の2つがあります。
ただし、空き家管理代行サービスを利用して、業者にしっかり管理してもらおうとすると、月々1万円近い費用負担となります。
自力での管理も現地まで行く交通費や管理作業の手間や時間がかかります。
業者を利用しても、自力で管理しても、空き家は所有しているだけで、維持管理と固定資産税で10万円以上の費用がかります。
そのため、活用するあてがないのであれば、管理するより、売却してしまうのが賢明です。
老朽化が進んでいることが多い空き家は、仲介で一般の個人に売却しようとしてもなかなか売れませんが、専門の買取業者に依頼すればスムーズに売却できます。
専門の買取業者は空き家を運用・再販して利益を生み出すノウハウを持っているためです。
弊社Albalinkも空き家買取に強い専門の買取業者として、空き家買取を積極的に行っております。
空き家を手放し、空き家管理から解放されたい方は、ぜひ一度弊社の無料買取査定をご利用ください(査定依頼をしたからといって、無理な営業などは行いませんのでご安心ください)。