孤独死物件は買取してもらえない!?事故物件の売却方法をプロが紹介

事故物件

「孤独死があった物件を所有しているが、使い道がなく困っている」
「孤独死物件を早く売却できる方法ってないの」

過去に孤独死があった物件を相続したものの、使い道がなく困っているというケースは多いでしょう。

特に、公共交通機関が乏しい田舎の実家で孤独死があった場合、賃貸や売却もできず所有するだけで維持管理費がかかり続けるので、早めに処分したいと思います。

しかし、孤独死があった家は事故物件として告知義務があることや、心理的瑕疵により一般消費者には敬遠される傾向があるため、賃貸物件としての運営や売却自体は難しいのが現実です。

では、このような孤独死があった物件を処分するには、どのような方法があるのでしょうか?

本記事では、以下の内容について解説します。

本記事をお読みいただくことで、孤独死が起きた物件でも問題なく売却できるようになります。

結論から申し上げますと、孤独死があった事故物件は、専門の買取業者への売却がおすすめです。

なぜなら、買取業者は孤独死があった物件でも気にすることなく、現金決済で迅速な買取ができるからです。

さらに、引き渡し後の契約不適合責任も免責とするので、安心して売却を進められます。

株式会社アルバリンクも、孤独死等があった事故物件を専門で買い取りできる不動産業者です。

弊社アルバリンクでは、買取した不動産を専門家との連携により迅速に商品化できるスキームや投資家等への独自販路の確立により、他社よりも高値買取りできる可能性があります。

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孤独死物件の売却方法は2種類ある

孤独死物件の売却方法には、「仲介」と「買取」があります。

仲介
不動産仲介会社が売主と買主の間に入り、売買を進めていく方法。
買主は一般消費者から探す必要があり、インターネット等の広告で集客を行う。
買取
不動産業者が買主となり、売買を進めていく方法。
買取業者さえ決まれば売買は迅速に進めることができ、現金決済が一般的。

仲介と買取の違い

仲介か買取かは、孤独死が起きた物件が事故物件に該当するかがポイントです。
本章では以下の内容について、解説します。

仲介と買取の違いについてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

仲介と買取の違いをサクッと理解しよう!【どちらが最適か教えます】
売れない訳あり不動産の活用方法なら

まずは孤独死物件が事故物件に該当するかを確認

孤独死物件を売却する前には、事故物件に該当するかを確認する必要があります。

「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン」によると、孤独死については特殊清掃を行ったときに心理的瑕疵が大きいとされ、事故物件に該当するとされています。

参照元:宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン【国土交通省】

特殊清掃
腐敗した遺体の体液や血液、臭いがしみ付いた室内を元通りの状態に戻す清掃作業のこと。
一般的なハウスクリーニング会社ではなく、特殊清掃を行う専門業者が作業を行う。

遺体が腐敗するまでの時間

孤独死で特殊清掃が必要となるケースは、遺体が腐敗するまでの状況により大きく変わります。

例えば、気温や湿度が高い夏場では死後1日~2日、気温や湿度が低い冬場では死後2週間程度とされています。

しかし、冬場でも室内の暖房が付いたまま、もしくは直射日光があたる場所で亡くなっていた場合には、腐敗が早く進むケースもあるので諸条件により実際は異なります。

なお、孤独死が起きたとしても直ぐに発見できた場合や腐敗が進んでいなかった場合は、特殊清掃が必要でないケースであるため、事故物件に該当しないとされています。

よって、孤独死が起きたとしても、特殊清掃の有無で売却方法が変わることをまずは理解しておきましょう。

孤独死で事故物件となる基準についてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

孤独死は事故物件にならない!?告知義務や基準を徹底解説!
孤独死が起きた家が事故物件に該当する基準や告知義務の概要、売却方法について解説します。この記事を読むと、孤独死が発生した家でもトラブルなく、かつスピーディーに売却できるようになります。

事故物件売却時には告知義務が課せられる点に注意

事故物件売却時には、告知義務が課せられる点について注意しましょう。

告知義務
不動産売買契約時に売主から買主に対して伝えておく事項。
事故物件などの心理的瑕疵、雨漏り・耐震強度不足などの物理的瑕疵など、買主の意思決定に影響する事項などが告知義務の対象となる。

参照元:宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン【国土交通省】

告知義務

今回の場合、買主に「過去に本物件では室内の○○で孤独死があった」という事実を売買契約する前に伝えなければなりません。

孤独死があった物件など事故物件の売買では、都度告知義務が必要です。
仮に、孤独死があった建物を取り壊し新たな建物を建てたとしても、「過去に孤独死があった土地」という告知義務が残り続けるので注意しましょう。

なお、告知義務に違反すると契約不適合責任を買主より追及されるリスクがあります。
告知義務に違反した場合のペナルティー

例えば、事故物件であることを隠して売買契約したものの、後にニュースや新聞、事故物件サイトなどの情報源により事実が発覚すると、買主より契約不適合責任を追及されてしまいます。

契約不適合責任
売買契約前に買主が思ったとおりの物件でなかった場合に、売主に異議申し立てができる権利。
買主には、損害賠償請求権、契約解除権、追完請求権、代金減額請求権が認められている。

契約不適合責任とは契約不適合責任となると、裁判等により多くの時間を割かれることや多額の損害賠償請求を受ける可能性があります。

情報が多く錯綜する世の中であり、いつどこにどのような情報が公開されているかわからない社会にもなっているので、後々のリスクを考えれば告知義務はしっかりと行使しておくことが得策です。

事故物件の告知義務についてくわしく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。

事故物件の告知義務はどうする?内容や期間を解説!確実な売却方法も紹介!
事故物件の告知義務の時効は「賃貸契約:原則約3年」「売買契約:時効なし」と定められています。本記事では、事故物件の告知義務に関する概要・事故物件の告知義務に関する売買・賃貸の3つの判例・事故物件を確実に売却する方法について解説します。

事故物件に該当しない孤独死物件は仲介で売却

事故物件に該当しない孤独死物件は、仲介で売却できます。

仲介は、相場に近い金額で売却できることが最大のメリットです。
なお、仲介を介して事故物件を売却する流れは、以下のとおりです。

  • ①仲介業者を探す
  • ②仲介業者が買主を探す
  • ③買主が現れたら売買条件の交渉をする
  • ④双方が査定額に納得すれば売買が成立

仲介を介して事故物件を売却する流れ

事故物件でなければ、どこの不動産業者でも原則仲介を行ってもらえるので、物件の査定は複数社(3社程度)に出すようにしましょう。
複数の不動産会社に査定を依頼する複数の不動産業者に出すことで、査定額や売却活動時のサービス内容、担当者の力量や売却を任せられるか(信頼度)などを比較できます。

一方で、仲介での売却で注意するポイントは以下のとおりです。

・売却に時間がかかり、いつ売れるかわからない
・孤独死があった事実を伝えることで、物件自体に嫌悪感を持たれるケースが多い
・立地が悪ければ売れない可能性もある

仲介では、一般消費者から買主を探す必要があるため、物件引き渡しまでの一連の手続きが全て完了するには、最短2か月~3か月程度、物件の立地や建物の状態などによっては半年以上かかるケースがあります。

また、事故物件に該当しない孤独死であったものの、のちのトラブルを防止するために孤独死があった事実は伝えておいたほうが良いでしょう。

そのため、室内で人が亡くなっている事実を知らされることで嫌悪感を抱く人は多く、仲介で売却を試みても売買自体が進みずらい傾向があります(告知義務違反ではないのですが、契約不適合責任を追及されるおそれがある)。

最後は、仲介では立地が悪いもしくは築年数が古いものは、そもそも売却がしにくく売れない可能性があります

その理由は、中古不動産を検討する人の多くは、最寄り駅徒歩圏若しくは築浅物件を求めているからです。

例えば、弊社が行った「【家を購入する際に優先したことと妥協したこと】経験者493人アンケート調査」 によると、全体の約66%は立地を重視しています。

参照元:【家を購入する際に優先したことと妥協したこと】経験者493人アンケート調査「アルバリンク」

さらに、「【不動産を購入するなら築年数は何年までがベストか】男女100人アンケート調査 」によると、63%の人が築10年以内の物件を希望しています。

参照元:【不動産を購入するなら築年数は何年までがベストか】男女100人アンケート調査「アルバリンク」

このように、事故物件には該当しない不動産を仲介で売却することには、多くの注意すべきポイントがあります。

事故物件に該当する孤独死物件は買取で売却

事故物件に該当する孤独死物件は、買取での売却が良いでしょう。

なぜなら、買取であれば専門の不動産業者が買主となり、孤独死があったという心理的瑕疵に関係なく売買を進められるからです。

心理的瑕疵
不動産の設備や性能自体に問題はないが、居住者に心理的なストレスを与える欠陥があること。
孤独死の他にも事故死や殺人事件なども心理的瑕疵に該当するケースが多い。

心理的瑕疵

また、仲介のように「売れない不安」がないことや、どんな立地や建物の状態でも売却可能、引き渡し後の契約不適合責任が免責となる点も、買取利用のメリットと言えるでしょう。

不動産買取業者なら売却できる

買取のメリットについてくわしくは、次章でご紹介します。

なお、株式会社アルバリンクも孤独死があった物件など事故物件を専門で買い取りできる不動産業者です。

弊社アルバリンクの最大の特徴は、他社よりも高く買い取りできる可能性があることになります。

なぜなら、弊社では孤独死が起きた事故物件を各専門家との連携で迅速に商品化し、投資家などへの独自販路も確立しているため、積極的な買取ができるからです。

専門の買取業者は各専門家と連携がある

実際、これまでご利用いただいたお客様よりお喜びの声を多数いただいています。

参照元:お客様の声【アルバリンク】

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事故物件を告知義務を守りながら高く売却できるコツについてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

事故物件が売れないのは方法を間違っている!高く売却するコツを解説
事故物件が売れないのは売却方法を間違えているからです。事故物件の条件から適切な売却方法を選び、少しでも高く早く売却しましょう。この記事では事故物件の売却方法から告知義務や違反した場合どうなるか。高く売るコツなどをお伝えします。

孤独死物件は事故物件専門の買取業者に売却したほうがよい5つの理由

本章では、孤独死が起きた物件は買取業者に売却したほうがよい5つの理由をご紹介します。

そのままの状態で買い取ってくれる

孤独死があった事故物件をそのままの状態で買取してくれるからです。

買取では、特殊清掃やリフォームなどは必要なく、余計な費用負担を抑えられるメリットがあります。
買取業者への売却は費用負担がほぼゼロ

仲介手数料以外は、売却成立前に必要な費用であるため、そもそも手持ち資金でリフォーム費用等を用意できなければ、買取を選ばざる得ないというケースもあるでしょう。

また、室内に家具や日用品など故人が遺した遺品についても、予め処分する必要もありません。
よって、孤独死が起きてしまっても売却前に何もすることなく、物件を引き渡せます。

なお、事故物件の適切な対処法についてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

孤独死物件に特殊清掃は本当に必要?事故物件の最適な対処法教えます
孤独死が発生した物件は専門の特殊清掃業者に相談しよう 孤独死をした方の遺体は、死後1時間が経つと腐り始めるといわれています。すると腐敗ガスが発生して遺体が膨張し、やがて目や鼻、口、破れた皮膚などから腐敗臭とともに体液・血液が漏れ出...

契約不適合責任を免責にしてくれる

買取であれば、契約不適合責任が免責となるからです。

契約不適合責任が免責であれば、引き渡し後に新たな瑕疵が見つかったとしても責任を追及されることはなく、安心して引き渡しができます。

買取は専門業者への売却となるので、仲介のように告知義務はなく買取業者さえ決まれば売却が進むので、資金の流れについて予定が組みやすいというメリットもあるでしょう。

なお、契約不適合責任についてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

不動産売買における契約不適合責任の教科書【弁護士監修の保存版】
契約不適合責任の要点をわかりやすく解説 契約不適合責任とは、売買取引の場面で、「契約の内容と目的物の数量や品質が適合しない時、売主に課せられる責任」を指します。 平たく言えば、引き渡したものが契約内容と異なる(契約不適合)と...

すぐに売却できる

買取は、直ぐに売却できます。

なぜなら、買取は仲介のように一般消費者から買主を探すことはなく、不動産業者が買主となり現金決済で売買を進めていくからです。
仲介と買取の売却スピードの違い

買取では、買取業者を選定し提示された査定額に納得できれば、直ぐに売買契約を締結できるので最短1週間程度で現金化できます。

よって、相続税対策など不動産の現金化を急ぐ場合には、買取を選ぶほうが良いでしょう。

仲介手数料がかからない

買取は、仲介手数料はかかりません。

なぜなら、買取では不動産業者が買主となり売買を進めていくので、取引を仲介する業者がいないからです。

仲介手数料
売主と買主の間に入り仲介業務を行った不動産業者が、売買成立時にもらう成功報酬。
400万円以上の成約価格で「成約価格×3%+6万円+消費税」を上限に設定できる。

仲介手数料とは

不動産売却時に負担する諸費用のなかで最も負担が大きいのが、仲介手数料です。

仲介手数料の負担がないことで、諸費用の負担を大幅に抑えられる効果があります。

一般的な買取業者よりも高値で買い取ってもらえる

専門の買取業者は、一般的な買取業者より高値で買い取ってもらえます。

なぜなら、専門の買取業者は、買取した事故物件を商品化して再販できる高いノウハウがあり、積極的な買取を行えるからです。
一般の買取業者・専門の買取業者の違い一般の買取業者は、そのままでも住めるような居住用物件が得意ですが、事故物件の取扱いは不慣れです。

しかし、専門の買取業者は、事故物件などの一般には流通しにくい不動産の取扱いが得意で、買取した不動産を各専門家との連携で迅速に商品化と再販できる体制を整えています。

よって、専門の買取業者は、事故物件でも問題なく取扱うことができ、迅速な商品化が行えるので高値買取が可能となっています。

事故物件の売却方法についてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

不動産売買における契約不適合責任の教科書【弁護士監修の保存版】
契約不適合責任の要点をわかりやすく解説 契約不適合責任とは、売買取引の場面で、「契約の内容と目的物の数量や品質が適合しない時、売主に課せられる責任」を指します。 平たく言えば、引き渡したものが契約内容と異なる(契約不適合)と...

孤独死物件の買取相場

本章では、孤独死物件の買取相場をご紹介していきましょう。

孤独死が起きた物件の買取相場は、周辺相場価格の20%~30%程度安くなることが一般的です。

なぜなら、買取業者は相場価格との差額分で、孤独死があった物件の特殊清掃やリフォーム費用、残置物の撤去費用を捻出するなど、商品化をする目的の資金を確保するためとなります。

なお、孤独死があった物件の買取価格は、物件の立地や築年数などによる相対的な評価が買取業者毎に異なるため、複数社に買取査定を出すことがおすすめです。

株式会社アルバリンクも孤独死があった事故物件などを専門で買い取る不動産業者で、無料の買取査定を行っています。

弊社アルバリンクの特徴は、他の買取業者よりも高値買取できる可能性が高いことです。

なぜなら、弊社では買取した事故物件を各専門家との連携により迅速に商品化できるスキームと、投資家などへの独自販路を確立しているため、積極的な買取を行っているからとなります。

買取は、最も高値を付けた不動産業者に売却することがセオリーです。
まずは、弊社の無料査定をお試しいただき、他の買取業者との査定額をご比較ください。

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孤独死物件を売却せずに放置する5つのリスク

本章では、孤独死物件を売却せずに放置する5つのリスクをご紹介します。

資産価値が下がり続ける

孤独死物件を放置すると、資産価値が下がり続けます。

なぜなら、建物自体は毎年減価償却により実質的な価値が下がっていることと、築年数が古くなるごとに中古市場での人気が下がっていくからです。

時間の経過とともに資産価値が減少する

孤独死物件は放置せずに、建物を使用する予定がなければ早めに処分することがおすすめです。

維持費がかかる

孤独死物件を放置すると、維持費がかかり続けます。

維持費でかかる主な項目は、以下のとおりです。

・固定資産税、都市計画税
・水道など光熱費の基本料金
・火災保険の保険料
・建物の修繕費用

固定資産税や都市計画税は、不動産の所有で多額の費用負担となる一つです。

また、建物を放置すると外壁の風化や劣化が進みます。
適度に修繕を行わなければ、台風などの天災時に剥がれた外壁が近隣建物に被害を与える危険性があるため、修繕費用も多額の負担となるでしょう。

他にも、敷地内の雑草等の除去やポストの定期的な清掃、室内の通風などを空き家管理業者が行うと委託料もかかるため、孤独死物件の放置はリスクでしかありません。

空き家の維持費のついてくわしく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。

空き家の維持費はいくら?計算方法を解説
空き家の維持に必要な費用 空き家を維持していくのには下記の6つの費用がかかります。 固定資産税 空き家を使用していない場合でも、不動産の所有者は必ず固定資産税の納税義務があります。 固定資産税は、所有する不動産が...

特定空き家に指定される恐れがある

孤独死物件を売却せずに放置すると、特定空き家に指定される恐れがあります。

特定空き家に指定されることで、固定資産税等の軽減措置の対象外となります。

さらに、行政からの空き家の修繕や解体を命じられる可能性があり、所有者は命令に従い空き家を改善しなければなりません。

特定空き家
1年以上誰も住んでなく管理などがほとんどされていない空き家を自治体などが指定する制度。
空き家対策特別措置法により、放置すれば倒壊の危険性や衛生上有害なおそれがあるなどが主な要因。

参照元:管理不全空家等及び特定空家等に対する措置に関する適切な実施 を図るために必要な指針【国土交通省】

特定空き家の定義

なお、2023年12月に空き家対策特別措置法の一部が改正となり、「管理不完全空き家」が新設されました。

管理不完全空き家
特定空き家の予備軍的な制度で、指定されると固定資産税と都市計画税の軽減措置がなくなる。

参照元:管理不全空家等及び特定空家等に対する措置に関する適切な実施 を図るために必要な指針【国土交通省】

特定空き家と管理不全空き家について

特定空き家に指定される状態の一歩手前が、管理不完全空き家と言っても良いでしょう。

管理不完全空き家は、外壁や屋根の一部が落下する危険性や、敷地内に雑草が繁茂もしくはゴミが散乱・放置されているなどの状態で指定される可能性があります。

なお、管理不完全空き家に指定されたら直ぐに固定資産税や都市計画税の軽減措置がなくなるわけではありません。

自治体からの空き家改善に関する指導や助言を受けるも、改善が見られずに「勧告」となったときに軽減措置がなくなります。

よって、特定空き家に指定されていなくても管理不完全空き家に指定された時点で、空き家の放置をやめて早急な改善が必要です。

空き家の放置によるリスクについてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

空き家の放置には罰金や税金増額のリスクが!簡単に手放す方法も紹介
放置空き家が社会問題に!放置される理由とは? 現在日本では深刻な空き家問題を抱えており、空き家数および空き家率は年々上昇を続けています。 引用元:総務省|令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果 上記のグラフ...

隣人から損害賠償を請求される恐れがある

孤独死物件を売却せずに放置することで、隣人から損害賠償を請求される恐れがあります。

なぜなら、空き家を放置することで建物が著しく朽ち、台風などの天災で剥がれてしまった外壁が近隣建物に被害を与える可能性があるからです。

また、倒壊等が起きれば損害賠償金額は莫大なものとなるでしょう。
老朽化によって倒壊すると損害賠償請求の恐れ建物は人が住むことで適度な通風や清掃などの維持管理ができる他、外壁のひび割れなど異常があったときに速やかに気づき対策を施すことで修繕や補修を速やかに行えます。

しかし、放置することで適度な維持管理や修繕ができず、建物の劣化が進んでしまうリスクがあります。

また、損害賠償請求に発展するかはわかりませんが、放置された空き家があると街並みが悪くなり不動産価格の下落を招くおそれがあるなど、近隣住民に迷惑をかける可能性が大いにあります。

よって、孤独死があった物件を放置すると損害賠償請求されるリスク等があるため、早めに売却等で処分することがおすすめです。

なお、空き家を倒壊させないための対策やその他の空き家のリスクについてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

空き家倒壊の責任は所有者にあり!倒壊による損害賠償は億単位に及ぶケースも!
空き家が倒壊した責任は所有者が負います。空き家が倒壊し、人や建物に損害を与えた場合、損害賠償額は「億」を超える可能性もあります。記事では倒壊のリスクを避けるための空き家の管理方法や、売却方法について解説しています。

犯罪に利用される恐れがある

孤独死があった物件を放置すると、犯罪に利用されるおそれがあります。

なぜなら、人の目がつきにくく、不法占拠や放火など犯罪を行いやすい機会を与えてしまうからです。

空き家は犯罪に利用されやすい

犯罪に利用されないためには、適度に清掃などを行い人の出入りがあることを示しておくことが必要です。

なお、空き家所有のデメリットについてくわしく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

空き家所有の7つのデメリット!全て解決する最強の売却法を紹介!
活用しない空き家の所有は、メリットよりデメリットの方が圧倒的に大きいです。本記事では、空き家の増加による3つの社会的デメリット・空き家を放置する所有者の7つのデメリット・空き家を所有するデメリットの4つの解決策について解説します。

アルバリンクの事故物件買取実績

本章では、弊社アルバリンクの買取事例をご紹介します。

実際、弊社は下記のように「孤独死」「自殺」「溺死」など、さまざまな事故物件を全国から買取した実績があります。

引用元:事故物件の買取事例(Albalink)

上記の買取金額を見ていただけばわかる通り、弊社は事故物件であっても物件全体の価値を適切に評価し、適正価格で買い取っています。

実際、事故物件をはじめ、弊社に物件の買取依頼をしていただいたお客様からは「思った以上の高値で買い取ってもらえた」「もっと早く依頼すれば良かった」といった感謝の言葉を多数いただいております(下記Google口コミ参照)。

相馬桂子
相馬桂子
2023-09-29
担当してくれた方がとても優しく 迅速に処理していただけてるので助かっております
豊田直子
豊田直子
2023-09-04
役場から空家の適切な管理をお願いしますと通知が来ました。早くどうにかしないとご近所に迷惑がかかると思いネットでアルバリンクさんを検索し相談しました。担当の野間さんが丁寧な対応で「一緒に頑張りましょう」と言って頂き、心強かったです。買取りもスピーディで、本当に感謝しています。ありがとうございました。
山本建夫
山本建夫
2023-09-01
二十数年前に四国(松山市内)の実家を相続しましたが、今後とも活用の予定がなく、処分(売却)する方向で地元(松山市)の不動産業者を中心に処分の相談をしていましたが、立地条件等の関係から話がまとまらず、困っていました。 そんな折、たまたまテレビ(フジテレビ系列)でアルバリンクさんの「空き家処分について」の放映が目に留まりました。早速、相談させていただこうと電話で土地と建物の現状を説明したところ、担当の方(池澤さん)が非常に親切で丁寧にご対応くださり、おかげさまで売買契約の締結に至りました。アルバリンクさんのテレビ放映を見るまでは、もう処分は無理かと諦めていたこともありました。 アルバリンクさん(担当:池澤さん)に出会えて本当に良かったです。感謝しております。ありがとうございました。
木村敏子
木村敏子
2023-08-12
このたびは、アルバリンク担当安藤様に大変お世話になりました。父の相続手続きで、一番ネックだったのが、10年近く空き家状態になっていた実家の処遇でした。地元の不動産屋数件にも現地確認に来てもらいましたが買い取りを断られ続け、更地にしてはどうか?と提案されましたが、数百万かけて解体しても、再建築不可の土地のため、売れるはずがないと途方に暮れていました。 そんな時、たまたまネット検索で訳あり物件買取プロがヒットし、安藤さんと数回お電話させていただき、とても親しみやすい方で親身に話を聴いていただいたことを覚えています。しかも、ラインで実家の写真や不動産関係書類を送信するだけで、こういった取り引きが成立することに、まずは驚きました。先祖代々引き継がれた、父母とも過ごした思い出の家でしたが、再建築不可の場所でもアルバリンクさんのおかげで、所有権移転登記することができました。誠に感謝申し上げます。 今回、アルバリンク様のおかげで売却できたこと、お盆のお墓参りで先祖にも報告できましたし、自分自身の気持ちもスッキリ軽くなりました。本当にありがとうございました!!
ちゃむ
ちゃむ
2023-07-28
再建築不可(家の側の道は原付が通れる幅しかない)、残置物あり、長年動物を飼育していたため家屋のダメージあり…と地元の不動産会社数件には相手にもされなかった実家の物件を藁にもすがる思いでアルバリンク様に相談させて頂きました。きっと断られるんだろうなと思いましたが、担当の池澤様から前向きな返答を頂きビックリした事を覚えています。 私が体調面で不安を抱えていた事も考慮して下さり、なるべく身体に負担のないようにスムーズに進めて下さいました。 リフォームするとしても数百万かかるだろうし、同じく数百万かけて解体しても使い道がなく税金が跳ね上がるだけの負の遺産を手放せた時には長年の悩みが無くなり肩の荷が下りました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。御丁寧に対応して下さり本当にありがとうございました。
森の熊
森の熊
2023-07-21
不動産の悩みは、同業多くあれどAlbaLinkさんは外さない方がいいです。担当者さんが親身で丁寧、LINEでリアルタイムに写真付きでやり取り出来て話も早い。安心して取り引き出来ます、たいへん助かります。
おはゆうちゃん
おはゆうちゃん
2023-06-28
再建築不可&傾いた古い家の処分で困ってました。 地元の不動産では相手にもされず、固定資産税の関係で更地にもできず、草抜きや隣家との対応など高年齢が近い夫婦ではとても日頃の管理は重労働でした。 こちらに相談したところ快く買い取っていただき、肩の荷がおりました。本当にありがとうございました。 担当いただいた菊池様の心遣いに感謝しております。
ウーティスメチウス
ウーティスメチウス
2023-06-09
横浜在住です。築50年以上の中国地方の再建築不可戸建てを相続し、不動産買取業者に聞いても断られ、処分に困っていました。必死の思いでネットで見つけたアルバリンクさんに査定依頼したところ、すぐに米長さんからご連絡をいただき、親身に相談にのっていただきました。一週間後には売買契約書に署名捺印の運びとなりました。本当に助かりました。

また、弊社はお客様からの評価が高いだけでなく、不動産買取業者としては数少ない上場企業でもあり、社会的信用も得ています。

そのため、事故物件というデリケートな対応が求められる物件も、売主様のプライバシーを守りながら、速やかに高値で買い取らせていただきます。

信頼できる買取業者に安心して事故物件を売却したい方は、ぜひ弊社の無料買取査定をご利用ください。

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まとめ

本記事では、孤独死が起きた物件の売却方法や専門業者への買取がおすすめの理由、放置するリスクなどについて解説してきました。

孤独死が起き事故物件に該当するのであれば、売却方法は専門業者への買取がおすすめです。

また、仮に売却せずに放置することは、資産価値減少や維持費の負担、損害賠償を請求されるリスクが生じる可能性があるため、絶対に避けましょう。

事故物件でも買取を利用すれば問題なく売却できるので、利用予定がない事故物件は早めの売却がおすすめです。

なお、孤独死が起きたなど事故物件の売却は、専門の買取業者である株式会社アルバリンクがおすすめです。

なぜなら、弊社アルバリンクでは買取した事故物件の迅速な商品化と独自販路の確立により、積極的な買取を行っているからです。

そのため、他社よりも高値買取を実現できる可能性やお客様満足度が高いことが当社の特徴となります。

実際、弊社の買取サービスをご利用いただいたお客様にはお喜びの声を多数いただいていたり、事故物件を高く買い取る不動産業者としてフジテレビ「イット」など各メディアでも紹介されています。

イットで紹介されました

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監修者
株式会社AlbaLink代表取締役の河田憲二です。同社は空き家や事故物件などの売れにくい不動産の買取再販を行う不動産業者です。同社が運営しているサービスサイトである「訳あり物件買取プロ」の運営者も務めています。同社は東京証券取引所東京プロマーケット市場にも上場している不動産会社になります。

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